午後、なんとなくテレビをつけたらNHKで、「ローザンヌ国際バレエコンテスト」が再放送されていた。子供の頃、バレエに憧れた時期があったなぁ〜。大人になってからも、バレエを見るのが好きで、東京にいる時や、釧路にいる時は、時々バレエを見に行った。あの張り詰めたような雰囲気がなんとも言えず(クラシックもオーケストラよりも無伴奏ヴァイオリンが一番好きなので!)、またその鍛えぬかれた肉体を見るのも、尊敬と憧れの混じった気持ちで、何となく別世界にいるような気がして。最近は、クラシックのコンサートに行く機会も激減して、なかなか素晴らしい演奏家の演奏を聴くことができない。今日のローザンヌでは、日本人の中高生3人が入賞していた。中でも、平野節子バレエスクール所属の、平野亮一くんの踊りは素晴らしかった。私が思うには、バレエはやはりルックスというのか立ち姿の綺麗な踊り手がやはりかなり得をするようで、そういう点においては彼はかなり得をするタイプかも(笑)。まだ少年なので、線が細く全体的に華奢なイメージだけれど、昔の熊川哲也さんみたいだった。かなり感受性が強いようで、踊りにもそれが顕著に現れていて、舞台の袖で見せるおどけた少年らしさが、嘘のよう(笑)。とにかく将来が楽しみなひとりだと思う。まだ熊川哲也さんの舞台は一度も見たことがないけれど、やっぱり役者やってるよりも踊りの方がいいかな〜(笑)。釧路にいたときに、シルヴィ・ギエムが来釧した。友達とどうしても行きたいね〜と話していたが、結局日程が合わず、私たちは観ることができなかった。彼女のバレエ、一度でいいから見てみたかったなぁ〜〜。たまたまその日の夜、その友人のご主人がホテルのステーキハウスみたいなところで食事していたら、シルヴィがコーディネーターと共に現れたそうで。彼は、酔っていたこともあって、はしぶくろ(!)にシルヴィにサインしてもらったらしい・・・、すごい度胸だ(笑)。彼女は、強い信念を持ったダンサー・・・というよりも芸術家で、先の「モナコ・ダンス・アワード」でも爆弾発言をしている。「どんな芸術でもけた外れの才能は一握りのものであり、それらは順位づけなどなくても評価されるものだ」というもの。米国のアカデミー賞を始めとして、日本にもアカデミー賞やいろいろな賞があるが、そのほとんどが、作品自体の質の高さや才能への順位付けだけでなく、うまいプロモーションや、審査員の思惑など、いろいろな要素がかみあっての受賞となる。アカデミー賞だけみても、”コメディーでは受賞できない”などと、いろいろな噂もとびかっている。真の芸術家は、自分の才能だけでなく自分以外の人の才能にも敬意を表しており、それらが商業的な催しとして評価されるのがつらいのだろうと思う。 これらの賞を励みとして日々邁進している人たちもいるわけなので、全く100%否定することはできないと思うけれど、シルヴィの発言はひとつの警鐘にはなると思う。バレエに興味を持った方・・・ココへどうぞ!
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