テニスとゴルフの日記

2005年11月10日(木) 爆睡12時間

でした。月曜日の時点で体調が悪く睡眠時間が不十分だったことは分かっていたのですが、あまりの不甲斐なさに火曜日のレッスンにも参加したことが原因でしょう・・・

さて12時間睡眠で復活したら即素振り研究です、馬鹿ですねぇ。
研究テーマはフォアハンドですが、ちょっと面白い番組を見て思ったことを中心に書きます。

まずきっかけはNANDAで、為末選手の一言がきっかけ。
人間はモノを押すときに斜めに体を使わないと言うこと。
つまり右足で踏ん張ったときには右肩で押すように使います、つまり肩と腰の線は一緒にするのですね。
これを何気なく見ていたのがちょっと前のこと。
これを体感出来たのが火曜日の最後のゲーム形式の練習の時の一球目のフォアですね。
アドコートに球出しが来て逆クロスにフォアで返球したのですが、明らかに足は一直線なスタンス。これでは腰の回転は使えません。ですがちょうど腕を伸ばした直線上でボールを捉えることが出来ました、すると意外!?心地よいあたりでボールが飛んでいきました。
感覚的には捻り戻して打つとか言うのではなく、若干曲がったひざを伸ばした瞬間にインパクトした感じです。荷重の中心点は明らかに右腰にありました。
当然バックスイングがないのでスピードも切れもあるボールではなかったのですが、そこまで全く調子の出なかったフォアハンドの感覚とは思えないボールでした。
ちょっとこれについては研究をしていこうと思います。
一行フォアも基本的な考えはこれのはずです。
「お腹を突き出すように」「右足で蹴り出す」「肩ごとぶつかっていく」
これらは腰と肩を同時に打球にぶつける打法を行ったときには不可欠な感覚だと思います。
ちょっと昔を思い出してやってみましたが、ラケットを持つまでは良いモノのラケットを持つととたんに駄目でした、簡単ではないねぇ。

久しぶりに撮影してみました。
殿のオープンスタンスでの通常のラリーと比較してみると、やはり左肩の開きが早いです。
動き的には殿の場合、

1.水平にセット
2.若干ダウン
3.気持ち肘を曲げながら回す
4.一気に引き上げ上半身を回しきる

と言う流れです。

俺の場合2と3が欠如しています。
殿の場合は2から3にかけて右肩が前に出てきているのですが、俺の場合はいきなり4に突入する動きがあるので全く右肩は出てきていません。
これを修正して右肩を先行させるようにして彩度挑戦しましたが、今度は右手を引きすぎていて比較になりません。
ただし本人の感覚では右肩を先行させることによってスイングパワーが上がった気がします。

と言うことで、「右肩を先に出す感覚」と「2と3のような左手の使い方」の両方が欠如していると思われます。

全体的なバランスを見ても、左半身先行で右半身が遅れて出てきてるためにインパクトまで右傾、インパクト後フォロースルーにかけて左傾するという波打ち現象が相変わらず出ています。

まぁ上半身の動きだけでこれだけ問題があれば下半身のバランスは言うまでもないですね。
止まった状態での素振りがこんなんじゃ、動きながらではお話にならないでしょう。
ひとまず右腰で打つ感覚を調整していこうと思っています。
後は睡眠時間の確保ね!

ちょっと調整・・・
ラケットの担ぎ方を徹底。
高くセットしておいて後ろに決して引かないのだが、感覚的にはリストにやや力を入れておいて肘を張らないように気を付けること。
この時に左肩と右肩の延長上にラケットを置いておく位で良いかもしれない。位置をキープするために若干支える程度の感覚が良いかな?

それとスイングのタイミングについて。
前の手の動き出しはラケットダウンが終わってからである。
むしろラケットダウンが終わり右肩を開き始めてから左手を動かし始める感覚で良いかもしれない。
いずれにせよ開きを抑えるために動きを我慢するのではなく、右腕が動き始めてから動かす方向で修正すべきかもしれない。


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