2006年11月14日(火)
忠誠心の著作権


 終わっちゃったんだなぁ……。




 しかしどうにもこうにも、感情をぶちまけすぎてしまっている気がしてます。「ジスイズアペン」「これはペンのようだね(おじさま口調)」、と言わんばかりのあるがままにありのままに(その比喩わかりにくい)。ごめんなさい。……普通はあんまり言わないことなんだろうなぁと思いつつも、それが今回の私のスタンスでした。今、思っていることを言葉にしようと。後で違うことを思ったとしても、今思っていることを。ただ私は感情より言葉が走っちゃう性質なので、それがちょっと時間をおくと全然違う言葉に変ってしまったり。それに自分でびっくりしたり、後でそれを再認識してしまったり。……いや、言葉が変るんじゃなくて、気持ちが変るから、言葉が変ってしまうように見えるのかもしれない。気持ちは、変っていくものだから。っていうのをやっぱり前に誰かに言った事があるな……(またしても自分に言葉がかえってきた)。


 気をとりなおして。


[星組千秋楽周辺メモ]

・美城のおじいちゃんのおイタに「シルバー・ハラスメント」という言葉が浮かびました。略して「シルハラ」。老人であることを逆手に取って詰問されたら「は?最近もうろくしてのー」と言い逃れます。関連して「しぃちゃんハラスメント」略して「しぃハラ」。「もう!しぃちゃんさんたらどこ触ってんですか!」「ごめんごめんぶつかっちゃった!あははは」と太陽の笑顔で何事もなかったように力づくで押し流してしまう(そしてさわやか過ぎてそれ以上責められない)という技です。つうかそれどっちも単なるセクハラです。

・楽近くはふありを一生懸命観ていました。もうすんごくやわらかい突き抜けたいい笑顔を見せてね……。ああ、幸せなんだなぁと思える笑顔でね……。楽日はショーの星娘ぐるぐるの場面でチョーカーに花つけているのを観てぐわっと来ました。どうしてああいうのにぐっときちゃうんだろう(退団するからだよ)。

・楽日の「恋する男はドンキホーテ」で、しぃちゃんがオレンジの、涼さんが黄色のバラを胸につけて出てきたんですね。あ、と思ったら案の定ふあひよに渡していた。そのバラをもらったふありはびっくりしてた。不意打ちだったのか、ついいつもと同じリアクション(しぃちゃんとちょっと絡むもすぐ突き放されて「もー!」って顔して「ま、仕方ないか」とすぐに気を取り直す)をしかけちゃって、花をもらってうれしいのにすごい微妙な顔になっちゃっててちょっと可愛かった、でもその後踊りながらバラに向かって微笑んだりして「うれしぃ」な感じで踊っててほんともう可愛かった可愛かった。

・そんなふありに組からの花を渡したしぃちゃん。渡した後に、何か耳元で囁いて、それにふありがぐっときて下向いちゃったんですね。しぃちゃんアンタ!何ゆったんだ!何ゆって泣かしてんだ!萌えた!(え?)

・カーテンコールの退団者挨拶で「トランクを引っ張っていきます」と言ったふありに皆かわいいーとリアクション。しかしその上をいったのはその後のひよりの挨拶、あの声で「しあわせです」に全員(舞台上も客席も)総崩れ、ああ、ひより可愛いな可愛いな。

・そんなひよりは前楽のくみちょさんの退団者紹介で物真似されてました。「私が元気ないとか、しんどいなーとか思っている朝に限ってひよりちゃんに会って『おはよーございまーす』(物真似)ときて……ああ、がんばらなくちゃな!(半分自棄顔)(笑)と思いました」と。

・くみちょのこういう紹介とはあいさつ文はいつもいいなぁと思っています。印象的だったのが、しのぶさんの紹介。前楽では、今まで何度も組んできて、一番最初にガッツリ組んだときは可愛い可愛い妹役で、そんな彼女が退団公演では私の愛人になってしまいました(笑)、私は幸せにできなかったので、どこかで必ず幸せになってほしい、と。そして楽では多くを語らず思わず涙ぐんでしまったくみちょ。すんごくあったかくなりました。
・さよならショーのソーランのゆかり君がすごい「ゆかリーゼント」だった(あれ、リーゼントって言うのかな?)。前楽よりも更に高く!な感じで。

・さよならショーのワタさんの「アン・ドゥ・トロワ」、ベルばらという括りがないせいか、そういう様式美とかじゃなくて、シンプルに白燕尾だったせいか、ものすごく突き刺さる歌い方だった。それがすごい印象に残っています。

・組カラーというものが(組というこだわりが)薄れてきた昨今、結局組カラーはトップさんのカラーになるんだなと思っていました。でも今の星組のカラーはワタさんと皆で作り上げたものだなぁと強く感じました。Acrossの時にも言ったのですが本当に湖月農場のおいしい野菜たち、というイメージです。ワタさんという太陽の光を浴びて、ワタさんという雨の恵みをうけて、ワタさんという大地の土壌に根をはった。そんな感じがしています(意味がわからない)。


[伝書鳩返し]

>最後の1ステージまで、きっと最高の“大真みらん”さんでいてくださるのだろうなと思いつつ、

 その通りに、最後の最後まで最高の「大真みらん」でした(断言か)(うん)。
 「未練でも後悔でもなく惜別の涙」あ、本当にそうだなと思いました。なんだか一緒に泣いてもらえたみたいで、どこか嬉しかったです。
 「なみだで洗われたまなこはきよらかでふかい」って相田みつを氏も言っていました(今日立ち読みしてみつけましたこの詩を)(買えよ)


>六実さんが「大丈夫じゃなくて」、あんしんしました。

 あ、そう言ってもらえてうれしいです。ひかないでいてもらえてうれしいです。ほんとに恥ずかしい限りなんですが、でもあれほんと紛れもない事実なので、そう受け止めてもらえてうれしいです(はにかみ)(そこはにかむとこちがうから)(笑)。本当に、私も胸はって「好きだった!」って言えますよ!そういうお見送りができたな、って思っています。








 やっぱりぽっかりとあいちゃった場所があるのをひしひしと感じています。
 でもそれはそれでいいや、うん。


 まったりやっていきますよ(そう言ってむっさんがまったりだったためしがない)(笑)(いつだってハイテンションだ)。



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