テニスとゴルフの日記

2005年10月06日(木) 多分大丈夫・・・

と信じましょう!
素振りでも前後左右への軸の移動が大きいモノのスイング自体は良いと思う。
恐らく一行には指摘されるが、フルスイング出来なくなるのでは本末転倒である。
ひとまず来週のレッスン時にはフラットストロークをひたすら封印し、スピンベースのボールを打っていこうと思う。

最近楽しいブログを発見し毎日出没してコメントを書いているのだが、そのサイトで「頭をインパクト位置まで残すと体が開いていかないので効果はてきめん!」との記事があった。
どうイメージしたらいいのか分からないが、今現在殿のフォームをイメージしてスイングを作っていて唯一マスター出来ないのが顔を横に向けたままスイングすることである。
実際にフォームチェックビデオを見ても顔は横に残っていない。
可能性として残るのがこの頭の残しを行うこと。
分析すると、スイング開始から左半身を軸に右側に大きくスイングされる体の動きにがあり、インパクト後に腰の回転を使い切るために左側に戻ってくる動きが基本動作になる。
でインパクトの瞬間とスイング終了時に頭が大きく動いていることが分かる。
盆休み前に特別レッスンを受けた時に、スイングそのものの切れやボールの威力には問題は感じていなかったために、軸を動かさないでスイング出来るように修正しようとしたのだが、結果的にこの修正のおかげで前にスイング出来なくなってしまいバランスを崩した。
なんとか危機的な状況からは脱し今に至るが、前回の団体戦では結局フルスイングでウィナーを取ることも、フルショットを打つことも出来ず終いだった。これではわざわざ大改良した意味はない。
恐らくここ数週間でパーフェクトな出来にはならないだろうが、現段階で最も重視したいのが、低く深いボールに対してライジングで打ち返せること、そして速くはないサーブに対するリターンでしっかりフルスイング出来ることである。
やはりテニスにおいて最も重視したいのが自分がやりたいようにやる!これに尽きる。たとえ勝ったとしても勝つべきプレーをして勝つのでは意味がない。やはり自分のショットに強い自信を持ち、打った瞬間に入ると信じられるボールを打ち続けて勝ちたいのだ。

さて今週から素敵な素振りライフが復活したが、そこで思い出したこともある。
ココしばらくはとにかくスイングのあら探しをしすぎだった。
確かにそういう意味もある。
だがしかしあくまでも素振りであり実践でどの程度体現出来るかはまた別問題である。要は素振りをしている=練習 この基本を忘れてとにかく納得のいくスイングばかりを探して素振りを繰り返していた。
そういう自分探しが好きなのは良く知っていたが少しばかりこだわりすぎたようだ。
前述したようにあくまでも可能な限り全てなボールに対してフルスイング出来ること!これが最も重要であって、それ以外のことはおまけに過ぎないのだ。

といいながら撮影しながら素振りしてしまいました。
まぁいちいち修正していかなければいいでしょう。
今日のテーマは肩口のボールに対してフルスイング出来るかどうか。
以前に見た殿のハイボールのハードヒットの写真で印象的だったのが、インパクトポイントから綺麗に水平にフォロースルーが伸びていたこと。
これを意識しすぎてフォームをいじったり現段階では無理だろ!と諦めたりしていたが今日はそこにはこだわらず自分のイメージ通りの体の使い方を意識して素振りした。素振りしている感覚は悪くない。
若干前方へのフォロースルーが短い気がするのだが、フォロースルーのピークから集束に向けての動き自体に不自然さはない。
むしろ地面に足をつけて打っているのならばこれくらいでちょうど良いだろう。
重要なのは、コンパクトなテイクバックから体を正面に向けてインパクト、角度的には0度から始まり45度から50度前後移動してインパクト。そこからフォロースルーのピークまで90度回し元の位置に一回転して戻ってくる感覚になるのだ。

と今書いていて重要なことが分かった。なぜ殿は後ろ足が浮くのか?という点である。
前に荷重をかけるだけならば後ろ足を前足の後ろに運ぶような動きは必要ない。ただ前方に蹴り出して前足に乗せてしまえば良いだけだ。
しかしオープンスタンスから順クロス・逆クロスに打つ場合でもほとんど後ろ足は前足の後ろで跳ね上がっている。対して前足はクレーコートでは多少スライドするモノの位置はほとんど動かない。
以前の日記で、フェデラーの打法は前後の荷重移動と(フラット打法:体重の前後移動)腰の回転を使う運動(オープンスタンス打法:腰の回転を中心に使う)を組み合わせた打法だと書いてあって、それに対して違うなどと偉そうに書いていたが、どうやらその解説は正しいようだ。
仮にスクエアスタンスでこの打法を行うと問題が生じる。実際に俺はこのパターンでやっていたのだが、クローズまたはスクエアスタンスで荷重移動すると前足がスイングの中心になってしまう。こうなると体が回っていかない。腰の回転をフルに使うにはあくまで腰が中心にならなくてはいけない。
通常のオープンスタンスの打法だと両足均等に荷重をかけスイング開始と共に後ろ足から前足に荷重が移動しつつ腰の回転を加速させ恐らく前足と並行の位置でインパクトするはず。インパクト前から前足に荷重がかかってしまえば打点が前に行きやすいし、体も前足方向に開きやすい。
しかしラケットの進化とプレーヤーのフィジカルが向上したことにより、腰の回転と若干の荷重移動だけで威力とスピードが両立出来るようになった。

話が逸れた。

で、フェデラーの場合は通常のオープンスタンスで打つことをより積極的に進化させている。
まず前述したように後ろ足から前足に荷重をかける。これにより前後の体重加速によりスイングパワーが得られる。
ココで最も重要なのがややオープン気味に右足を開いていることで後ろの腰を前方に押し出すスペースが空いていることである。
この時にクローズドスタンスやスクエアスタンスだと押し出す方向が前足より右側にしかスペースはない。つまり逆クロスにしか打てない事になる。
これを防ぐためにやや後ろ足をオープンに配置しておくことで後ろ腰と前腰がインパクト時に平行に並ぶことが出来る。つまりいったん蹴り出された後ろ足は腰の回転が始まった時点で役目は終わっているのだ。
しかし注意しなければならないのが、ただ空いたスペースに腰を送り込めばいいわけではないと言うところだ。
前方に送り込みすぎると腰はストレートかクロスにしか回転はしていかない
逆クロスに打つことを考えるならばあくまでも腰を送る込む程度に留めておく必要があるのだ。よって前足に送り込む蹴り出しの力は強すぎても弱すぎてもいけない。腰の回転をスムーズにスタートさせる程度に優しく正確に行わなければならないのだ。

はぁ久しぶりに書いたぜ・・・


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ビンセント