朝は7時半に起きた。ね、眠い…(泣) やたらうすいホットコーヒーに愚痴をこぼしながらホテルで簡単な 朝食をいただく。もっとストロングなのじゃないと目が覚めん。 8時半頃ホテルを出た。さ、寒い…!(汗)ホテルの傘を一つ借りて、 停留所へ。昨日とは別のバスにゆられて、大湊駅に向った。ここでレンタカーを 借りるのだ。レンタカーの予約は9時半で、それより10分以上前に着いて しまったのだが、快く貸してくれた。クリーム色の新型マーチv 案の定というか、出発する前にカーナビの取り扱いで10分程手間取り、 ちょうど9時半頃、まずは恐山へ向けて出発した。最初のドライバーは連れ。 ここから約30分の道のりだそうな。いや〜車は楽だなぁ。交差点のたびに カーナビがいちいち「次、左曲がります」「左です」とかくどくてうるさいので、 愛着を持つように連れが「ハルカ」と名付けた。…仲良くなれるかな。 とりあえず「ハルカ」は己の責務を忠実に果たしてくれて、無事恐山に着いた。 が、混雑してる!今日から恐山大祭が始まるので、駐車場までが長蛇の列なのだ。 20分ほどのろのろ進んだ後、多少歩いてもいいから、ってことで途中の駐車場に 車を止めた。小雨が降ってて寒いです(泣)車を降りてすぐ、近くを流れる川を 見て、その鮮やかなマリンブルーに感動。なんでこんな色してるんだろう?と 思ったら、よく知った異臭からも解るように硫黄が混じっているかららしい。 うわ〜北の果ての山奥の霊峰に硫黄の川とは、やっぱりいかにも「らしい」! まず「三途の川」と書かれた太鼓橋のたもとで写真を撮った。昨日の飲み屋の おじちゃんに「写真撮らない方がいいかもね」と言われてたけど、観光客の おじちゃんが普通に写真撮ってるのに励まされて私も激写。さっきの綺麗な マリンブルーは「三途の川」だったのか。あまりにも急勾配で、転びかけてる おじちゃんを尻目に私も慎重に橋を降りる。…雨が強くなってきた(泣) 三途の川へつながる湖の名前を宇曽利湖、というらしい。 霧がかってとても視界が悪く、山々に囲まれた神秘的な色の湖はまるで 生命の息吹を感じず、静かで、自然と厳粛な気持ちにさせられる。 死んだらここに来るとしても違和感ない。 (はっ、いつの間にか文章が小説調になってるし!) いや〜それくらいスゴイのよ、何かが。 生憎と霊感とか第六感の類が弱いのではっきり解らないけど、 「違う」というのはよく解りました。そして「スゴイ」。 入り口で入山料を払い、中へ入ると沢山の人、人、人。きっとお祭期間中 だからだろう。観光客でいっぱいだ。あ、団体写真も撮ってくれるみたい。 入ってすぐの左側には、イタコさんのほろと、そこに並ぶ人の群れがあった。 人数は多くなさそうなのに、皆椅子を持参して座っているということは、 一回に見てもらう時間が長いのだろう。特に会いたい人もいないし、真面目に 待ってる人にも悪いのでイタコさんは遠くから眺めただけで終りにした。 さ、観光観光。まず境内でお賽銭と入れた後、人の波に流されて山を登って 不動明王の所へ。白装束の人達が読経しているのを見て、軽く一礼だけして 邪魔しないように降りてくる。途中に「マムシ注意」の看板が。硫黄があるのに マムシもいるのか恐山…!あまりにも揃いすぎた状況に既に感動を覚えつつ、 次は地獄巡りへ。道々「血の池地獄」とか「重罪地獄」とかあるのだ。 「血の池?」とか「金掘?」とか小首をかしげながらも地獄巡りをし、 湖のほとりに着いて、しばらく茫然と水を眺めてみたり。…なんでこんなに 色が褪せてるんだろう。石がつみあがってたり風車が回ってたりするのを 避けながら水際まで行って、触りたいけど水に触るのは我慢(なんとなく)。 途中で若いカップルとすれ違った(水子供養?)他は、全くと言っていい程 若い人はおらず、むしろ自分達も水子供養かと疑われたら心外だなぁ、と 思いながら一回りした。出発地点に戻ったところで、体が冷えたのでただで 入れる恐山温泉に入った。湯の花咲いてるよ〜v湯船で体を休めた後、 すぐ冷えようとするので素早く服を着て、外へ出てアイスを食べた。その名も 「霊場アイス」名前だけじゃねぇ?! その通り、売ってるおばちゃんに 「どのへんが霊場なんですか?」と聞いたら「おいしいよ」とごまかされ、 連れと買って食べたら普通に美味しかった。でも外の「霊場アイス」はまた 別の味だったな。果たして基準はあるのか。さて、外の土産物売り場で 二つしか選択肢のないお菓子のお土産のうち、せんべいを買う。他は 線香や蝋燭や風車で、土産物ってものはあまりありませんでした(汗) 最後に、駐車場までの道をまた、湖の不思議な色をずっと見ながら歩いた。 きっと私や祖先に深い業がないからだろう。特に畏れもなく、恐山 普通に観光地してきた。ってゆーかお祭と言ってもまだ具体的に何も 始まってなくて、人が多い分いろいろ面倒だったというべきか。 やっぱり私にはまだ早かったかな。これが密や都筑や邑輝だったら、 自分+家の罪深さで近寄ることも出来ないんじゃなかろうか(−−;
さ、次行くゾ〜。 今度は私の運転で、本州最北の地、大間岬に向った。 首都圏ではありえないくらい信号のない道路をひた走る。20キロ先まで信号が ない道路なんてありえるんだ。延々、一時間ほど走っただろうか。むつに着いてから ついに初めて海を発見。「海だ〜きゃ〜」とか騒ぎながら運転している私に 見かねて、途中で休憩所で連れが運転を交代してくれた。海!海いいなぁvv 更にそこから30分ほど走って、大間岬に到着した。最北の地ってことで観光地に なってて随分人が多い。まぐろの一本釣りが有名らしく、そのオブジェの前で 写真を撮る。それにつけてもここも寒い!昼食がまだだったので、まぐろいか丼を いただいた。あいにくうにいくらは駄目なんだ(泣)お土産物屋で土産を物色。 お店のおばちゃんがストーブの上でまぐろのハミ?を焼いていて、一個くれた。 噛めば噛むほど味が出てくるタイプで美味しかった。「どこの部分ですか?」と 聞いたら「このへん」と言ってコマネチのようなポーズを取ってくれたが、 そこってどのへんなんですか。ここも寒いので、次の景勝地目指して早々出発した。 次は奇岩が売りの仏ヶ浦。昨日の飲み屋のおじちゃんには手前の佐井村から 観光船に乗った方がいいと言われたが、食堂のパンフを見たら仏ヶ浦行きの 観光船は2時半で終わっていたので、しょうがないから車で行くことにした。 ドライブだと思えばいいや。引き続き連れに運転してもらって下北半島の西の 湾岸を辿るように進んだ。途中で絶壁と駐車場を見つけて、嬉しくなって そこで一休み。歩いて水際まで降りられたんだけど、階段が長かったので途中で 諦めて帰ってきた。車に乗り込んだ後、そこが「願掛岩」だと知り、慌てて 何か願い事を考える。遅いっちゅーの。 さてそこからが長かった。さっきの願掛岩までは辛うじて天気だったのに、仏ヶ浦に 近づこうとするほど天気が悪くなるのだ。また山道に入ったのだが、土砂降り。 こんなんじゃ、歩いても仏ヶ浦に行くのは大変だろう。喉も渇いた。乾いたのに 自販機もない(泣)とりあえず、仏ヶ浦へ行く駐車場までは着いたのだが、 やっぱり自販機はなくて、泣く泣く帰りのドライブ開始。今度は私が運転。 今までは最北から西のラインを辿って南下してきたのだが、引き返すのも つまらないので引き続き南下して、南周りでホテルに帰ることにした。 雨止まないなぁ。そして自販機もないな(泣)連れと、何分後に自販機を 見つけられるか賭けをしたのだが「15分」「23分」とかやたらスパンの長い賭けを しても一向に自販機の気配がない。喉渇いたよ〜(泣)途中で「牛滝」という 道路標識を見つけ「お、滝?見に行こう!」と「ハルカ」の指示を無視して 村の中へ分け入ってみたが、どうやら「牛滝」は地名だったらしく、滝らしい 看板はなかった。そして自販機も(←くどいし)それにしても青森、牛と名のつく 地名多いな。なんか親近感が(笑)延々車を走らせている途中で、ぽつんと 道の駅を発見した。スゴイ、こんな何もない所なのに食事もできる立派な 道の駅がある!青森名物の「ヒバ」アイスを食べ、ようやくお茶の飲めて、 一休みしたところで道の駅にはほたるの光が鳴り出し、早々にそこを後にした。 我々の移動ルートは、南下と言いつつも厳密には斜め下、つまり南東に向って 進んでいた。山、山、山。大概の田舎は自分とこと大して違わないと思うのに、 このへんの山の深さはうちの比ではない。開かれていないまんまの山がどかんと あるのだから圧巻だ。よくもこんな山に道路引いたよな、と感心しながら ひた進み、また海を発見!海〜〜〜〜!また勝手に駐車場に止めて、海辺を散策。 う〜ん、ゴスが歌いたくなる。誰も居なかったので本当にゴスを歌いながら 波打ち際を歩いた。せっかく海の日だし、足くらい濡らしてしまえと靴を脱いで 砂浜を歩く。海の日なのに水が冷たい(泣)それにしても、さっきも思ったけど どーしてこう、青森の海は色が褪せてるかな。薄いというより鮮度が低い。 北の果てだから、といえば何となく納得はいくけど、不思議だ。しばらく足を 濡らしていたら、芯から冷え出したので引き上げることにした。冷たいよ〜(泣) 黒崎という地名を通過(笑)し、地図に載っていた温泉へ行こうとしたらそれ らしい温泉がなかった。…ま、電車も無くなるくらいだしな。しょうがないから ホテルの経営しているラジウム温泉に入ることにした。昔懐かしの、プレートの 入浴券を券売機で買い、お風呂へ。…なんか、大衆じみてていいかも。 石鹸もない風呂なので温まるだけで出てきて、しばし休んでからまたホテルへ 向ってドライブを開始した。まだおなかすいてないけど、晩御飯はどこに行こう? ホテルの周辺に戻ってきたときにはすっかり暗くなっていた。 ガイドブックで見たステーキ屋に行こうと、しばらく散策するもまた見つからず、 泣く泣く諦める。こんな暗い夜道にネオンの一つも見えないんじゃやってない だろう。しょうがないのでそのへんのラーメン屋に落ち着く。イマイチ(泣) さて今日もよく観光した。下北半島に左半分はほぼ網羅したじゃん★ ホテルに着き、10時前にはそれぞれの部屋に落ち着いた。さ、折角の一人部屋だし ここから張り切って小説書くゾ〜…と思ったのもつかの間、風呂から出てきたら どっと疲れが来て、早々お布団にくるまってしまったのでした。 (鳩野んまたまたごめん…・泣)
|