にゃんことごはん
ごはん



 氷点下 ものともせずに早起きし 颯爽と歩く 風切りながら

なあんて具合にかっこいいといいなあ、という願望が、タイトルに表れています。事実に即しているのは「早起き」と「歩く」だけなのは、言わずもがな、いや、言わぬが花?

朝早いので通勤時は寒いです。うっとおしくて手袋を使ったことのなかった私が、手袋必須です。
でも耐えがたい寒さ、ではないのですよね。これからもっと寒くなって、雪が降ったりしたら、また違うのかもしれませんが。

引っ越してきたとき、ガス屋さんに「冬場は浴槽に必ず水を貯めておいてくださいね、循環させて水道管の凍結を防ぐので」と言われ、ビビりまくりましたから。
という話を先日、タクシーの運転手さんにすると「いやあ、でもひと冬に何回もはないですよ」と笑われましたが、ひと冬に一回でも十分じゃい! と内心思ったものです。

そんなこんな、日記をさぼっているうちに、12月になっていました。
10月は台風のあと仕事先もバタバタしたり、忙しくなったり。
あとは、ラグビーでわいわい盛り上がって、そのままフィギュアスケートのシーズンに突入した感じでしょうか。
こちらの生活にも慣れて、フラフラと飲み歩いたりもしていましたし。

練ちゃんは、心臓と腎臓と、時々結石という1年でしたが、結石のほうは落ち着いたようです。そして不思議なことに、心臓肥大と言うほどではなかったけれど、多少、肥大していた心臓が少し小さくなっていました。
腎臓のほうは、緩やかに悪化しています。18歳半という年齢を考えると仕方ない部分もあるかもしれません。
できるだけ進行を遅らせて、身体がつらくないように心地よくいられるように、ただ、それだけです。

相変わらず、猫炬燵を拠点に、気が向くと私の座るソファの隣に来てみたり、寒いだろうに、何故か玄関に寝そべってみたり。
せっかく在来線の特急と新幹線とタクシーを乗り継いで、横浜から旅をしたのだから、長生きしてねと言っています。

◇久しぶりにご飯のこと
最近、鶏の手羽先を、チューリップにするのに嵌まっています。まあ、手間はかかるのですが、キッチンに小型TVを置いて、TVを見ながら手を動かせる環境になったので(昔から、憧れでした。横浜の家はキッチンが独立していたうえ、なぜかポータブルテレビも電波状況が悪く、わざわざテレビ線を引くと、それはそれで面倒だったのであきらめていたのです)、手間がかかるのは問題ありません。

チューリップにすると肉は手羽肉の塊で、それをパクっとイケル便利さ、その際に使わない骨と先っぽでスープの出汁をとると美味しいという。
TVを見ながら、ちまちま作っては、食べています。

そして、土鍋ご飯に目覚めたリュウが、炊飯器を、「使わないから」と、譲ってくれました。
大学院に入って一人暮らしを始めるに当たって私が彼にプレゼントしたものだったのですが、ご飯を炊きながら別添の器を使うと、蒸し物ができるという便利グッズで、朝の起床時間に合わせ炊飯をセットしておけば、ご飯と同時に蒸し野菜が出来上がっているわけです。

あとは、今の季節、リンゴでも齧りながら、チャチャッとお肉なり魚なり焼いて(あるいは、調理済のものを温めて)、つくりおきの水出汁を沸かして、豆腐なりキノコなりワカメなり、なんだったら全部を投入して味噌汁をつくれば一丁上がりです。

休みの日は、もう少しゆっくり、ちゃんと作りますが、出勤日はこんなもんです。で、朝から、がっつり食べます。
高齢者はたんぱく質が不足しがちで、そうすると筋肉が衰えるとか。
まったく運動せず、たんぱく質をあまりとらない人と、ちゃんととる人を比べると、ちゃんととる人の筋肉のほうが、衰えないという説もあるようです。

練ちゃんを看取るまでは死ねないので、衰えないように、食う寝る、適度に遊ぶ?で行きたいと思っています。

2019年12月06日(金)
初日 最新 目次 MAIL HOME