かれこれ一年以上、週間女性雑誌で連載していた 「シルバー」というハーレクインのマンガを読んでいた。 今日発売のもので完結だったのだが、なんというか おかしかった。 楽しいという意味でも不自然という意味でもオカシかった。 簡単に言うと、主人公の伯爵令嬢が美貌の金髪イトコに騙された ハライセに復讐を誓って整形手術をして返り咲いて見返すという、 (もちろん、このイトコに対抗する毛色の違う黒髪美形も登場する) 言っちゃえばありがちな展開なのだが面白かった。 やっぱりハーレクインだからだろうか。 私は途中から読み始めたからよく判らない部分も あるのだが、復讐を開始したシルバーは、 このイトコを自分の魅力でメロメロにするために 元家庭教師の男にえっちの手ほどきを受ける。 しかしこの男が盲目になっていて、整形をした シルバーだと気付かない。そのうちバレちゃうんだけど、 バレて欲しくないシルバーは必死に隠そうとする。 ま、それはいいんだけど、この黒髪美形さんは ちっとも盲目らしくない。普通に独りで動き回るし 犯罪捜査もする。しかもなんと、イトコの部屋に 忍び込んだシルバーが二階から落ちてきたのを 地上で抱きとめたのだ。 こんなん目が見えてたってムリだろう。 その時私は思った。 彼を盲目にする必要があったのか。 だいたい、さいきん1巻を買って読んだのだが、この黒髪美形との 出会いからしてオカシイ。川で溺れたシルバーを、馬に乗りながら さっそうと助け出したりして、そんなどう考えても不可能な 助け方しないで馬下りろよと思わず 突っ込んでしまったほどだ。…さすがハーレクイン。 で、その後もいろいろあってイトコを骨抜きにしたシルバー。 しかしこのイトコ、ただのワルじゃなくて味のある性格してて 楽しかった。やっぱ悪役にも味がないとダメよねv いつの間にか黒髪美形とラブラブになっていたシルバー。 鍵のかかった高級ホテルのスィートに余裕で侵入してきた くどいようだが盲目の彼と存分に愛し合い、翌朝 俺たちはゆうべ、この先一生に思えるほど愛し合っただろう? あの夜があらば生きていける…(以下略) 言ってることが難しくて読み返したけどうろ覚えで、 愛の定義が深すぎてわかんなかった。 でも何となく「そんなもんかな」と 感心して納得してしまった。 さすが、ハーレクイン。 そしてクライマックス。彼とイトコの身を案じて運命の地に行く。 そこでイトコの自殺を見、自分をかばって打たれた黒髪の恋人との 療養生活に入る。しかしここでも展開がスゴかった。 「二人で苦難を乗り越えつつ、愛を育んできたもの」と、 体は治ったのに意識を取り戻さない彼を看病してたらなんと、 いきなり目を覚ました彼の 目が見えてるし! つい先週のことだけど、立ち読みしてて思わず吹き出してしまいました。 いくらクライマックスだからって、そんなまとめて幸せに しなくたっていいじゃんかよ。 で、今週は本当のラスト。最後は二人で馬乗りに出かけ、 あの馬上から溺れた人間を助けるという アクロバットな出会いをした思い出の地で 晴れた草原でえっちして終り、という、なんとも 言えない壮大な終わり方でした。 …来週から寂しいなぁ…。
|