テニスとゴルフの日記

2005年11月16日(水) バランス

考えるときりがない。
昨日も素振りをしたけれど、完全に駄目!という状態からは新しいモノを発見しやすいけれど、悪くもないし良くもない状態からの発見はなかなか難しいモノです。
で、昨日の素振りではレッスン前と同じようにバランスのチェックを中心にやりました。
特に逆クロスで一行とボレストしたときにネットすら越えさせられない自分にびっくりしたので、これをどう修正するかをテーマにおいていました。

まず立ち上がりになべさんとボレストしたときには、正面に返せば良かったのでオープンスタンスでも十分だったし、引っかかるときの問題点はライジングでも膝が伸びきっていること、そしてジャストのライジングか、少し手前から飛んでくるところでのショットか位の問題。
まぁ総体的に足が全く動いていないので面だけを水平にセットして起こしていく動作だけでひたすら捌いて無事に終了していたために一行タイムであまりに打てる気がしなかったのは少し驚きでした。

で、修正ポイントとして、正面から飛んでくるボールには上手く打点を合わせられるけど逆クロスから飛んでくるボールを引き込んで打点を合わせる、というかある程度自分から打球方向に体を合わせていかなければただの腕打ちになり全く体が使えないことが判明。
かといって柔軟な思考を持ち合わせていないし、あくまでも自分の予定通りに行かないときにはどういう理由で予定通りにいかないのかを追求する旅に出てしまいレッスンが終了したと言えますね。

で、昨日の素振りではストローク練習の時に感じたスピン量の不足?と合わせて研究してみましたがぴんと来るモノがなかったです。
相変わらず撮影しながらやったのですが、やはり頭が動くことが気になりその場で真上に飛び上がった方が良いのでは?とか考えてみましたが特に進展無し。

で、さらに今日ですがちょっと面白い感覚を発見しました。
手首をフリ−にして運ぶスイングだと遅いボールの球出しは必要以上にスピンがかかります。
同じフィーリングで打つつもりでも、相手のボールが早ければ反射的に力が入る。ということは結果リストワークで飛ばすフォームになったのでは?という帰結です。
今日の素振りでは、積極的に踏み込んでいくことを意識してみました。
ここしばらくの基本としてオープンスタンスでのスイング感覚の修得を行ってきたので、フィニッシュのバランスはともかくとして体の回転を使い切ることは慣れてきたので案外良いバランスでスイングは出来ていると思います。
オープンスタンスを徹底する時点でのスイングを見てみると、前足を踏み込んでから頭から上半身を突っ込んで腰を斜めにして後方から前方への体重加速を行う腰の使い方をしています。まぁショットとしては特別悪くはない印象ですが、応用力のないフォームと言っていいでしょう。
で、10月の後半のフォームを見るとやや上体が起きていて、スタンスも意識されているのか腰が大分水平に使えています。
しかしスイングの初動が左半身を開いていくことは変わりが無く、若干右腕も引きすぎかもしれません。

さて今日の目標。
ラケットを水平に引いておくのは終了です。
今度は極端に右肩の前で手首をロックしてセット。これをインパクト直前までキープすることが今日のテーマです。
これにより腕を一直線に保ったまま肩を押し出すことが出来るのではないかと考えています。
うまくいけば、肩、肘、リストと出していけるのではないかな?
まぁやってみましょう。

ちょっと追加。
ラケットを体の前で水平に落としてそのまま体の回転で水平に押し出す。
これでイケルかな?
白黒写真のフォームが分かりやすかったのだがどうだろう。


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ビンセント