まめごはんつうしん
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| 2003年07月12日(土) |
まめ子、鼻ビーズ事件 |
この日、ずっと梅雨寒が続いていたまめもも居住地でも、久々に蒸し暑い朝を迎えました。 ので、まめ子は眠れなかったのか、寝不足状態で早起きしてきました。 それなのに、そんなときに限って私が午前中保育園の「手仕事の会」、午後はなんだ、仕事関係で憲法制定の草案作りにかかわったアメリカ人女性の講演会‥‥なんてものに顔を出してきたため、まめ子はずっとまめだぁ任せでしたm(_"_)m 。 夕方になると、かなりまめ子は眠そうでした。 ので、いつもよりかなり早かったのですが、夕飯を作ることにしました。 その夕飯が出来上がろうかというときに、事件が起きました‥‥
トマトととうふのサラダをつまみ食いしているようだ‥‥と思われたまめ子が突然
「はなにいれた」
とか言いだしたのが聞こえました。トマトを鼻に入れるなんてバカだなぁ‥‥と思って聞いていたら、どうも様子が違うらしい。あれ? なんかまめだぁが慌てふためいているような‥‥
え? ビーズを鼻に入れた‥‥
\( ~∇~)/ エーーーッ!
どうやら、なんでだかわからないけど床に落ちていた木のビーズを左鼻の穴に入れたらしいことが判明‥‥ビーズを落ちたまんまにしておいたオヤの側にももちろん非があるのだけど、それにしてもなんであとふた月で4歳になるヒトがそんなことをする? (`Δ´)いや、それが油断というものなのかもしれないけど‥‥ 右の鼻を塞いで左鼻で「ふんっ」ってやらせてみたり、鼻水吸い取り器で吸ってみても効果ナシ。なんでよりによって、耳鼻科の開いてそうな平日の日中じゃなくて、週末の夜にこんなことすんねんな! (--メ) まったくもう‥‥ 仕方ないですね、迷わず夜間診療に駆け込むことにしました。
が。
なにこれ、インフルエンザの時並みに混んでるじゃない!( ̄∇ ̄ ;)
そう、熱発と思われる子どもたちで夜間診療はごった返していたのでした‥‥ そういえば、突発性発疹が流行ってるようなハナシが、昨日サポートに行った赤ちゃんサークルででていたし(突発はもちろん、まめ子は終わってますが)、プール熱が流行っているようなハナシも聞いたか‥‥でも、1週間後に帰省を控えた身でこれは‥‥ 仕方がないので、私だけが待合室まで入って手続きをし、まめ子とまめだぁには、順番まで玄関先で待っていてもらうことにしました。見てくれる先生は小児科ではなく外科。そのあたりは思ったより早く終わりそうだけど‥‥ かくして、順番が回ってきましたが。 診察に当たってくださった外科の先生、開口一番
「うわぁこれはどうかなぁ‥‥私はこれ、専門外なんですよねぇ‥‥」
いきなり立ちこめる暗雲(T_T) 。 それでもとりあえず、処置をしてもらうことにしましたが、入ってしまったビーズというのがホントにまん丸なビーズなので、ピンセットでなんてつまめないんですよ。んで、最初こそ我慢していたまめ子でしたが、もともと鼻をいじられるのを極度に嫌がるこの人のこと(いつだかの、小児科の鼻吸引事件が記憶に新しい(?)かと‥‥)、もう途中から拒否しまくって暴れまくって(−−;)。 その先生によれば、ガムや豆と違って水分でふくれる心配がない分、気管は確保されているし、ほっておけば鼻から喉に回るのだけど、それが口に出てくれればいいけれど、気管に入ってしまうとハナシがやっかいになるとのこと‥‥朝まで様子を見て、当番の耳鼻科に駆け込むか、大学病院に紹介状を書いてもらって救急でかかるか。まめだぁも呼んで家族会議に(笑)。 結局「大学病院に行こう」という結論になったんですが、まめもも居住地の場合
1次救急病院:夜間診療所 ↓ 2次救急病院:市内の規模の大きい総合病院 ↓ 3次救急病院:大学病院
という手はずになっているらしく、その日の2次救急病院になってる病院に、たまたま耳鼻科があったのでした。で、連絡が取れたらしいので、まずはそこに行ってくださいというハナシになったのだけど‥‥これがねー、実はのちのち今回の混迷の原因に(T△T) 。
それでもまぁとりあえず、紹介状を書いてもらって、総合病院に向かいました。 しかし‥‥あとでわかったのだけど、まめ子の処置に当たってくださったのが、耳鼻科ではなくて小児科の先生だったらしいんですよ。しかも、それが先ほどの外科の先生よりさらに対応が下手(-_-#) 。当然、まめ子は暴れまくって大泣きしました。暴れることが想定されたので、私ではなくまめだぁの膝にまめ子が座って、みんなで押さえつけ‥‥ということになったのだけど、しまいにはまめだぁが 「自分でしたんだから暴れたってだめ! 我慢しなさい!」 ってキレる始末(^ ^;)ゞ 。で、 「やっぱり耳鼻科の先生を呼んできましょう」 ってことに‥‥おいおい、耳鼻科と連絡が取れたんじゃなかったんかい(−−;)。で、挙げ句の果てに
「すみません、耳鼻科の先生がつかまらなかったので、大学病院に行ってください」
‥‥あのねー(-_-#) 。
これなら最初から無理にでも「大学病院に」と言っておけばよかった‥‥ まめ子は「とりあえず解放された」安堵感からか、先生が紹介状を書いている間、ずっと寝台横のおもちゃで遊んでました(−−;)。
さて。 幼児の医療費って、お住まいの市町村によって対応がまちまち、なんですよね。 私の仕事場でもこれの「窓口無料化に!」なんて運動をやってるんですが(いや、やってた、かな。まめもも居住地ではようやく、秋から社保も現物給付になるので……)、まめもも居住地では国保だと現物支給なんだけど、社保(ウチは共済なので社保扱い‥‥)の場合、償還払いなのでした。つまり、一度窓口でお金を支払って、翌月に書類を書いてもらって、それを役所に提出して、二月後くらいにお金が戻ってくる、と。病院2カ所目。診察料ってバカにならない。でも、ここは総合病院で窓口は閉まってると思うんだけど、どうするんだろう‥‥ そしたら。 「結局とれなかったのに、大変申し訳ないんですけど‥‥もう窓口が閉まっておりますので‥‥」
内金5,000円かよ!!! (ノ`△´)ノ
あとでお金をお返しするようになると思うんですが‥‥との説明。そりゃそうだろう、夜間診療だって2,600円だったし。しかも結局とれなくて病院を変わるんだぞ! しかも、その説明がなんか、後で連絡しますとか問い合わせにこいとか、もうちょっとちゃんとした説明があってもいいと思うんだけど、なんか曖昧。
そんなこんなでみなさん、S総合病院には行かない方がいいです。 お金のことが決定的だったけど、すべてにおいてこれって対応ひどすぎ(--#)。
まあでも、この時点でまだとれていないわけですから、大学病院に行くことにしました。 対応ひどすぎS総合病院はウチからかなり近いので、大学病院までは‥‥30分というところか。鼻にビーズ入れた時点で相当眠そうだったまめ子、うつらうつら状態。大丈夫なのかこれはホントに‥‥ でもまぁ、フツーの状態ではないので、病院に着いた時点で、まめ子もちゃんと目を覚ます、と。救急受付でまめだぁが手続きをし(私がまめ子を抱っこしていた)、救急待合で待つことになりました。まめ子は「すりっぱはきたい」「このみにーちゃんのすりっぱがいいの」だの、もうアンタの所為でこんなコトになってるのよー(T△T) 。「もう笑うしかない」状態だったまめだぁが、何故か持ってきていたデジカメ(サイバーショットだった)で「記念撮影でもするか」とか言ったらカメラに向かってVサインするし(゜▽゜)\(−−;)! あーあ……バカ一家(−−;)。 ほどなくして、看護士さんがきました。 鼻の穴にビーズが入ってしまったこと、入ってしまったビーズの形状説明、今までの経過を話したのですが
「それで、まだとれないんですか?」
‥‥おいおい。 とれてなきゃわざわざ来ないってのー(−−;)。
なにはともあれ、救急処置室ではなく、耳鼻科の処置室でとってもらうことになりました。 「ねーねー、えれべーたーでいくの?」 と訊くまめ子。で、意気揚々と(?)歩いていきましたよ、耳鼻科の処置室まで。 しかも、自ら処置用の椅子に座りましたよ。
こいつ、学習能力がないのでは‥‥(−−;)
いやだってさぁ、3回目ですよ。しかも、前の病院で目のまわりの毛細血管が切れるほど泣きわめいて暴れたというのに‥‥ いや、嫌がられたらそれはそれで困ったんだけど。それとも「こんどはすぐとってもらえる」という期待なのか‥‥(_ _ ??)/◇ で、さすが3次救急病院、先生は当然(?)、耳鼻科の専門医。しかも女医さんでした。 で、最初、どのような状態なのか、喉と鼻を診る段階ではおとなしーく診せてくれましたが‥‥いざ処置が始まったらやっぱりダメ、暴れて泣きわめきました‥‥(T△T) しかも、先生の使った道具が、今まで2カ所はピンセットだったのに対し、細いかぎ針状の道具。うまく使えば、ピンセットよりはこっちの方が絶対とれそうなんだけど、それが災いで、鼻血が出てしまったんでした‥‥まめ子も暴れに暴れて、私のところに身を乗り出して(あ、ここでも膝にまめ子を乗せていたのはまめだぁだったから)逃げ出すぞとばかりの状態‥‥ 仕方なく、処置一回中断。まめもも必死の説得。まめ子が納得するまで処置は再開できない‥‥と判断した(?)医師団(大げさ?)も加わって、ビーズがとれなければ入院だよ、お注射だよーなんて言っていたという‥‥あ、でも、まめ子は注射は怖くないのでした(笑)。お外に遊びに行けないよー、とか、3秒我慢すればとれるよー(実際、最初こそ鼻血出しちゃったけど、この女医さんはとても上手そうで、あながち嘘ではなかったのであった)、とか‥‥ で、結局落ち着いたところで、ひとりの看護婦さんがまめ子を膝に乗せて、もうひとりの看護婦さんがまめ子を押さえる、という体制で処置再開。オヤはひたすらほめ役というか乗せ役というか(笑)。「よし、えらいぞまめ子ー」「よくできたねー」の声の中、最初こそ抵抗したまめ子でしたが‥‥
「あ、ビーズでてきたよ、もう少し!」 「見えてきた見えてきた、がんばれ!」
ビーズが鼻から出そう、というのがわかったのか、力の抜けてきたまめ子‥‥
ころん
「はなにいれた」発言から3時間。 ようやくビーズがとれたのでありました‥‥ まめ一家はもちろん、看護婦さんまで鼻血だらけに。まったく申し訳ありませんでした‥‥
で。 鼻血が出てしまったこともあって、月曜日にもう一度鼻を診せに来てください、と言われました。班委員会とバッテイングするなぁ‥‥もちろんこっちが優先だけど、班委員会、実は私がらみの案件があって、出ないというのもどうか‥‥( ̄~ ̄;) 明日、班長さんに会うから事情は話せるけど、できるだけまめ子を早くたたき起こして、少しでも顔を出せるようにしなくちゃだなぁ‥‥まったくどうしてこうやって余計な仕事を増やすんだよーう、まめ子のヤツー(--メ) 。
カルテ書きと会計受付票作成が終わるまで、処置室でしばらく待って、受付票を預かりました。 「土日は窓口が休みですので、受付票を持って平日に精算にいらしてください」とのこと。 こっちが本来の急患の扱い方だと思うんだけどなぁ(笑)。 ま、月曜日に一緒に精算しましょう。
その後、病院内の自販機で飲み物とアイス(アイスはまめ子だけ)を買って、帰路に着きました。長い3時間半でした(_xx)_‥‥ まめ子が言いました。
「おかーしゃん、もうはなのあなにびーずいれないからね」
‥‥‥‥当然じゃボケ(ノ`△´)ノ !
とはいえ、「もう4歳だからわかるだろう」というのも、油断だったのかもしれませんね。 以後気をつけます‥‥とほほほ(x_x;)。
追伸。 来週、東京でお会いする皆様。 どうか、まめ子がプール熱なんかもらってきてませんよう、祈ってください‥‥(T^T)
☆幸せなお化粧☆ 先月の「手仕事の会」では、乳液を作ったんでした。園長先生調合の化粧水がよくて、でも夏なので乳液は今のところ出番なしなんだけど‥‥ で、今日はファンデーションを作ったんです。色素は赤・黄・緑各色の酸化鉄と、二酸化チタン。独身時代、プラスチックの着色をしていた頃を思い出しました(笑)。 それに、シッカロールの原料にもなっているタルクと、コーンスターチ。下地用のファンデにはそれにホホバオイルと、アロマテラピーのお店で扱っているらしいミネラルジェル、パウダーファンデにはグリセリン。プラス、どちらにもエッセンシャルオイルを加えるのですが、どちらかというと脂性肌な私は、今まで作ったラインのものにもラベンダーを入れていたので、ラベンダーのオイルを入れました。 実のところ、私はあまり化粧って好きじゃない‥‥んだけど、寄る年波には勝てないし素顔がみっともない時もあるから、ちゃんとしようかなぁ‥‥という気持ちもあるんです。 でも、基本的にファンデーションは、かっちりメイクがどうしても必要なとき以外は割愛しちゃうのでした。化粧水(+この時期は、粘土の日焼け止め)の上に、いきなりおしろいはたいちゃう、っていう(^ ^;)ゞ 。でも、このファンデなら習慣になりそうだなぁ‥‥って思いました。 いやね、今回これ作ってて思ったんだけど、どうも私が苦手だったのは化粧品のにおい、だったんじゃないかって。「お化粧くさい」って言い方を、子どもの頃によくしてたんだけど、あれはあながち外れじゃなかったっていうか。うーん。 ファンデ自体は、あまり「塗った」って感じ、しない気もします。酸化鉄とチタン、って着色力自体はそんなに強くなかったような気がするし‥‥(社会人の頃の記憶をたぐり寄せれば)。 でも、園長先生曰く、「作ったり、それを使ったりしてると幸せな気持ちになるんですよね」。胸に落ちるのは、そんなことのような気がします。
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