くーちゃんの日記
くーちゃん



 愛情。

本当の愛情。
そこにあるときは全然気づかない。
暖かく大きな愛情を注いでくれている人に。
ふとしたきっかけで、それを失ったときに
その愛情の優しさに気づく。

改めて2人で撮った写真を見る。
どの写真を見ても、相方の私に対する愛情の大きさに気づく。
そして、私もとても幸せな顔をしている。
そのときは気づかなかった。

ただ、どんなにケンカをしても別れなかったのは
私が離れられなかっただけ。
まるで磁石みたいに。
「別れたい」と思った時もあったけれど、やっぱり
磁石だから。

私は相方と出会ったときから「優しすぎて私にはもったいない人だ」と思いながら
つきあってきた。本当に優しい人だった。いつも笑顔に絶やさない人だった。
私も人に優しくできる。相方が教えてくれたから。人の痛みも少しはわかるから。

なかなか新しい環境になれない。
ただ実家に戻ってきただけなのに。
おいしいものを食べると、うれしいことがあると
伝える人がいない。

本当の愛情は離れないとわからないのかな・・。


2002年01月10日(木)
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