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股関節の手術まで2ヶ月を切りました。アキレス腱の手術して1年が経ったと思ったら、その約1年と2ヶ月後に股関節が人工関節となる手術です。2021年の1月14日は右膝の手術でした。2022年の6月16日はアキレス腱を縫合する手術でした。そして2023年8月21日に股関節を人工関節にする手術を受けます。3年連続で手術です。膝が悪くなった時も少し絶望しました。手術をして少し良くなったかなと思い始めた時にアキレス腱を断裂しました。その時は少しどころではなく絶望しました。そしてアキレス腱がやっと良くなったと思ったら股関節が最悪に悪くなり遂に人工関節です。それはそれは絶望しました。でも私はずっと絶望しているわけではありません。すぐに立ち上がります。そして走り始めます。出来る事と出来ない事を整理して出来る事に取り組みます。こんな事には負けていられません。普段、道場生に「己に克つ」とか「自分に負けるな」とか言っている私がこんな事には負けていられません。こんな時こそ自分の身を持って、極真空手をやれば身体だけではなく心も強くなる事を見せなくてはいけません。私は絶対に負けません。試合に出る事も諦めていません。50歳で膝の靭帯が無くて半月板がボロボロで、アキレス腱を1度断裂して、股関節が人工関節になって試合に出た人っているのかな?いなければ幸いです。誰がやったから自分も出来るなんて考えは私にとってはとてもダサいです。誰もやった事がないからこそ、そこにやる価値はあります。正直に言えばやれる自信なんて物はありません。でもやると決めたからにはやるだけです。最初からやらないのと挑戦したけど夢半ばに倒れたのとでは大きな差があります。0は何処まで行っても0です。何も無いのですから、でも何かをやろうと頑張った事は0ではありません。でもどうせやるからには何かの形にして見せたいと思います。試合に出るのは流石に諦めたろうな?と思っている人もいるかもしれないので、あえて諦めていない事を書いてみました。私の妻には何度も何度も身体を壊して心配をかけて本当に申し訳ないと思っています。でも私の妻は、私を選んでくれた人だから大丈夫だと思っています。だって私の試合を観に来て、私が膝の靭帯を断裂して病院に運ばれたのを観て、自分も頑張ろうと思ってくれた人だから、どんなアクシデントにも一緒に戦ってくれると思っています。子供達にも怪我をしても立ち上がってまた戦う姿を見せたいです。言葉も力がありますが、自分の身を持って頑張る姿を見せる事はもっと力があります。私が生まれ変わるまで、残り2ヶ月です。悔いの残らないように私の股関節を一生分使い切ってあげたいと思います。しっかりと成仏させてあげたいと思います。
kanno
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