DiaryINDEX過去の日記未来の日記
2023年09月07日(木) 手術に臨み覚悟

私は今回の手術に1度自分の人生のリセットをする覚悟で臨みました。もしこの手術で命を落とす事になろうと、もし手術が失敗して一生車椅子になろうと、今までの人生に悔いはないと言う気持ちで手術に臨みました。だから手術が終わり目を覚ました時に「生きていたんだな」と思いました。と同時に「ヨシっ新たな人生を頑張るぞ!」と思ったのも束の間でそのあとは痛みと苦しみとの闘いで精一杯でした。手術の前に何故そのような気持になったのかを考えてみたら、それは私の師匠の言葉でした。これは師匠が私に言った訳でもなく、それを師匠が言った場所に私がいた訳ではありません。これは私の先輩に師匠が言った言葉です。その先輩は膝を人工股関節にする手術を受けたのですが、腎臓が悪く人工透析をしているために命の危険もある手術だったそうです。そのために手術するかを迷っていたそうです。その事を師匠に話すと、師匠は「死ぬにしても麻酔で眠っている間に死ぬわけで、苦しんで苦しんで死ぬわけではないんだから悪い死に方ではないし、手術が上手く行けば今より歩けるようになるんだろ。何も悪い事はないじゃないか?!良い事尽くめじゃないか?!悩むことなんて何もないだろ!」そう言ったそうです。手術の前に師匠の言葉を考えて、私は手術を決めたわけでは亡いけれども、私の考えは師匠と似ていたと思います。師匠の言葉は私の中に潜在的に生きているのだと思います。人生50年ですがら、私はここで手術をして生きていたと言う事は、神様に第2の人生を頂いたと思い、新たな気持で毎日に感謝して一生懸命生きて行きたいと思っています。人に対する愛情と感謝の気持を忘れず、弱い人や弱っている人に自分の手を差し伸べて生きて行きたいと思っています。私は今までは自分にも厳しいかわりに人にも厳しさを求めていましたし、努力しない人や一生懸命じゃない人や強くなろうとしない人は、ズルをしている、自分に甘えている、サボっている、自分に負けている人だと思っていました。自分が頑張ろうとしなければ誰も手は貸してはくれないよ、と思っていました。でも今回の手術とこの入院でお年寄り弱っている人をたくさん見て、その考えは大きく変わりました。変わりたくても変われない人、弱い人、自分は駄目だと分かっていてもどうにもならない人、頑張りたくても頑張れない人、もたくさんいると思います。そんな人に優しく接してあげたり、何も言わずに手を貸してあげたり、寄り添ってあげたり出来る人間になりたいと思っています。せっかく命を頂いたのだから、自分の人生を思いっきり楽しんで、人の役に立って生きて行きたいと思います。今回の手術も入院も私に取っては修行のような物でした。人と話す時間が少ないぶん、自分と話す時間が増えたり、本を読んだり、いろんな事を思ったり、いろんな事を感じたり、いろんな事を考えたりする時間をたくさん過ごす事が出来ました。リハビリでは、まだ歩けない子供が歩けるようになって行くような感じで、何も考えずに出来ていた事をもう1度1から出来るようにする努力をしました。自分の身体はこうやって動かしていたんだ、ここが痛くて動けないと上手く歩けないんだ、などいろんな事を考えながら自分の身体を動かす、とても良い勉強になりました。今回の手術と入院で「亀の甲より年の功」をたくさん身に付ける事が出来たと思っています。この経験を社会に出てたくさん役に立てなくては行けないなと思います。明後日は退院なので、朝起きて20分ウォーキングと体操と呼吸法、リハビリを40分とウォーキング10分、昼食後に筋トレとウォーキング30分、夕食後に筋トレをしました。だいぶ自然に歩けるようになりましたし、手術前よりはスムーズに歩けるようになったと思います。でもマダマダ自分の身体に馴染んでいない感じもします。手術跡の痛みとコルセットをしているような圧迫感と新しい足が自分に付いたような感覚が少し残っています。退院して終わりでは無いのでしっかり自分でリハビリをして人工股関節を自分の身体に馴染ませて行きたいと思います。輪違屋糸里を読み終わりました。もう明後日で退院ですが、明日からマイク・タイソン著の真相を読みたいと思います。


kanno

My追加