| 2006年06月07日(水) | ||
| あなたは本当に仕込み甲斐のない人ですね | ||
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あ、あやうく土日出勤になるところだった(ギリギリセーフ)(額に汗かきつつ)。 女装だと始まる前からモニョり、始まったら始まったで気まずくなったりしているのに、オカマだと素直に「かわいいっ!」って言えてしまうこの心理やいかに(いや単純に気まずくないからだろ?)。でも自分でも意外なほどにするするっと嚥下できましたOKAMA(嚥下て)(そして文字通り反芻するんだな?)(胃袋よっつ)。 と、言いつつも今日は椎バウ話です。 [帝国メモ:大野メソッド(正常系)なしぃちゃんの話] 先日言った「生徒さんからするするっと生物由来萌えを引き出す大野メソッド」。それが一番利いているのはしぃちゃんだなぁと思うのです(次点でユズ長)(え?)。だってあのしぃちゃんウチらが考えるしぃちゃんじゃん!まんまじゃん!でもその大野メソッドで引き出されたものは「まんましぃちゃん」でありながら「ちゃんとウィリアム」なんです。「しぃちゃん=ウィリアム」ではなくて「ウイリアム=大野メソッド(しぃちゃん)」です(わかりません)。「まんま」だけれど「まんま」じゃない。もっと言うと単純に「しぃちゃんの素の部分」が出ている訳じゃない(こういうのは今までも見れた)。あて書き、ともまた違う大野メソッドなんだと思います(伝わらない)。 ウィリアムは「ひとの傷が見えてしまう人ひと」なんだなぁと思いました。そしてその次に「その傷の痛みをあたかも自分の痛みとして一緒に感じてしまうひと」。エンマに次第に心惹かれてゆくウィリアムがそんな風に見えました。 「割れた鏡を今はただ抱きしめる」そんな歌詞があったかと思うのですが、ウィリアムはそんな傷をもったエンマ(割れた鏡)を修復しようとした。でも修復したときにその鏡に映るはずだったエンマの姿はなく、自分の姿だけが映っている。「そんな目をしないで」と言われた目をして映っている、約束するよ、もう「そんな目」はしないとってSSかよ!……そんな風に思えたんです。 一番キタのがエンマの死に際に「ケイティに一緒に会いにゆこう」と言う所。なんだかぐっときました。「一緒に」というところに、まるで子供をなだめるようにあやすように言うところに、死にそうなエンマを前する未来の約束は「だからがんばれ」という励ましではなく当たり前のようにこれからを約束しているように見えて、当たり前のように「一緒に会いにゆくんだよ」と言っているようで。上手くいえないんですが(いつもですが)、そんな風にあの切羽詰った場面で当たり前のような未来を言い聞かせるように言うウィリアムさんにすっごいぐっときたんです。……ごめん、こんなの私だけだわね。 まとまらないのはいつものことですが、ひとことでまとめると「しぃちゃんはわたしの!」です。 ほんと、素敵でした。 [帝国メモ:大野メソッド(例外)な涼紫央さんの話] 更に話を引っ張って「生徒さんからするするっと生物由来萌えを引き出す大野メソッド」(そろそろその言葉の意味が通じていないことに気づけ)。大野先生は今回どの登場人物からもそんな風に「生物由来萌え」を引き出しだと思うのですが、唯一、そのメソッドが通じなかったのが涼さんだと思っています。涼紫央さん(キャラクターのるつぼ(c)ちゃらさん)故に、生物由来萌えが引き出されたのではなくて、新たなテンプレートを与えられた、新たなキャラクターの登場と相成ったんだと思っています。 涼紫央さんのキャラクター性については、ラヴニールからぐるんぐるんと考えてそれなりに答えは出ているのですが、伝えられる言葉がみつかっていません。ただ何度も言っているように涼さんのキャラクター性はものすごく高い。自己演出(あるいは戦略)としての「キャラ立て」ではなくて、「キャラクターそのもの」というか。……ごめんなさい、やっぱり上手く言えないや。 わかりやすいたとえ話をすると、また大野作品が星組にくるとしたら、柚長はまた「ほんわか人妻キャラ(カワイイ男の子はいいわね)」になると思うのですが(でも作品同様それがマンネリにはならない気がする)、涼さんはまた新たなキャラクターを生み出すような気がします。ごめん全然わかりやすくない。 ところで今回、涼さんバウ初2番手、ですよね?この2番手の涼さんが非常によかったです。2番手という立場で自在に動き回っていた、というかすごい生き生きしていた。今回のキャラクター設定も大いに影響しているとは思うのですが、この「2番手の涼さん」が非常によかったのです(リピート)。実はこちらが思っているより「達者」なのかもしれない。なんか涼さんを初めて認識した頃(イーハトーヴ)に似た感覚。感覚なので誰にも伝わらない(笑) ジェローデルの時に「涼さんはタカラヅカスタァとしてセンターに立つこともできるけれど、誰かに従う侍るというのもすごく似合う」と言ったかと思うのですが、今回まさにそれが立証された気分です。とにかく「おいしい2番手」。で、そんな涼さんは(今回のキャラクターも手伝って)いつもに比べて非常に嚥下しやすかったんじゃないかと思います(だから嚥下て)。や、それこそ静脈注射なイキオイで涼紫央を常習している(ドラッグか)私が言うのもアレなんですが(笑)、ぶっちゃけ今回のでファンになる人多いと思うって思うのは贔屓目ですかそうですね(広げた風呂敷は早めにしまう)。 何にせよ、今回の役は涼さん的にターニングポイントになるんじゃないかな、と強く思いました。 で、ようやくニールの話に入るんですが(遅)、やばいちょう萌えるー。最近局所的に提唱してきた「受の涼さん」に近いものがあります。個人的には涼さんなのにガラっぱちなのが素敵だと思いました。いや、「偽者の貴族」だからいつも通り高い男ではあるんですが、その端々に見えるガラの悪さ(足をテーブルにかけることより猫背で退場していった時にときめいた)。そして垣間見える幼さと「ムッツリ」(そこに落とすか)やー、ニールくんかーわーいーいー(口角が筋肉痛になるぐらいのイキオイでニヤニヤ)(キモいから)。 ところで私は、ニールくんはミス・ハワードとくっついたんだと物語中盤まで思っていたんですね。だってやたら対で出ていたし。きっとウィリアムが35点と酷評された後日にたずねて行って「僕は、何点ですか?」って言いながら口説いたに違いない!て金平糖みっつぐらい作っていたのにすずひか!すーずーひーかー!(涼×彩愛)どうしよう、すごい新しい!(かけざん回路が最高周波数で稼働中)。生意気で偉そうで素直じゃないニールと大人で冷静ででもなかなか素直になれないシンシア、そんな風に見えました。お互いにぎゃんぎゃん言い合ってたかと思ったらいつのまにかいちゃいちゃしている、みたいな?きっとクリスが「ねえさんはあんな男でいいの?」と言えば「そうねぇ、でもなんとなく仕方ないし……」と言いつつもちょう満面の笑みな姉を見てクリスは閉口する、そんな感じで(中途半端にもらすな)。 そしてフェット・アンペリアル〜涼紫央のかけざん〜において(そんなサブタイトルじゃないから)忘れてはいけないのがしぃすずです。幕開けで軍服のしぃちゃんと燕尾の涼さんが踊るところ、その体格さにぐあんとキちゃいました。高級なシャム猫とセントバーナードって感じですよ。これも前から言っているんですが、しぃすずの相性は悪くないと思います。前には「太陽の輝きと貴金属の輝き」と並び称したのですが、今回気づいたのはこの二人、陽の部分で似ているんですよね。前向き、ポジティブ、笑顔。スカステレポートで二人がならんでしいちゃんがぐわーっと口開けて笑っているのと、涼さんがきゅーっと目を寄せて笑っているのを見たら、なんだかすごくほのぼのとしました。この二人は対極ではなくて似ているものなんだなぁと。もうちょっと言葉をつづってみると「しぃちゃんは細かいことは気にしない、涼さんはお金のことは気にしない」そういうキャラクター対比なんじゃないかと(笑)。 どんどん話がずれていますが、ニールくんが大好きな事が伝わればそれでいいです。つうか本当にいちいち萌えすぎて、何をどこから書けばいいのかわからないのだよ……(笑)。 とつぜんですがここでCM。 『週刊涼紫央 第一号はニールくん、初回価格290円、デアゴスティーニより好評発売中』 毎号毎号、涼さんのキャラクターをクローズアップします。や、涼さんのあのキャラクター大集合っぷりならできる!(笑)そしたら『週刊涼紫央 すずやつのすず編』はわたくしが責任を持って監修いたします。ウキウキと新居の間取りとか載せます。そしてこのシリーズには毎号おまけフィギュアがつくんです。そのキャラクターに関連するフィギュア(いっそ食玩)、落雁とか眼鏡とかルーペとか(この出典がすべてわかるひとがいたら偉い)。そして『週刊涼紫央 無宿者らっこ編』には「命のシケ」がついてきます(爆笑)。 っていう話を夕雫嬢としていました(バラすな)。 本日のまとめ 『萌えの総合商社、涼紫央』(微妙にネタが古い) |
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