2006年06月06日(火)
おやすみなさい、僕の「高価なひと」


 今日は今日で、頭の中を「瓶詰めピーナッツバターーー」が回っておりました(30セットぐらい)。ゆかり君掃除しまくり(30セットぐらい)。
 ところでそんなトニーを囲むスキップ大真・ウィリー綺華・シド百花・ジンジャー琴ってちょっと面白い組み合わせですよね?なんだグループ交際か?(笑)きっといつも四人でつるんでいるんでしょう。

 という訳でショートコントー。


 旅行にいったスキップウィリーシドジンジャー。楽しく遊んで宿に着いたらひと騒動。ウィリー(幹事)がとった部屋はツイン×2。「男女で半々に分かれればいいじゃないか」というウィリーに「何ゆってんのよ!半々じゃなくて3:1じゃない!」と怒るシド(えええ?)(ウィリー心の声)、「そうよその通りよ!」と同じく怒るジンジャー(ええええ?)(ウィリー心の声)。それにスキップは「いいの、あたしの事は気にしないで。あたしがウィリーと一緒の部屋になれば丸く収まるじゃない」。「いいのスキップ?」「うん、ぜんぜんへいきー」「何かあったらすぐに呼んでよね?」「もうー、ふたりとも心配しすぎよー、あたしウィリーのこと信じてるもん。でもふたりとも、アリガトね」ひしっと抱き合う三人(女ともだち)。唖然とするウィリーに「ちょっとウィリー!あんた手出すんじゃないわよ!」「ださねえよ!」
 さて、部屋に入ったらそれまではしゃいでいたスキップが急におとなしくなった。
「ねえ、ウィリー」
「なんだよ」
「ほんとうに、なにも、しないで、ね?」
「しねえよ!」
「じゃ、あっちむいてて」
「は?」
「着替えるから、見ちゃだめ」
 そろそろツッコみたいウィリー(つうかお前男だから!俺ら男同士だから!)だが、すっかりスキップのペースに巻き込まれる。仕方なく後ろを向くと、そこに鏡があって、着替えるスキップの姿が映った……やっぱり男だよなぁ、こいつ。でも、きれいな背中してんなぁ……その鏡に振り返って凍った顔のスキップが映った。いや、その見ていた訳じゃ……
「いやああああああ!」
 その声を合図にドアを蹴破るシドとそれを飛び越えて部屋に駆け込んできたジンジャー。
「スキップ!大丈夫?」
「何されたの?つうかあんたナニしたのよ!」
 ウィリーの胸ぐらをつかむシド。それをとめるスキップ。
「シド!乱暴はだめよ!うん、あたし、ちょっと驚いただけだから」
「って驚くようなことしたのアンター!」
「ウィリーさいてー!」
「もういいから!スキップ、あたしたちの部屋においで!」
「え、でも……」
「こんなけだもののそばに置いていけないわよ!」
 瞬く間に去ってゆく女子二人とOKAMA。ああ、そろそろツッコみたい、つうか叫びたい、つうか俺は悪くない、つうかあいつ
「オカマだから!!」


 そういう感じで。
 あと、やっぱりスキップはトニーのことが好きなんだな。でもどうしても口にできない。それをシドやスキップは知っていて、応援しつつもスキップがかわいいからわざとトニーに絡んで、スキップの反応を見てはからかうんだと思う。「あたしの部屋にとまらなーい?」と絡むシドを青くなったり赤くなったりして口をぱくぱくさせるスキップ、みたいな感じで。でもきっとシドもジンジャーもスキップを応援していると思う。でもスキップはその想いをなかなかトニーに伝えることができないでいる。見かねたウィリーが一緒に飲みながら聞くわけです。
「そんなに好きなら告白しろよ」(大意:見ているだけでウザい(当人も周囲の応援も)から)
「だって……あたしみたいなコ、トニーはきっと好きじゃないわ……」
 意気消沈なスキップ。
「だってあたし、でっかいし」
「(男だからな)」
「それに声だって低いし」
「(男だからな)」
「それに朝起きるとなんか顎がざらざらしてるし」
「(だから男だからってゆってるだろ!)」
「あたしみたいなコ、トニーが好きになる訳ないの……」
 でもそんな風に、普段は能天気なオカマの心に秘められた純情と過剰なまでの自信のなさに、にちょっと心動かされるウィリー。かわいそうだな、なぐさめてやりたいなと思ったウィリーの口をついた言葉は
「元気出せよ!俺はお前の事が好きだから!」
 言ってからはっとするウィリー。俺今何ゆった?でもそれを否定しないのは、その気持ちに偽りがないから。うん、ともだちとして俺はこいつを好きなんだ、いいやつだよ、オカマだけど。ちょっと照れるけれど、うん、そういうことだと思うウィリー。
 でもそんなウィリーにスキップは言います。
「あんたじゃ、イヤ」
「……俺だってお前なんかヤだかんな!」
 そんな感じでともだち以上こいびと未満な関係だといいと思います。


 まとまらないまま終了。
 自分だけが楽しければそれでいい(笑)。つうかおかまがかわいいからそれでいい(なにゆった?)。そういえば遠征中の宿で、先に観劇していた夕雫嬢にコパのプログラムを見せてもらった時に、(スキップのスチールを見て)「うわー、かわいい」って言ったらすごい勢いで笑われました、いっそ吹いてました……いいじゃんかよう!普段言わないんだから!(いや結構言っている)





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