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2023年06月15日(木) 感性と想像力がその時に自分を連れて行ってくれる

家族といなければ、何処で何をしていたって一人ぼっちだなと思います。妻と長男と次男がいないと何処にいて何をしていても楽しさは半分です。今日は1日前に京都に来て観光をしました。今回は嵐山の天龍寺と竹林の道と渡月橋、太秦の広隆寺で弥勒菩薩像を見て、あとは新選組を巡る観光をしました。壬生寺、新徳寺、八木邸、前川邸、光縁寺、油小路の変跡、伊藤甲子太郎殉難の地、を見て、坂本龍馬寓居跡、後藤象二郎寓居跡、坂本龍馬と中岡慎太郎殉難の地の近江屋跡を見て、夜の祇園と四条から三条の河原沿いを散歩しました。最近、歴史的な場所を観光していて思う事は、その場所がその時のままではない方が自分の想像力が働くと言う事でした。八木邸で案内の方から「この辺は町外れで田畑がばかりで、でも二条城に一本道で行けるから、新選組の屯所になったのだと思う。」と言う話を聴いて、頭の中でこの辺は田畑に囲まれていてと想像すると少しその時に自分が行けたような気がしました。でもなまじっかその時のように建て直した物なんかは見たままにしか自分に入って来ません。やはり想像は見た物に勝ってしまいます。じゃあ観光の必要は無いと思う方もいるかもしれませんが、その人達が歩いただろう場所を想像しながら自分がそこに居る事が自分の感性と想像力を高めて、その時に少し自分を連れて行ってくれるのです。私が新選組で好きなのはベタですが、土方歳三、斎藤一、近藤勇、沖田総司の順です。


kanno

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