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「薫習」という言葉があります。お香を扱っている人はお香の匂いがし、木を扱っている人は木の匂いがします。それは、いつもそれに接しているからで、それを「薫習」というのだそうです。自分がいつもしている行いや、自分がいつも思っている事や、自分がいつも考えている事や、自分の生きる姿勢などが、その人に薫習され、いつとはなしにその人に染み込んで、それがその人そのものになっていきます。そして、それがその人の匂いになっていきます。私も薫習がするような人間になりたいと思っています。空手の道着を着ていなくても、空手の技を出していなくても、自分の生き方や立ち振る舞いから空手の匂いが出るような人間になりたいと思っています。そして私が出すその匂いで、自分の周りに居る人にも良い影響を与えられるような人間になりたいと思っています。私自身、どこまで行けるか?分かりません。でも生きている限りそれを追い続けて行きたいと思います。生きている限り稽古し続けて、昨日よりは上手くなり、今日よりは上手くなって、さらに一歩、さらに一歩と進んで階段を登って行きたいと思っています。
kanno
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