テニスとゴルフの日記

2005年11月17日(木) いやぁ良かったわ・・・

ちょっとびっくり。
アップの乱打でキャタピラー君とまったり打てたのが良かったのかも。
ノープレッシャーでゆっくり打つことは重要だなぁ、今の俺には。
それとやはり良いイメージをくれる写真!これが効果大だな。
これまで参考にしてきた連続写真の中で一番格好いい!と思えるのが、白黒の連続写真だ。
右肩の前でセットして手首をロックさせたままヘッドダウンしてそのまま水平に体の回転で振り切る、これがいいね。
それとインパクトを感じさせてくれる形もいいね。
とにかく良い練習だった。今の俺には良いプレーが自信を深めてくれるのでとにかくナイスショットを沢山打つことだね!

ということで久しぶりに晴れやかな気持ちで練習からの帰り道を楽しみました。
昨日も参加人数が少なく即ゲームになりました。
正直なところゲームよりも練習がしたかったのですが、相手が一行でなければそこそこやれる、これが案外現状なのかも。まぁ体調ありきですけどね!

さて一回戦目・・・罰ゲームからのスタートです、A先生とのペア。
この人は歳だからまぁあれこれいいたくは無いけど、センターがら空きトドメに自らも完全に他力本願を口に出してくるのでもうどうにも成りません。
まぁやるからには「最初から諦める」事が重要ですね。
それでも何度か「オイオイ」と言いそうになりましたが、我慢してプレーすることにしました。
結果1勝1敗1引き分けで終了。
面白かったのは2試合目のマックス180ペアとの第2ゲーム。
俺のサービスゲームだったのだが6,7回はデュースが続いたでしょう。
結構面白いペアだなぁと思いましたね。
180が完全にバックサイダーのためマックスがフォアサイドに入っていてこれがまた良かったのかも。フォアサイドに慣れないマックスは堅実なリターンをする事が多くほとんどアドバンテージレシーバーになる。ところがそいうい状況ではちょっと俺に気合いが入るため何とかリカバーする。
マックスがミスをしたときには180の集中が上がり戻されるといった展開。
で、フォアサイドのマックスはと言うと、まず一発でのリターンミスはほとんど無かったかな?球質も重く弾道もネットくらいの高さでした。
よってプレッシャーがかかる場面ではサーバーからのミスを期待出来るレベルにまでなってきたかな?決して力まず冷静にフォームとプレースメントを重視してプレーしていたことに共感が持てます。後は1stボレーに対して二球目の仕掛けをどうするか?と言うことになってくるかな。
でも慌ててスピンをかけたりスピードで逃げる方向では成長しないので、クロスのボレーストロークできっちり沈めたり、左右への散らしを意識的に出来るようになれば良くなってくるでしょう。
まぁでもフラット系フォアでデュースコートは正直キツイね。
本来のバックサイドで気持ちよくプレーするためにはフォアサイドがどうしていやなのかを理解しつつ出来ることを堅実にやる程度の感覚で練習していけばいいでしょう。
ちなみにサーブはとても良い感じでした。
見ているだけでも分かるけれど、トスの高さがきっちり出ていればきっちり入ってくるでしょう。本人が最もこだわっているサーブであるが故の良い意味での遊びやチャレンジでダブルフォールトする時もあるけれど、これは徐々に減っていくと思います。一本リターンミスさせられた1stサーブはかなり重かったし伸びも十分でした。それでもフルパワーじゃないので完成したらやはりヤバイサーブでしょう。

面白かったのは3試合目のじゃいあん&かしらペア。
やりにくいのは相手の方でしょうけれど、かしらは手抜きしながらというタイプではないので普通にプレーすることにしました。
まぁ二人とも1stは使ってこなかったのですが、俺は一本目で振り遅れじゃいあんの太股に直撃させました・・・ごめん。毎年一人ずつ殺してるなぁ(鬱)
で、2ndからの展開だったのでリターン沈めて二本目のパス勝負のパターンでプレーしましたが、結構イケルねぇスピン打てると。
第2試合でもあったけれど浅めのボレーに対してしっかり前打点で打てる状況だと本当にどこでも打てますこのラケット。
ストレートかクロスかの選択肢だった時と比べると、まぁ1stボレーの落ちる位置にもよりますが、まずセンターを1stチョイスに、次にショートクロス、最後にストレートという風にコースを感じています。
ちょっと慣れが出てきたのかもしれませんが、ボールを凝視している訳でもなく、相手コートを凝視している訳でもないのがちょっと微妙ですが、余程追い込まれない限り少なくともサーバーの動きは見ていますね。
打点を引き込んでいる訳ではないのですが、動きが見えるようなときがあります。
ただしこういうプレーが出来るときはきっちりリターンや突き球で強打をしている時に限りますが、一定以上の実力者は基本センターを閉めてきます。まぁ俺もここを狙っているのですが、リタ−ンでローボレーをさせることが出来たならば大体踏み込んで次のボールを打てる状況になります。こうなると前衛はポーチにはいけません。出来てセンターカットでしょう。
となるとセンターは自ら意識して閉めなければ一本で終わりです。ところがセンターを閉めるためには後ろに下がりながらでは無理です。よって前に進みながらセンターを閉めるのですがこうなると横には動けませんね。
つまりリターンで崩されなければ、常にショートクロスとセンターの二択が出来上がっていることになります。
でも、二本目でいけなかったときはどうしましょうね・・・上か沈めるのがベストかな?逆に縦に詰めてきてくれたり、前衛が何か狙ってくれると逆にやりやすいのかも。

ちょっと研究ポイントを少し。
サーブですが今痛めている肩の原因を作ったのは去年の冬の団体戦がきっかけです。まぁ1年以上も放置していますがあの時のイメージよりちょっと進展したかな?と思えるコツを発見しました。
まぁ殿のパクリなのですが、あまり担がずなぜスピンが打てるのか分かりました。
スピンを打つ場合は通常テイクバックでラケットを落とします。そこから引き上げてスピンをかけていくのですが、重要なのは腕が伸びきるポイント、つまりフラットを打つポイントよりも打点をやや落とすことです。
で、nsixoneのパワーを持ってすればわざわざ大きくラケットを落とす必要がないことに気が付きました。
元々、ラケットパワーを有効に使ってフラットサーブを打つ研究をしていたのですが(結果力んでじゃいあんを殺してしまった)この時の感覚は、今までより少し打点を前目にして肘を前方に運ぶ感覚で肩肘を前方に押し出した後ヘッドを走らせると言う感覚。
今までのサーブはガッチリ後ろで溜めきってインパクトの瞬間には出し切る感覚だったのですが、今トライしている打ち方はインパクト後も前方に大きく伸ばしていく打ち方です。
つまりインパクトの瞬間に伸びきる溜めてドン式ではなく、リラックスして構えて伸びながらインパクトを迎えつつさらにフォロースルーを前方に伸ばすという感じですね。
ハッキリ言ってこの打ち方プロスタ85では無理です。
インパクトの瞬間に全てを出し切る感覚でパワーを作っておかないとスピードは出ません、体に負担がかかりすぎるのです。
ところがnsixoneだとラケット自体の剛性とパワー感はこれを可能にします。
むしろインパクトの瞬間に出し切ろうと思えば食いつきすぎてしまってコントロール不能なボールになります。
つまりインパクトの瞬間に全てをぶつける感覚ではなくパワーを出し切る過程の中でインパクトを迎えつつ押し出す、こういった打ち方でスピードとコントロールをすべきラケットだと思います。
ということで今までの常識ではとにかくインパクトに向けて溜めて爆発させる方式ではなく、しなやかにインパクトに向けて加速させていく方がこのラケットの特性が生かせるでしょう。
で、スピンですが、フラット同様に軽く肩に担ぐくらいの位置から始めます。ここからわざわざヘッドを落としに行くのではなく、トスの位置を確認して気持ち落としたところから一気に伸びきる・・・・あれ?書くと同じだな昔と・・・
タイミング的な違いだねぇ。
大きく溜めて背中を掻くようにスイングしていたのを、コンパクトな構えから徐々に押し出す、フォロースルーはより前方に・・・これで良いかな?
まぁ昨日は結果的にダブルフォールトにはならなかったけれどもう少し研究が必要です。
フラットサーブも自分の感覚では入っていないのですが結構はいっていることが多く、ちょっと不思議です。
明らかにバックアウトのフィーリングだと当然入りませんが、ちょっと詰まって押し出しすぎたかな?と思うサーブも入っているのが感覚的には不思議でした。

練習全体ですが、2セット目はキャタピラー君と組みました。
彼は若干暑苦しいウザ系キャラですが、二回目の今回はアップでの乱打を共にして、試合で組んだことでやや実力差が分かってくれたかもしれません。
油断すると悪気無く調子こいてくるタイプなので潰せるところは潰しつつ下に置いておく方が良いでしょう。
ですが、試合で組むとなかなか面白い奴です。
相手だと扱いにくいのですが、味方にするとガッツとフットワークがあるので結構拾います。とにかく一喜一憂する奴なので見ているだけでも面白いです。何気なくミスすると気合いが乗らないどころか多分マジで怒るので基本真面目にやりつつミスったらすかさず謝り時々凄さを見せておく、これをやっておけば良い関係を築けるでしょう。

で、二セット目を楽しみました。
じゃいあん180ペアとの試合は楽しめましたねぇ。
勝ち負けは度外視していたのですが、キャタピラー君は3−3と勘違いしていた段階で4−2で負けました。
でもリターンゲームが楽しく、リターンとパスのコンビネーションを研究しました。やはりアドコートは打つコースが多くて楽しい。
バックハンドは固まっていませんが、怪我の功名で一発狙いをしないため二本目で常にストレートセンターショートクロスを意識しているのでかなり楽しめました。
残念ながら本気で狙ったショートクロスは2本ともサイドアウトでしたが、イメージと基礎を掴めば結構楽しくなりそうです。

この日は俺とアニキには厄日みたいな日で、互いでA先生とキャタピラーの面倒を見ていました。
従って基本自分研究モードだったのが良かったかな?
あまりスコアは覚えていませんが、まぁ好き勝手に楽しませて貰いました。
2セット目はバックサイドをやりましたが、フォアはちょっと力みすぎました。一発狙えるだけの実力が付けば回りこむことは悪くないですが、ただフォアの方が安心して打てる、と言う理由で回りこむのは止めましょう。
残念ながらある程度しっかり構えられない状況ではコンパクトにウィナーを狙えるレベルじゃないですな。
ひとまず肩の調子が戻るまで少し大人しくフィーリングを固めていきましょうね。


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ビンセント