2004年04月04日(日)
女子力陥没、冥府魔道へ堕ちてゆけ


[今日の一枚]

 ィヨコハマで見つけました。まりえちゃんに買ってあげたい。


 この週末に友達の結婚式に行ってきました。
 いやー、新婦がかわいくてね。昔からかわいいとは思っていたけれどほんとかわいかった(そしてカワイイを連呼)(あきらかにあの会場で私が一番の男子だったよ……)。
 つうか私の女子力の話はもういいです(なんですかいきなり)。
 そもそも女子ぶるのが間違いなんだと気付きました。
 つうかそもそも「女子力」云々を語る時点でダメなんじゃないか?(うつむき)
 それは「男役の女装(つうか全員女子だし!)」と同じ違和感であるのかもしれないと思った次第です。


 終了。



 元の立ち位置に戻ります。
 さらにこの週末は花組さんマイ初日でした。


 さあ、むっさんのウザトークがはじまるよー!(持ちネタですか?)



[飛翔無限の話]

 あたしの大好きなはっぱちゃんがセンターで嬉しかったです(大好きだったのか)(うん)。
 ミエコ先生と轟先生の連れ舞に、うっかり「トドミエ」と掛け算したら止まらなくなりました(病気だから)。コンセプトは父親が身請けしてきた花魁に密かな慕情を抱くその息子です(ドカン)。でも父親の再婚相手ではなく妾だから、義理の母子の関係はない。けれども同じ屋根の下で暮らす二人。でも決してミエコ先生は轟先生に応えることはない、そんな月日を経て互いに歳をとってから踊る連れ舞という風に見えました(つうか捏造!)。なんというかミエコ先生の舞は色っぽく艶やかでたおやかなんですが、セクシャルな面ではものすごく閉じているなぁとぼんやりと感じたので(さっぱりです)。


[天使の季節の話:総論]

 花組担のオトモダチから「むっさんだったら怒ると思う」と言われ、スカイステージの映像を見て、更にこの辺りの感想を拾って集めるにつれ、「靴投げたくなったらどうしよう(むっさん的最低級の舞台評価)(どんなだ)」と思ってけっこう怯えていったんですが、割と大丈夫でした。覚悟を決めて言ったから良かったのか(笑)。思ったより見れたというか。
 ただね、正直言ってあれお芝居じゃないです。エチュード?
 聞くところによるとその昔やった「恋騒ぎ」のリメイク版(とは言ってないけれどね)で、「恋騒ぎ」は30分ぐらいのコメディとして割といい小品だったとか。それを今回は一時間枠にひろげた訳ですが、広げて空いた部分を脚本・演出が全く補っていないと思いました。すべて出演者に投げてしまっている、任せっきり。それを一生懸命出演者が埋めに言っている感じが見ていて苦しい。アドリブは入れすぎているんじゃないと思います。アドリブ入れないと埋らないんですよ、時間的にも展開的にも。ちなみにここで言うアドリブは単に笑いを取るためのギャグとしてのアドリブとはちょっと違う。数々の寒いギャグだけじゃなくて、出演者のちょっとした動きとか台詞とかがものすごくアドリブ的。
 通常アドリブって、戻る主筋があって初めてアドリブとして成り立つと思うんですが、アドリブが主筋というか、アドリブを駆使しないと主筋にたどり着けない。行って戻るんじゃなくて、次の主筋に繋ぐためのアドリブなんじゃないかなぁと。これ日によってものすごく作品の出来不出来が違いますよね?それぐらいアドリブに頼り切った、アドリブを組み込んでしまっている舞台なんだと。
 例えるならば、ある芝居で出演者が台詞を忘れてしまった、あるいは飛ばしてしまった、だけどそれは次の物語の展開に入るためのキーワードとなる台詞で、それに繋げるために出演者同士がアドリブで、物語の主筋を崩さないように、それぞれのキャラクターの台詞として成り立つように、矛盾や齟齬がないように、丁丁発止の末、ようやくキーワードを出せる展開に戻せるというか(伝わらない)。ああ、そう!ガラスの仮面で急遽代役に立つことになったマヤが、嘘の設定を教えられて舞台に上がってしまい。その後のアドリブで「自分が怒って退場する」までたどり着くみたいな?(更に伝わらない)
 この脚本のスカスカ具合(広げた枠を埋めていない)は、初日ダイジェストを見たときにはそんなに感じなかったんです。その時は単純にウケ狙いとしてのアドリブが詰め込まれた作品に見えたので。ですが、新公映像を見た時に「あ、脚本的にはスカスカ?」と感じてしまったんです。普通ダイジェストで見ると割と詰まって見えるというか、そういうアラが見えないんですが、新公映像はそのダイジェストだけでそう感じてしまったので。新公出演者に非があるわけではなくて、出演者の経験値の違いですね。本公演はあの学年の人たちがやってやっとどうにか形にしているんだ、と。映像だけで判断するのは間違いかもしれませんが、実際見て、そう思ったのは間違ってなかったと思います。
 あらすじを読んだ時に感じた「ちょっとしたイイ小品に仕上がりそう」も間違っていなかったと思います。わりと起承転結ははっきりしていると思うし。物語が成り立つ要素は揃っていると思うし。……なんだろう「起    承    転   結」っていう感じかなぁ。


 ま、伝わらないのはいつもの事だし!(ヤケクソ)
 というわけで「お芝居じゃない」と思ってしまったから、割と普通に見れたというか流したのかなぁと思います。出演者の皆様には本当に心から同情申し上げます。植田理事長の90周年記念やんちゃ★(やんちゃじゃすまないけれどね)もさることながら、あれを興行として舞台に乗せることを止める人が誰もないのかと思うと、そっちの方がかなり怖くなります……背筋も凍るイキオイで(真顔)。


 うわー、長すぎた!
 ちゃんとショーまで全部話をするつもりだったのに!
 ちょっと仕切りなおします。
 ちなみに今回のむっさんのオペラワークの8割はふーちゃんでした(ええ?)。いい、ふーちゃんが幸せなら俺はそれでいい。ほんと私の見たいふーちゃん満載でした。


[俺的ライナーノーツ]

 11月末より香鼠さんちで繰り広げられてきた「俺的シンデレラ」、私の方は目標どおり年度内に完結と相成りました。
 最初はあんなに書くつもりなかったんですよ。実はプロローグ・エピローグ以外はすずことぐらいしかなくて(笑)(いや、アタシ涼さん大好きッコだから)、あそこまで広がったのはひとえにかおりちゃんが「子供萌え」方向に引っ張ってくれたからだと思います(大笑)。あと観にいけなかった反動?(いや観にいってたとしてもやっていたんじゃないですか?)
 私だけが暴走している感もあったんですが、それなりに互いに漏らしつつ、決裁仰ぎつつやっておりました。ええ、連帯責任共同作業ですから!(強調)
 話的にはかなり広がったんですけれどね。実はあの他にも宮廷を追われた王子が踊り子どんと再会する話とか、その王子を追ってきて第一の忠臣となる馬丁の息子ちへの話とか、王太弟の悪趣味(ぶっちゃけ男色)の話とか、宮廷お抱え画家大真くんの話とか、色々あるんですが(ありすぎです)。それらはすべてかおりちゃんがやってくれると思います(責任転嫁)(そして逃げる)。
 つうかやりすぎましたかね?(聞くな)。思いっきり引かれているのはひしひしと感じているんですが(じゃあ聞くな)。香鼠さんに「わたくしがやりすぎたからひかれたのでしょうか?」と聞いたら「いや、飽きたんじゃないの?」と。ああ!(デコぴしゃり)。むしろ「あきれられた」?
 ……。
 ……。
 いいんです、俺等的(複数形)(強調)には楽しかったから!な!
 それでは次回はすずしゃが祭でお会いしましょうぃやらないよ(即答)。


 しばらく耳栓して暮らそうと思います(どんなんだ)。





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