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2016年11月09日(水) 死について

私は小さい頃から、凄く死というものに対して恐怖を抱きました。死が怖いからこそ、死というものについて考えました。はじめは人間は必ず死ぬんだという事を受け入れる事が出来ませんでした。自分の身近な人の死を見た時に、人間は必ず死ぬという事を受け入れざるおえなくなりました。その時に、この世界中の人が全員いつかは死ぬんだと実感し驚愕しました。そして今まで生まれた生物、全てが死んだのだと知り、さらにさらに驚愕し死を恐れました。でも死は誰に対しても平等だと思いました。生きる時間には差がありますが、生物は生まれた以上、絶対に死ぬという事では平等だと感じたのです。絶対に死ぬ、私がその事を受け入れたのは、私の母の先祖のお墓でした。その時の瞬間を私は今でもハッキリと覚えています。カラッと晴れた日でした。私はお爺ちゃんとお婆ちゃんの事を思い手を合わせていました。その時に自分もいつかこんなカラッと晴れた日に誰かに手を合わせてもらっているイメージがハッキリと頭に浮かびました。適切な表現か分かりませんが、自分が死んでいる時間に比べたら、自分が生きている時間は一瞬にも満たないと思いました。私はその時に、命の大切さと生まれてきた事へ感謝を感じました。そして自分の命を燃やし尽くすような人生を生きたいと思いました。自分の死を受け入れた時に自分の命をしっかり使い切ろうと思ったのです。今でももちろん死は怖いです。でもずっと生きていたいとも思わなくなりました。それは子供達が生まれてからの事でした。子供達の寝顔を見ながら、自分の全てをこの子に繋いで、この子達に見守られながらこの世を去れるなら、それも悪くないと思えるようになったのです。


kanno

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