| 2024年02月03日(土) |
スピンボールの打ち方思い出したかも その3 |
バーンアウト後はその1に書いてあるとおり。 そして現在に至るのだが、正直フィジカル面が優れているときには簡単には負けない。 テニススクールのレッスンなので圧倒的にダブルス形式の練習が多いからである。 ゲーム形式になれば技術よりもテニス頭に大きな差が出る。 これについてははっきり言ってぴょスタイルの効果だ。 技術的に優れたコーチはたくさんいるが、まだぴょを超えると確信できるコーチはいない。 つまり俺が熟成されたレベルに近づけば、負けないはずである。 そう考えたとき、心の底から「ぴょスタイル」に回帰しようと思えたのだ。 自分で決めたからこそ揺るがない。 さらに試打顛末の副産物として、自分で打つことを自分自身が望んでいる、そう確信出来たのだ。
☆ 今度こそフォアスピン(笑)
忘却から脱しようと研究したのはフェデラー先生である。 先生のようにウィナーをとることが目的では無く、状況に応じた回転量のコントロールが理想的だからである。 よって、とにかく面を伏せてから起こす動作に注力した。 これでそこそこにスピンが打てた日は実在した。 しかし、スピンボールで明確なビジョンを持っていた。 格下相手と普通のラリーをする際には、ボールをサービスラインに落とすこと、これである。 理由は簡単で、サービスラインより深く打ってしまうとスピンボールは高く跳ね上がり格下のプレーヤーは上手に返球できないのである。 よって、サービスライン上に正確にスピンをコントロールすることで、高く跳ね上がったボールがちょうどベースライン上にいる格下プレーヤーが打ちやすい高さにコントロールすることが出来るのだ。 ちょっと元気なプレーヤーは打ち込んでくるが、実はそれも簡単では無い。 それだけでミスを誘えてしまうが、仮に良いショットが入ってくればこれは僥倖である。 俺のライジングの練習になるだけである。
上記の通り、サービスライン上に回転がかかったトップスピンを適切なスピードで打ち続けることが自分自身のリズムも運動連鎖も磨かれることとなる。
そしてそのための肝が、 「トップ完成から手首の力を抜いてベースライン方向に面を向けること」 である。 セミウエスタンぐらいのグリップで面を下に向けていても実は腕の内旋は大きく発生していない。 肘から先を効率よく最大限使うためには、可能な限り大きな内旋が必要で、これが出来ると体の回転が効率よく肘から先に伝わる。 これが分かったのが昨日のレッスンである。 そしてこれが出来るだけで、実に6〜7年振りに基本イメージであるサービスライン上に落ちる基本のトップスピンストロークが打てたのである。
ちなみになぜかバックハンドは打ててしまうことが多かった。 これはそもそも、シングルバックは一度ベースライン上に面を向ける動作が必須であることが要因だと思う。
今年は色々追い込んで行けそうである。
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