| 2005年05月21日(土) |
互換バッテリー大活躍! |
いいねー!純正品の二分の一で性能はやや上のようです。 記憶が曖昧だけど純正品は満充電で2時間ちょっとの使用時間だったはずだが、この互換モノは3時間19分との表示。しかしあくまでも充電器の情報である。 コートに行って起動させてみたところ169分との表示。しかしこの表示はあまり当てにはならない。壊れかけの純正バッテリーも最初は120分とか表示される、しかし実際には一気に放電してしまうのか、今年に入ってからの最大起動時間は50分程度だったと思う。 実際の撮影では丸々1時間撮りっぱなしではないものの余裕で撮影。帰宅後放電とチェックをかねてバッテリーで再生。なんだかんだ言って1時間程度は見たはず。つまり充電器の情報ほどではないにしろ2時間は軽く持つと思われる、ナイスだ!ひとまず今日家にたどり着いたら最初に巻き戻しをしてパソコンに取り込もう。その上で再度撮影をして完全に放電させましょう。
それでは本題。昨日の予定はバナのパソコンを修理する予定でした。 しかしバナに会議が入り中止。マックスも出張でいないためスクールに行こうかと画策していました。しかし大事な人を忘れていました、リーダーです。リーダーは今週バックハンド強化のためにスクールに三回も通っていて昨日も行ったという話をしていたのでキツイかなと思いつつも声をかけたら「良いよ」というお返事!ナイスだ!練習は8時少し前から開始。 まずminiラリーからスタート。しかしここ最近のリーダーは根本的なバランスが狂っているのかminiラリーも安定しない。はっきり言って俺から見てもどこにボールが来るのかまるで分からないのだ。コースを読ませないという意味では相手に分からせないのは良いことだが、miniラリーでコースが読めないと言うことは、コースを隠しているのではなくフォームが安定していないと言える。ここ最近リーダーと打っていてもリズム感やフォームの安定性が感じられないのでどうも噛み合わない感覚は強かった。そして練習の合間にDVでフォームを見たら原因はある程度分かった。 まず下半身から腰までの使い方がフラットプレーヤーの使い方ではなくスピンプレーヤーの使い方になっていた。 基本的にフラットプレーヤーは腰を縦に使うが、スピンプレーヤーは横に使う。下半身はフラットプレーヤーは前後に使うが、スピンは上下である。 しかしリーダーはグリップを変えないイースタン程度の薄い握りとフラットの感覚を持ちながらスピンの使い方をしているのだ。これでは安定するわけがない。上半身の使い方を見てもインパクトポイントが前過ぎる。 これを本人が全く自覚していなかった。 恐らく本人の自覚症状としては 「打点が体に近すぎること」 「引きが小さいこと」 位しかなかったと思う。 しかし実際には後者の引きが小さいことは修正されており綺麗にサーキュラーでフォワードスイングがされている。しかし体の向きが甘いのだ。もっと前肩を入れて、右肩を後方に引いておいたところからインパクトに全てを集中させるべくスイングすべきなのだが、溜め方が浅い。結果本来のインパクトポイントより前で打たざる終えないのだ。 鶏が先が卵が先かの話になるが、差し込まれるのが嫌で前打点を意識してきたのか、後のパワーを出せないために力んで前打点になったのかは分からないが、いずれにしろ打点に正確に入ることを怠ったという経過がなければここまで崩れない。 もしくはスクールを変わったことで、スピンを打たされる機会が増え狂ったことも考えられる。 少なくともコート開きの頃にはここまでバランスを崩して無かった記憶があるので後者の方が要因として強いだろう。 で、「結果前肩を開いてスイングするスペースを見つけざる終えない」状態になると上半身で打つことになる。 DVで再確認しても明らかにスイング起動がおかしい。まぁ薄いグリップで前打点で打つために面がすぐ打球線にかぶっていってしまう。これはバックアウトする弾道を抑え込む動きであり、スピンプレーヤーと同じスイングである。グリップが厚ければ肘を入れ替えることにより押しを加えることが可能だが薄いグリップでは不可能だ。よってハエ叩きのようなスイングになってしまう。つまりインパクト直後に脇が空いて肘が折れてしまうのだ。 パワーが出るフォームに見えるがただの腕打ちである。タイミングが合えば良いボールになるが少しでもタイミングが狂ったり、センターを外せば途端に安定しない。なぜタイミングが合わないのかがこれで分かった。 そして腕打ちになっていることでボール自体の切れも無く、バウンドしてからの伸び方が一定していない。やはり相手にとっては嫌だが、こういう打ち方をしている以上攻撃的なプレーはほぼ不可能だ。恐らくエースよりミスが先行するだろうし、試合という緊張感の中でこうすればこう飛ぶという確信の無さがより腕打ちを強めるだろう。
そんなことを考えつつ修正のため球出し。 しかしはっきり言って根本的な何かが欠けている。いくらかましにはなったが調子を落としているという言葉だけでは片づけられない状態だと思った。よって一旦拾って再度球出し・・・しかし特に変化はない。とにかく下半身の使い方がフラットのモノではないし、残念ながら下半身よりも小手先を重視する傾向が強いリーダーは上半身に注意が集中し下半身の意識が弱い。前に押し出そうとする気持ちは分かるがインパクトが前過ぎるので後ろ足が前に引きずられてくる。 これでは安定したフォームでのフラットは打てない。 ひとまず疲れも来ていると思ったのでラストに軽く打ち終了し祭りに入った。 祭りでのDV鑑賞も特別変化は無し。やはり想像通りに体を使っている。 ところがそんななか奇跡のショットが存在した。スピンである。 ボール1,2球分のアウトに対してしっかり下がり力まずに綺麗に振り抜いているスピンがあった。上半身・下半身共にバランスは最高、スイングも綺麗に前方に抜け上に跳ね上がっている。 速いボールを打とうとしていない意識で繋ぎボールを打つフォームは素晴らしかった。ということは今のリーダーは感覚的にもフォーム的にも速いボールを打つことを求めるのではなく、最初から力まずスピンを打つ方が適しているかもしれない。フラットボールはゼロ、スピンは1、という比較が難しい状況ではあるが、フラットに戻すためにはまず上半身ではなく下半身の使い方を修正する必要がある。これは難しい。特に練習状況を考えてみてもファニピー定時練習では遅いボールを打つプレーヤーがいなくなってきた。バナ・兄貴はスピナーだし、マックスはボールに切れが出てきていてベースショットのスピードが速くなってきている。速いペースに合わせて練習するために重要なのはフットワークでありこれはキツイ。なおかつ落ちてからの伸びもある。 レッスンではスピンの練習が混ざってくることが多いようで、こういう時に自分はフラットだからと我を張るタイプではないやさしいリーダーの性格が痛い。 ならば下半身の使い方、一本でも綺麗なフォームで打てたスピン、これをベースに変えてプレーした方が良いのでは?そう思い助言した。 本人も迷いがあるし、厚く当てたい、という欲求があるのでここの部分をどうするかである。 体力的なことも考えフォームのバランスが崩れにくいスピンの方が試合では良さそうだ。決められない辛さもあるが、根本的に気合いを入れてフィジカル面、特にフットワークを強化する気がなければフラットスタイルにするのは難しい。 昨日も素振りで説明しようとしたが、数ヶ月前、職場での休憩中に俺に見せてくれたフォーム自分で作れなくなっている、あのときのフォームは素晴らしかったが残念ながらその残像はなかったし、一番辛い・・・と思うのは下半身と腰の使い方が完全に変わってきていることである・・・恐らく一番良いときの自分のスタイルさえも記憶にないのか、あっても再現出来るほどの明快な記憶がないのだろう。 結局こだわりが強ければ強いほど記憶も強く残る。 どんなショットも一朝一夕があり、弱点を知った上でもこういうスタイルこういうボールを打つ、そういう精神的な強さを持って練習しなければ崩れやすい、ということだろう。 しかし試合のためにテニスしているわけではないので、どちらかに決める事だけが選択肢ではない。迷いながらもテニスしている瞬間を楽しめればそれもありかもしれない。 ただ周囲は上手くなっていくし、仮に明確な差が付いて追いつけないと感じたときにどう思うかが問題である。回りに置いていかれるのは結構辛いのだ。
さてと長くなりすぎた。 俺の方はというと祭りでのDV鑑賞、数本で撃沈・・・ 右肩の使い方がちがーーーーう!!! せっかく左肩で引っ張り体を回しているのに右肩から押し出さずに腕を先行させてインパクトしているので結局自分の右腕で左肩が回るのを防いでいるのだ。当初は左肩の引きが悪いのかと思ったが今日の素振りで左肩ではないと分かった。 右肩の使い方が根本的に間違っていた。 肩の前側の筋肉を収縮させるパワーでボールを飛ばそうとすることが間違いだ。使うのは後側の筋肉で前は伸ばす感じで使う。 そして肩で腕を支えるように打つのだ。そうすれば完全にボールを後から支えられるのだ。そしてインパクト時に頭を残すことも苦しくないフォームが出来上がるはずである・・・あう・・失敗だ・・・
しかしこの点を修正すれば良いかもしれない。 実は撮影しなかったときこそこの打ち方が出来ていたはずなのだ。 やや目が離れ気味になったが、肩で打っているなぁと感じ、結果厚い当たりにボールが飛んでいるときがあり、恐らくこの時は打てていたはずだ。 出来れば今日試してみたいが体力的にもちょっとキツイし相手があきしかいない・・・早ければ明日のサークル練習かな?ん?明日はないのか・・・ぐえ・・・
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