2006年04月30日(日)
目もあわせずに触れられるだけで、それでも


 昼はACROSS、夜はラブニール
(今日は帝劇、明日は三越と同じ文脈で)(意味がわからない)









 あたまのなかがぱんぱーん!




[ラブニールメモ:総括というかもやもやしているもの]

 とりあえず「オール宝塚」(オール電化みたいだな)というコンセプトワークを入れたのは大正解だと思いました。DSはその人のいろんな魅力を見せるものだから、色んな場面がアトランダムでいいとは思うのですが、個人的には何かひとつでも一貫したコンセプトがあって欲しいなぁとよく思っていたので、今回の構成は大変によかったと思います。が、コンセプトが一貫している分、まったく隙のないDSでした。トークもきっちり仕込みというかほとんど小芝居だったので(笑)。ほんと息つく暇も無いような、す、涼さんちょっとタイム!と思うぐらいに盛りだくさんというかみっしりみっしり詰まっておりました。多分これって、視覚と聴覚と記憶とかを総動員させているからかもしれない(上手く言えない。後で上手く説明できたら説明します)。
 ただ、このコンセプトが通用するのは涼さんだからかもしれない。宝塚大好きッコの涼さんだからというか。 例えば「オール宝塚」な構成のDSって他に退団DSとかもあるのですが、あれはその人の「それまでのヒストリー」その人がやってきた事だから、「オール宝塚」な構成で通用するんじゃないのかなぁ。今回の涼さんみたいに、自分が出ていたものも出ていないものも含めて、それこそ自分が生まれていない時代の頃のも含めて「オール宝塚」で構成できた。それは涼さん自身が宝塚ファンであると同時に、涼さんが「タカラヅカスタァ」だからこそ成し得たんじゃないかな、と思いました。

 伝わらないですね。あれです、平たく言えば成分解析すると

 「涼紫央の100%はタカラヅカで出来ています。」

 そういう事です(もっと伝わらない)。



 で、こんな「意味がわからない」話ばかりじゃアレなので、2点だけ。

[ラブニールメモ:速報そのいち]

 ↑で言った「小芝居と見紛う仕込トーク」は以下の通りです。この仕込みトークは決して悪い意味で言っているのではありません。むしろそれでよかったと思います。正直、微妙なフリートークに手に汗握るよりは……(本音)
 ショーのタイトル「ラブニール」(将来)にちなんで「将来、宝塚にいる間に一度はやってみたいこと」。
(ちなみにここで涼さんが若いコたちにその話題をふったとき、順番に聞くんじゃなくて「はい、じゃあ最初に言いたいひとー!」みたいに聞いたんですね、……すっ涼先生だ!)

 如月蓮君→「空を飛びたいです!」一瞬それが普通に「空を飛びたい」という風に聞こえて「ええ?宝塚でやりたいことって涼先生(違)言ってたのに!如月蓮君ちゃんと話聞いて!つうか電波?(なんて事を)と焦ったのですが、ようはフライングをやりたいとの事。「ピーターパンみたいに!」でしゃらーんと効果音が入って空を飛ぶ真似(あ、これトークじゃなくて小芝居なんだと気付いた瞬間)。あと、「とよこさんがDSをやられる時には絶対にメンバーに入りたいと思っていました!(それがかないました)」みたいなこと言ったら、残りのメンバーも皆「わたしもー」「わたしもー」と……な、なんなんだ君ら!(笑)

 壱城あずさ君→「三歳から十五歳まで新体操をやっていたので、それを宝塚で生かしたいです」それに涼さんが即「じゃあやって」とマイクを取り上げる。壱城あずさ君、それにええ?となりつつも、新体操のすっごく高度そうな振りつけ(?)をやってくれました。なんか足を軸にして前傾してぐるっといつのまにか軸足が変ったかのように上体がぐるん、とするみたいな?(伝わらない)。本気ですごいと思いました。
 ところで壱城あずさ君、私今回初めて認識したのですが、彼いいですね。なんか幕開けからすっごいアピールしているコがいると思ったら彼でした。自己紹介でも「クサい男役を目指しています」と。いやー、あの意気込みはいい、いい星男になりそうだ。俄然注目です(かわいそう)。

 南風里名ちゃん→「娘役なので、お姫様抱っこをされたいです!」ひぃ!なんてドリームだ!それに涼さん「じゃあ、やってあげようか?」ひぃ!ややややっちゃってー!でもここで如月蓮君がちょっと待ったとばかりにストップをかけて「とよこさんにお姫様抱っこをされたいのはこの会場の皆さんですよ!ねぇ!」ひぃ!そして南風里名ちゃんは後で壱城さんに楽屋でやってもらいなさい、みたいに場をとりなしてました。おもしろいなキミら(笑)

 はにゃんさん→「死ぬ役がやりたいです、いつも看取るばかりなので」。しかもシチュエーションも決まっています、とBGMつきで小芝居が始まります「彼は、追われている身、私はその恋人」と涼さんに縋り「そこに彼を狙う殺し屋が」ここで壱城君が一歩前に出て拳銃を構える振りで殺し屋パートに変身(笑)「彼を狙う銃弾に、私は彼を庇って!」拳銃で涼さんを撃つ壱城君、それを庇って銃弾に倒れるはにゃんさん、それを腕に抱えてぱかーっと口開けて驚く涼さん「恋人の腕の中で死んでいく私……というのがやりたいです」……女優だはにゃんさん(笑)。


[ラブニールメモ:速報そのに]

 宝塚の歌の中に「涼ヒストリー」というのあって、それが「涼さんの初めてシリーズ」としての選曲だったんですね。マンハッタン不夜城(初めての宝塚の舞台)→パッション・ブルー(初めての星組配属)→ドリアン・グレイの肖像(初めての台詞)→エリザベート(初めての人間でない役)→ディーン(初めてのソロ、だっけ?)、ダル・レークの恋(初めての帝国劇場公演)……とここまでは順に涼さんとメンバーで歌いついでいって涼さんだけ退場、ここで「これまでの曲は実は初めてシリーズでした」とタネ明かしをし↑を説明してくれます。この間BGMは「イーハトーヴ・夢」、ああじゃあこの後に涼さんがまた出てきて「イーハトーヴ・夢」での初めてを説明して歌ってくれるのかなぁと思っていたのですが、
「そして「イーハトーヴ・夢」、藤原嘉藤治、初めてのメガネー!」
(ここで四人で黒ぶち丸メガネをかける)


 ええ?!
 しかもこの順番でいくと最後にきた「初めての」はプライスレスであるはず。って事は涼さんにとって初めてのメガネはプライスレスだったの?そんなに細かい萌えを持っていたの?つうか、プログラムに「イーハトーヴ・夢」ってあったから歌うと思って楽しみにしていたのに、結局ここはこのオチだけで歌ナシで涼さん次の曲に行ったよ!……すっごいおもしろかった。



 また後でちゃんと追って報告だそうと思います。でも本当にいろんな事でめいっぱいになってしまって、ほんとまだぽかーん(涼さんすげー)としてます。ほんとすごいあのひとすごい。あのひと、どこまで、すてきなの?(略してADSL)(だからLは?)(ラブニールのLですよ)(うまいむっさん座布団一枚)(自画自賛)


 ACROSSの話もまだまだしますよ。とりあえずGW中は明日一日だけが出勤日(せざるをえなくなった)なので、がちっと仕事決めてきてGW中にどちらもまだまだ語りたいと思います。


BACK  INDEX   NEXT