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2021年03月30日(火) 私が指導で心がけていること

これは私が子供達に空手を教えると言う事において、心がけている事です。私は、上手な子に見本を見せてもらう事はしますが、上手だから褒めると言う事はしません。上手になったら褒めるという事はします。逆に下手だから叱る事はありません。一生懸命やっていなければ叱ります。一生懸命稽古しないせいで進歩がないのならそれも叱ります。稽古に集中していなく同じ事を何度も間違ったら叱ります。元気な挨拶や返事をしたら褒めます。返事や挨拶が出来なかったら叱ります。後輩の面倒を見ていたら褒めます。後輩の面倒を見ていなかったら叱ります。結果ではあまり褒めたり叱ったりしないように心がけています。試合が終わって1番最初にかけてあげる言葉は「お疲れ様、怪我はない?」という言葉で、その次に「頑張ったね!」「また頑張ろうね!」「あの技良かったよ!」「あの技が出せてたらなー」「あの時、諦めただろう?諦めたら勝てないよ」程度のアドバイスをするだけです。それは何故か?結果でその人を評価したくないからです。勝負と言うのは残酷なものです。10人が試合に出場するとします。全員が自分の人生をかけて自分に負けず同じ時間を努力したとします。試合でも全員が一瞬も諦めず頑張ったとします。それでも1位から10位まで決まってしまうのが勝負の世界です。その順位で人の価値が決まるのなら勝負事など何の教育にもなりません。環境の良い家に生まれ、才能のある親の子供に生まれただけで自分の評価や人生が決まると言う世の中の残酷さを子供達に突き付けるだけです。私は努力もしないで取った1位より、努力をして最後まで頑張ったビリの方が価値がある学びがあると思っています。だから私は子供達の試合の結果の順位で子供達に順位をつける事はしたくありません。ここからは自分の子供の事に付いて書きたいと思います。自分の子供が運動会の駆けっこで1位になったら、それは嬉しいです。でもビリになったら、申し訳ないなと思います。私も運動会の駆けっこで1位になったりリレーの選手になる子供ではなかったからです。もし私の子供が私の子供ではなくオリンピックの100メートル走で金メダルを取る人の子供だったら?学校の運動会の駆けっこぐらいなんの努力もしなくても1位で普通にリレーの選手だった事でしょう。そのぐらい勝負は残酷なのです。でもだからこそ勝負から学ぶ事はたくさんあります。それを正しく学べるよう子供を導いてあげたいと思います。世の中や勝負の残酷さやその現実を目の当たりにして子供達が曲がってしまわないように指導して行きたいと思います。


kanno

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