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■ 愛情。
本当の愛情。 そこにあるときは全然気づかない。 暖かく大きな愛情を注いでくれている人に。 ふとしたきっかけで、それを失ったときに その愛情の優しさに気づく。
改めて2人で撮った写真を見る。 どの写真を見ても、相方の私に対する愛情の大きさに気づく。 そして、私もとても幸せな顔をしている。 そのときは気づかなかった。
ただ、どんなにケンカをしても別れなかったのは 私が離れられなかっただけ。 まるで磁石みたいに。 「別れたい」と思った時もあったけれど、やっぱり 磁石だから。
私は相方と出会ったときから「優しすぎて私にはもったいない人だ」と思いながら つきあってきた。本当に優しい人だった。いつも笑顔に絶やさない人だった。 私も人に優しくできる。相方が教えてくれたから。人の痛みも少しはわかるから。
なかなか新しい環境になれない。 ただ実家に戻ってきただけなのに。 おいしいものを食べると、うれしいことがあると 伝える人がいない。
本当の愛情は離れないとわからないのかな・・。
2002年01月10日(木)
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