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2023年08月21日(月) 手術を終えて

朝から暇でしたが緊張していました。不安と緊張と期待が入り交じっていました。まるで試合のようでした。自分の足で歩いて手術室に入りました。いろいろな確認を受けて、手術台に寝て麻酔を受けたら、もう起きた時には手術は終わっていました。13時に手術室に入り、終わったのは18時だったので、けっこう時間がかかったようです。やはり私の筋肉が太い為だったそうです。麻酔をする時は、妻と長男と次男の事を考えました。これが終わったて身体が良くなったら家族を大切にしようと思いました。そして極真空手にももっと貢献出来るように頑張ろうと思いました。手術が終わった日はHCUと言う治療室で過ごしました。痛みと喉の乾きとの戦いでした。痛み止めはしてもらってるのですが、使える量が決まっているのと、痛みが強いためほとんど効かず、一晩中痛くて辛くて一睡も出来ませんでした。とても辛かったです。試合や稽古の辛さとは訳が違いました。逃げる事の出来きず終わりが見えない辛さでした。稽古や試合など自分が望んでやっている事だし、終わりもあります。試合なんてたったの数分です。今回の痛みとの戦いは本当に人生で1番の辛さでした。手術をする事を松井館長に報告した時に「両方だとかなり痛いし辛いよ。片方ずつにした方が良いよ。」と言われた事が頭に浮かび、館長の言う事を聞けば良かったと思いました。でも松井館長も数見先輩も頑張ったんだから僕も負けたくないと思いました。私はチャンピオンになれなかったけど、尊敬する松井館長と数見先輩に近づくために頑張ろうと思いました。私を助けてくれたのは家族でした。妻の事や長男や次男の事を考え、強くいようと思いました。家族に感謝です。面会に来た妻が帰る時に、私はガラじゃないけど、こんな時だからこそ大真面目に言っておこうと思い「弥生ちゃん、いつもありがとね。愛しているよ。琥白と真白にも愛しているよと伝えて。僕の両親に感謝してると伝えて。」と言いました。私の本心でした。私が1番辛い時に考えた事は、私に関わる人への感謝でした。この気持を忘れないで生きて行きたいと思います。


kanno

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