★近藤史恵。 『ねむりねずみ』

「ねむりねずみってなんなんだ?」・・・これが、この本を手に取った
動機でもある。
その実態は、文中で明らかになってゆく。

物語の舞台は、歌舞伎である。つまり、本物の舞台。
残念なことに、古典芸能一般にほとんど通じていないので、もし歌舞伎
ファンならもっと楽しめたのかな、とも思う。
もちろん、そうでなくても充分雰囲気は味わえたが。
「梨園は怖い」・・・・これが感想だ。短い?
少し前に梨園の御曹司と離婚した元アナウンサーの話題が取りざたされた
けれど、やっぱり彼女も大変だったのだろうなあ。
別の近藤作品の解説にもあったが、文中に歌舞伎役者を二つのタイプに分けて
比較するところがある。
前者は型の完ぺきさを求め、後者は役になりきって演じる。
ふと、姫川亜弓と北島マヤを思い出した。

小菊さんは、とてもいい。
彼の考え方が、とても好きだと思う。
結末は・・・やはりあれが妥当なのか。

うーん・・・・なんか支離滅裂な文章だなあ(だったら直せよって;^^)

2001年10月24日(水)
By ちゃいむ

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