「静かな大地」を遠く離れて
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2001年12月17日(月) 今宵のリアリティ

ハイサイ! なんとなくオキナワ行きたいなぁ、そろそろ、久しぶりに♪
しかしボーダーインクの新城さんが「沖縄だいじょうぶさぁ」キャンペーン
も一寸間違えると「基地大丈夫さぁ」という認識にすり替わるまいか、的な
懸念を書かれていた(<要約文責G−Who)のにも納得。
わが人生の“鬼門”オキナワとも、気長につきあって行かねば…と再認識。

北海道も沖縄もアフガニスタンも、観念がつくり出す虚像(だけ)ではない。
緯度や経度を大きく動けば気候も変わる、人の暮らしも食べ物も変わる。
いまトウキョウに居るのは自分で選択してのことだと思って暮らしてはいる。
だからこそここで出来ること、楽しめることは最大限享受する努力はする。
…って散歩したり芝居観たり料理食べたり、そういう「努力」だけどね(^^;

大好きなハンガリー料理もモンゴル料理もギリシア料理も食べられる街で、
エレメンタルな味がもはや危険に美味い↓ここのパンが幸福だったりする(^^)
http://member.nifty.ne.jp/koko~soven/ek-kouda.htm
完全休日のブランチは、ここのパンと野菜スープと野草茶が決まりもの。
で、公園や神社や街をさんざん歩いて書店をひやかしてケーキを食べに行く。
きっとどこに住んでいても似たような過ごし方をするはず。それが強み。

なんかちょっと懐かしの小沢健二「LIFE」入ってる?(笑)
♪寒い冬にダッフルコート着た君と 原宿あたり風を切って歩いてる〜♪
彼、NYで新作レコーディング中とか。
同世代だし、よく聴いてたし、彼がいま何考えてるかチョイ興味あり。
犬は吠えるがキャラバンは進む。わんっ。

日録を書くのが久しぶりなので今夜は大作?を書こうと思ったのだけれど
思いがけず明日もいろいろ立て込みそうなので早く寝ることにします。
明晩はキャラメルボックスの「ブリザード・ミュージック」の2度目も
観に行かなきゃいけないし、できるだけコンディションを良くしたいので。

近日中に“パーシヴァル・ローエル”↓をきっかけに、長いのが書きたい。
http://members.tripod.co.jp/holewater/ster.htm
「ボストン、火星人、能登半島」を繋ぐ、センス・オブ・ワンダーあふれる
おもしろい人物、しかもいろいろリンクする、ちょいマイ・ブームです。
巽孝之氏目線、および荒俣宏御大目線でローエルを見るとメチャわかる。
あと備忘メモ、山田正紀さんが今の時代を読むには『モービィ・ディック』
だと思って再読中、とインタビューで語ってらして握手したくなったり。
以上は引っ張りすぎの予告編(^^;

さて、遠く離れすぎの「静かな大地」、日々読むのは読めてるんだけど。
章がわりもあったし、コメントしたくなることは沢山あるのですが…。
たまには“併走日録”らしい楽しみ方もしないと寂しいですなぁ。
で、「そう、しかしエカリアンは……だったのよね」の穴埋めクイズ。
この場合アイヌ語の知識はないなので、文脈だけから深読みしてみよう。
なにせ新聞連載だし今日の終わり方からすると近いうちに回答が出るはず。
うむ。
僕の読み。
エカリアンちゃんは、もともと“和人の貰い子”説。
うむ。重い。けど、ありそう。
さてさて???

題:176話 フチの昔話26
画:モミジ
話:あなた自身ではなく、何かの神様がそうさせたのでしょう

題:177話 フチの昔話27
画:木瓜
話:あなたはもう一つ位の高い神となるでしょう

題:178話 フチの昔話28
画:コガネウツギ
話:すべてに救いのしかけがあるわけだな

題:179話 フチの昔話29
画:ポプラ
話:わたしは桃太郎が嫌い

題:180話 フチの昔話30
画:クスノキ
話:今は世間全体が桃太郎気分だからさ

題:181話 戸長の婚礼1
画:鍵
話:万事を若い者に任せようという雰囲気が村内にみなぎっていた

題:182話 戸長の婚礼2
画:繭玉
話:戸長はなかなか忙しかった

題:183話 戸長の婚礼3
画:櫛
話:そう、しかしエカリアンは……だったのよね


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