今月末、結婚する友達がいる。 中学の時すっごい仲がよくて、というか ウマがあってずっといっしょだったのだが、 中学卒業してからはぷっつりと縁が切れ、去年たまたま 電車で居合わせてから友好が復活した、という間柄。 彼女は行動にしろ思考にしろふら〜っとしていてなんか 芯みたいなものを感じない。会うたびに言うことが変わってて 驚くのが当たり前。前のカレシと長いこと付き合っていたのに、 二股かけたあげく羽振りのいい新しい男に乗り換えて しまったこともなり、悪く言えば浮ついたカンジがあった。 別に私は彼女が嫌いではなかった。 でも逆に、どこが好きなのかもよく解らなかった。 けっこうよく遊ぶくせに、それ自体意識したこともなかった。
その彼女から今日、昼間に泣きながら電話があった。 ゆうべのうちにメールをもらっていて、その返事を 今日の昼間に返したら直接電話があったのだ。 夫となる彼の家のご両親とモメたらしい。 新居となる彼と彼女のマンションの下見に彼が ウソとついてまで連れてってくれなかったうえ、彼の 両親と下見して勝手に決めてきてしまったらしい。 彼女は、そのことに傷つきつつも敢えて何も言わなかったらしい。 でも彼のお父様に「どうして下見に連れていってくれなかったん ですか?」と冗談半分に聞いたら逆ギレされたらしい。 「家は男が決めるものだ」の理不尽な発言に始まり、 「言い方がなってない」とか関係ないことまでネホリハホリ 文句を言われたらしい。それだけでけっこうハラ立つのに、 「言いたいことがあるなら手紙でも書け」と言われて わざわざ手紙を書いて片道一時間もかかる彼の家に行ったら 居留守と使われたらしい。彼もなんだか両親向きな発言を するらしい。彼女はもう疲れきっていて 「結婚するのやめようかな」と言い出した。 確かにそうだろう。ここで「そうだよ、止めなよ」と 言うのは簡単なのだが、もう式場も予約してあるし招待状の 返事をも受け取っている今、当事者にそれを簡単に言って いいものか解らず言いためらった。そうしたら彼女が言った。
「式場キャンセルするのが恐くて 結婚する決心なんかしてない」
…すごい。 目の前にいたら抱きついてたかもしれない。 この一言に、私は深く感動した。断然カッコいい。 今まで私、彼女の何を見てたんだろう。 こんなしっかりした、潔い考え方してる素敵な 女性だったのになんで気付かなかったんだろう。 「もう時間がないのにほっとけない」と何度電話しても出て もらえなくて、彼も「仕事」と言い逃れされて、疲れきってるのに 「こういう問題は早めに、直接会ってちゃんと話したい」と 言い切る彼女の凛々しさに感動した。私も、喧嘩するなら 直接言い合うのが好きだけど、こうも逃げ回られたら 引き腰になる気がする。…舅と姑だし。 そもそも「彼の両親と仲たがい」した経験なんか ないので、アドバイスなんかできないけどサ…。
でもとにかく彼女に対しての考えが改まったのは確かで、 もし彼女が結婚止めたとしても(むしろ彼にはもったいない くらいの女性なのでそれがいいと思うのだが)、私は 彼女の味方で居ようと決心したのでした。 もーホント、大反省(><)
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