| 2004年05月19日(水) |
教えているようで教えられていることもある |
練習でした。アップはそこそこにバックサイドでマックスとひたすら乱打していました。 最初は風下をやってもらい、力み無くボールを打たせる意味を理解させるつもりでした。前回は風上から先に打たせて気分良く風下へ・・・結果自分のフォームで打ったのか風に乗っていたのか理解したはずなので今回は逆に集中させる意味で先に風下を与えしっかり打てるように意識させてからサイドを交代しました。 マックスは脱力というなのテーマでここ最近やってきましたが、もう脱皮したようです。今はフォームで打つこと、下半身の正確なセットという最大のテーマに挑みフットワークでリズムを取りそのままストロークに繋げる訓練に入っています。予測を超えたスピードで進化していますが、本人も集中して練習すると言うこと、テーマを明確に持って練習する事で想像以上の上達ぶりを感じているようです。 先週の試合でも今持っていて発揮可能な己の実力をしっかりと出し、必要なモノを感じ取っているようです。伸びる時期というのはこういう時で練習に対し真摯な姿勢、そして真摯な練習によって得られる明確かつ論理的な自信を積み重ねつつあるでしょう。
さて練習ですが、はっきり言って練習になったのは俺の方かもしれません。 風上からしっかりと放たれる弾道の低いフラットボールを返球するのは楽ではありません。小手先では良いボールを返球出来ないのです。 分かっていてプランニングしたつもりでしたが正直序盤は苦労し続けました。 まず最初は見事にセンター方向にばかりボールを飛ばしてしまいました、つまりこれは力んで引っ張ってしまっている証拠です。可能性としては早めに振り出しすぎている事も考えられますが、いずれにせよ早めに振り出しているのならばもう少しコントロール出来ているはずなので、負けまいとして力んで打っていたと思います。これを修正すべくまず前足の踏み込みを第1テーマとしました。しかし早めに踏み込んでしまうことで思い切りよく振れなくなりました、つまり前壁の意識が強すぎて本来振り出したパワーを止める効果以上にスイングを阻害していることが分かりました。これは単純に踏み込むことが悪いのではなく、踏み出しているだけだと言うことです、つまり体重は後ろに残ったままスイングしているのです。後ろ足に体重を残して前足を踏み出す打ち方で有効なのは高い打点の強打です。これはグリップが薄いので打点が基本的に後ろになるはずの所を前目に設定し逆クロスを基本コースとして設定し準備するものの、クロスにも切り替えて引っ張れるように考えた結果だと思います。しかし最重要課題はしっかり体を捻って準備出来ているか否かです。 脱線しましたが、この高い打点の打ち方が体に残っているというのは攻撃性の証ではあるモノの低い打点での正確なショットには基本的な動きが必要です。 しっかり前足に体重を乗せて後ろから前に体重移動させながら捻り戻しを行い、左腰で止める、この動作によりヘッドスピードが上がりパンチ力も増すはずです。ちなみにこれは練習後マックスに「腰の筋肉の付き方がおかしい、左腰が妙に鍛えられている」と質問を受けた時にその理由として説明しました、なぜ詳しく説明出来たのか?数十分前に練習で自分が調整していたからじゃ。 で、徐々に体重移動を使い始めたモノのまだ気持ちいいスイングが出来ない。考えつつとにかく足を動かして打っているウチにバックハンドスライスが打てていないことにもっと頭に来て修正を始める。バックスライスはとにかく溜めが重要! 特に上体と肩の捻りが最重要課題だ。数年前に肩を痛めてしっかり捻られなくなった時以降、本気で練習していなかった。前夜のレッスンでも一行に指摘されていたのでこれを実行しつつ修正に入る。しかし慌てるおかげで打点が前になってしまう。結果的にしっかりボールを待って打てるようになりつつある、と言うレベルまでは到達したが、序盤は無惨であった。体を捻るところまでは良いのだが、ボールを待つことが怖いのだ、振り遅れる!と言う恐怖感が心と体を支配していたのだ。でも頑張って我慢しつつ、打ち続けた。何球かは遅れたり、振り出しが遅くなったりしたが、スライスで遅れることの理由は捻り不足だと思う。腕だけでスイングスピードを出そうとすること自体が大きな間違いなのだ、出るわけはない。しっかり捻り戻しによるスイングの起動を行えば打点が近すぎなければ振り遅れる事はない。しっかり捻っていないことで初動スピード出すために腕を使うことになる。面の角度を押さえることにもリストは使っているので厚めに握り反発の角度のみを調整して打つ妥協のスライスを目指しているならばこれで良いが、捻り戻しを使った威力ときれを両立させたスライスを打ちたいのならば打点を前にして面だけで打つスライスは何の練習にもならない。まず上体と肩の捻りありきで、これに可能な限りの前方への体重移動がスライスの鍵を握る。俺のスライスの結論は踏み込みよりも捻りである。
と、いつもの脱線だが、この捻りを意識することでフォアハンドのテイクバックも考える意識が生まれた。先々週のはらっちのレッスンでも下半身の沈み込みと捻りを意識して練習したが、その効果があっての発見だと思うが、俺のフォアはやはり二段引きなのである。昔トステム(の社員で当時アシスタントやっていた)に言われたことがあった。で、確認してみた、というかここ最近目が不調なのでボールの判断が遅くなっていて、結果引きも遅くなる傾向が強かった。引き遅れは初心者レベルの問題だが、これに対策するために早めに引いて待つなど俺には出来ない相談だったのだ。 しかし風下にいる上に風上からマックスが伸びときれを両立した重い球質のボールを打ってくるので、ぼこぼこミスショットを連発しては互いのためにならない。 諦めてマックスが打った瞬間にフォアかバックか判断してとにかく引く事にした。 結果これが良かった。バックスライスはしっかり引いても溜められるか否かの問題があり、前夜のレッスンでも一行に教わった通り、早めに出してしまうと浮いてしまうのだ。じゃあ遅れたらどうなるんだ!と聞く気にはなれなかったが、遅れればネット行きである。しかし捻り戻しさえ出来ていれば押し込むことが可能なはずで、きれは出せないだろうがネットを越すことは出来るだろう。早めの打点で浮いてしまうと言うことは面が上を向いてしまうと言うことで、差し込まれても上向きの打点をインパクトの瞬間に調整出来れば返球出来るはずだ。 スイングパワーを腕に頼って打っている間はまだ初心者だぞ! また脱線したがこんな事を考えながらフォアを打っているうちに高い打点でハードヒット出来るようになってきた。低い打点よりも高い打点の方が力を出しにくいことを経験で知っているし、かつ高い打点を繋ぐことなど大嫌いである。従ってハードヒットしていた。これが結構入っていた。しかしやや抜け気味だった、まぁこれは良いさ。で、高いボールを思い切り叩きに行った時左足を踏み出すために内側に寄せることを意識していたら想像以上に上体が捻れることが分かってきた。この間隔を低いボールでもやってみると、一端フォアかバックか判断し取りあえず引く、次にポジションの微調整をして踏み込む、この踏み込む直す瞬間にもう一度引き直しているのだ。恐らくダブルスでの連続返球を練習しているウチに付いた悪癖であろう。理想は一度でズバッと引くことなのだが、とにかく打ったら直ぐ引く、という練習をしているウチに変な癖とリズムが付いてしまったのだろう。一球打ってぼーっとしているよりも引いていた方がマシだが、二度引きになるくらいなら気合いを入れて一回で引けるように修正しようと思う。 一回で正確かつ素早い引きを行うにはボールの予測、ポジショニングが重要だ。予測とポジショニングを少しでも早くやれないから、引く時間が無くなり差し込まれるのだろう。現段階で良いフットワークだとは言えないがそんな中でも頑張って練習していこうと思う、とにかく足を止めてはならない。変な踏み込みをしてしまったり、打点にこだわりフォームを崩すくらいなら、正確なポジショニングとテイクバックを行って振り遅れる方がマシだ。 理想は素早く移動し早めに打点に入り時間が余ったら足を小刻みに動かしつつ下半身の沈み込みとテイクバックのリズムを掴み、前に踏み込みながら可能な限り高い打点で打つことが出来るように集中していこう。
残り20分からゲームを始めた。次回もこのメンバーで出来るかどうかは分からないが、このメンツになれば残り20分位はゲームしても良いかもしれない。それ以上はノーサンキューだが。
ペアは俺とマックス、相手は兄貴とうめさんだ。 サーブを貰いマックスのサーブから始める。ダブルフォールトスタート。ここでマックスに話しかけて次になりをすべきかどうかを聞く。とにかく入れていく、と言うのでそれでは意味がないからコースは?とさらに聞く。センターとの答え。ファーストを落とすがセカンドは入る。良いリターンが飛んできて返球に詰まるが梅さんがミスしてくれて助かる15−15。次は特に話しかけない。ファーストは落とすがセカンドを入れる。しかしうめさんのナイスリターンが来る。打ち負けるが最高のリターンだったので前に飛ばしただけでも立派。15−30 ここではファーストが入り甘くなった所を俺がポーチ30−30 次はファーストを落としセカンドになるがやや甘めのリターン。詰めてきてストレートに狙ったが惜しくもネット、30−40 挽回をかけて望んだファーストサーブだが先ほどポーチに出られているので良いリターンが来る、やばいと思いさがりつつマックスの様子を見る、ナイス返球!ナイスバックだった、やばい次に備えなきゃ!慌てる俺を見透かすように甘い返球、やべ行かなきゃ、余裕で届くモノのテイクバック不十分のため振り出すスペースが無く下に振る、ネット・・・凹み謝る・・・しかしこのタイプのミスが多いのはとにかくバックの引きが甘いことだ。引き遅れてもしっかり引くことを徹底することが最も重要課題だと思った。 しかし以降のリターンゲームでも足が出ずに引きも遅れ手打ちで前に飛ばすことと抜いて沈めることを両方やろうとするミスを一発カマス・・・バカタレ。 さらに次はしっかり前に振ろうとしてテイクバック不備&上体前向いたままスライスを打ち、センターに飛びポーチにかかり終わり・・・アホンダラ 以降のサービスゲームでもバックミスを繰り返す。一球だけしっかり溜めることが出来たが、打点が前になったためクロスに飛んだが浮いた・・・ボケカス リターンは他のショットよりもより目が合わないモノのバック系はひどい。 しかし腰の捻りだの何だのと勘違いしていたが一番ダメなのは引き方だと分かり次回への課題が明確になったのは大きい。しっかりやれよお前。
収穫は一行式スピンサーブ。これ使えるわ、マジで。 一本マックスがアウトリターンに手を出したおかげで1ポイント失ったが、伸びと跳ねは想像以上で打ちにくいようだ。コースを研究し習熟していこう。 1−4からノーアドだったらゲームになったはずなので2−4か。 最初のゲームでぼけたポーチミスをしなければ3−4で相手サーブ。ブレーク出来ないだろうから3−5。俺がキープして4−5か。サービスブレーク出来なければ絶対的なキープ力が必要なことを痛感した。 もっと痛感したのは己の甘さへの認識不足。 今後一ヶ月のテーマは、「とにかくしっかり引け!引けるようにフットワークしろ!」で行きます。ちんたらやっていたらマックスに抜かれちまうぜー頑張れ俺。
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