2004年05月20日(木)
「うー」とか「あー」とか


[カンフー名人TONO-CHANG]

 許可を得たので思いっきりイジります。詳しくは寺先輩んちの昨日の日記をどうぞ。


 カンフー名人TONO-CHANG、普段は中国人留学生「凛枷羅」と名乗り(でも実は青森人)(町の人は彼の訛りをダニエル・カールみたいなものだと思っている)、何故かお寺に居候。そのお寺の住職(notてる)は何故かカンフーの師匠。そしてTONO-CHANGの産みの親。「TONO-CHANGよ、この蝋燭の前で16回転してみせよ、但しこの炎を消してはならぬ」「無理ですお師匠様!」「黙れ、この修行を乗り越えなくては悪を倒すことは出来ないのだ!」かくして夜のお堂でひとり蝋燭を前に16回転するTONO-CHANG、何度回転しても炎は消えてしまう、疲労と睡魔に負けそうになりながら、消えた蝋燭に火を灯しては再び16回転するTONO-CHANG。「熱い!」思わず火を灯す時にやけどをするTONO-CHANG。それを陰でこっそり見ていた住職の娘が、そっと出てきてTONO-CHANGの手当てをし、黙って火を灯してくれた。そして回りつづけるTONO-CHANGの側で、何度も消える炎を何度もつけてくれる住職の娘、やがて空が白む頃、ついにTONO-CHANGは炎を消さずに16回転しきった!「やった!」と思わず住職の娘と抱き合うTONO-CHANG。「ご、ごめん!」、おやTONO-CHANGの頬が林檎のように真っ赤だ。ヒーローTONO-CHANGにちょっぴり甘酸っぱい恋の予感。
 町の人は中国人留学生・凛さんがTONO-CHANGとは知らない。いつもはほやんとしたおっとり美人がひとたびTONO-CHANGになるとスゴくて強い。こんなTONO-CHANGの秘密を知るのは住職親子と「TONO-CHANGすげー」とTONO-CHANGにまとわりつく少年。少年はいつも敵にさらわれ、そしてTONO-CHANGに助けてもらう。
 TONO-CHANGのパワーの源は実家から送られてくる林檎。TONO-CHANGがピンチになるとその少年がその林檎をポパイのほうれん草のように投げるのだ。それを受け取るTONO-CHANG、でも皮はちゃんと剥いてから食べるものだから、TONO-CHANGが皮を剥いている間、その少年が自慢の顎で敵を倒してくれるのだ(じゃあなんでさらわれるんだ?)。たまにTONO-CHANGが食べ終わった頃(元気2倍)に、敵が一掃されているが、少年は「やっぱりTONO-CHANGはすげーな!」と尊敬の眼差しで見つめるのだ。
 TONO-CHANGの敵の女首領はとても強くてとても怖い、何故か般若のお面をかぶっている。しかし苦戦のすえTONO-CHANGの16回転がその仮面を吹き飛ばした!「わたし、どうしたんだにゃ?」我に返る女首領。そう彼女は呪いの般若面を被らされて今まで操られていたのだ。その素顔は可憐な少女。じゃあ、本当の敵は誰?その時TONO-CHANGの背後に不審な陰が。ああ、そのわかりやすい前のめりなシルエットは!まさか君が!ここまでが第1クール。
 第2クールは、信じていた友が真の敵と知り、苦悩するヒーローTONO-CHANG。そのTONO-CHANG心配げに見守る住職の娘と、今はTONO-CHANGの味方となった女首領。この2人の少女の恋のさやあても見逃せないぞ!
 ついに苦悩を乗り越えて、単身敵地に乗り込むTONO-CHANG。いや元々戦っているのはTONO-CHANGだけだというつっこみはナシにしてくれ。
 オープニングはカメラに向かって踵落としをするTONO-CHANGのシルエット、真っ暗になる画面に「カンフー名人TONO-CHANG」のロゴ(キラーン)(効果音)。自転車で中華街を走るTONO-CHANG、その隣を走る少年(ちゃんと追いついている)、以下「TONO-CHANGの為にご飯(超大盛り)をよそう住職の娘」「お寺で座禅を組むTONO-CHANG(その顔も麗しい)」そして戦うTONO-CHANG満載のとってもカッコいいオープニングだ。
 エンディングはひとり夕暮れに林檎片手にたたずむTONO-CHANG(麗しい)、思うのは遥か彼方の故郷かそれとも密かに想うあの人か。


 これを星組86期で配役してください(いやもう配役バレバレだから)。
 以上、むっさんが今朝通勤中に考えた「カンフー名人TONO-CHANG」。むっさんホントにバカだ。でも本人はイキイキ漏らしているのでほうっておいてください。


[大真当番日誌]

 えー!じゃあやました先輩大真当番かわってくださーい!(日誌差し出し)(でもはっと気付いて引っ込める)(慌てて読み直す)(ダメ!こんなドリー夢満載の日誌人には見せられない)(何が書いてあるんだ)(ええもうここには書けないような色々)(つうかそれはもう日誌ではなく日記だから)。
 小芝居ウザい人は放っておいて、新公の話の続き。
 マリーにオットー男爵を紹介するギョームさん。そこのオットー男爵の「あなたは自立した画家です」の台詞の受け取り方が面白かったです。マリーと一緒にその意味を考えている風。そしてはっと気付いたように「画家マリー・ローランサンだ」という台詞に繋がっていったんですな。画家マリー・ローランサンの誕生を今まさに見届けた画商ポール・ギョーム。もしかしたら彼の中では彼女は「画家」では無かったのかもしれない。あるいは孤独にもがく彼女を何か別のものにしてあげたかったのかもしれない。

 もうちょっと引っ張ります。大真当番代わってくれる人は引き続き募集中です★



 馴れ合っててウザくてごめんなさい。いやいつも通りだけど。
 とりあえず凹まないようにするだけで精一杯。



[おまけ]

 ヤ、ヤツカがこんなところに(違)
 ええっとキャラメルボックスの小川江利子さんです。すごいビビッた。似てる。思わず昔のパンフレットひっくり返してみたんですが、正面からは余り似ていない。つうかこの笑い方はまさにヤツカだ(震)。
 でもヤツカを見て小川江利子さんを思い出さなかったのは、彼女が主要キャストにあがってきた頃にはもう私、キャラメルの舞台観なくなっていたからなんですな。『ヒトミ』は初演を見ているんですが全然思い出せない(素)。
 そんなこんなで劇団HPに行って来たんですが……え……『スキップ』キャラメルでやるのー?!
 


BACK  INDEX   NEXT