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空手道の歴史を調べています。日本の空手は中国から沖縄に伝わりました。沖縄で出来た那覇手が本土で剛柔流空手になり、首里手が本土に伝わり松濤館空手になり、那覇手と首里手がミックスされた糸東流空手が本土に伝わり、松濤館空手を学んだ方が和道流を作り、またそこから様々な流派が出来、首里手が関西の方に伝わり日本拳法になりました。今ある流派はこの辺から分派して行ったようです。極真空手は大山倍達総裁が松濤館空手と剛柔流空手を学び、自分が学んだ物や経験を元に極真空手を創設されました。そこから極真空手の先生がタイのムエタイと戦い、その技が極真空手に大きく影響を与えました。極真空手の先生方はライバルに勝つために空手の他にウエイトトレーニングを取り入れたり、ボクシングを取り入れたり、中国拳法を取り入れたり、他の格闘技からも良い物があれば積極的に取り入れて自分の空手を作って行ったようです。極真空手のベースを守りながら各個人が自分でいろんな物を取り入れて作って行った物が極真空手なので、これが極真空手だと言うものはなく、極真会館と言う団体に所属している人がやっている空手が極真空手と言う事になります。だから正確には国際空手道連盟極真会館に所属している人がやっている空手が極真空手な訳です。なので他の類似団体の人は〜極真空手とか、極真〜空手とか正確に明記しなければいけないと思います。また世界チャンピオンもそうです。極真空手の世界チャンピオンは正確には国際空手道連盟極真会館の4年に1度の全世界空手道選手権大会のチャンピオンの事なので世界チャンピオンは11名しかいないはずです。(2連覇をした選手が1人いるため)全世界ウエイト制空手道選手権大会も軽量級、中量級、軽重量級、重量級があるので〜級世界チャンピオンと明記するべきですし、国際親善大会は世界大会ではありません。出場選手は日本代表で選抜された選手ではなく出たい人が誰でも出れる大会ですし、何十個もカテゴリーがあるので1日に何十人の優勝者が出ますから世界チャンピオンではありません。正確に言うなら10歳〜キロ級世界チャンピオンになったとか、50歳以上80キロ以下級国際親善大会優勝と正確に明記しなければいけないと思います。
kanno
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