| 2003年09月05日(金) |
落ち着いてきたかな?体調 |
日々疲れる事も多いですが、走り込みの成果で筋力と技術の熟成度が上がってきたかもしれません。 昨日の練習では十分にそれが分かる内容になりました。
残念ながら、フットワークに未だ完全なる自信は戻ってきていないので、時々腕打ちになる場面も出てきますが、それでも最後にしっかり止まって打てることが多くなってきました。 やはりショートボールなどに対応するときの大前提はフットワークでしっかり打点にはいることが重要です。 昨日も何度かショートボールに対してのカバーリングからそのままアプローチという局面が何度もありましたが、最初に思うことは「届かないかもしれない」なのですが想像以上に届いてしまうことの方が多く自分自身驚く事が多かったです。 届かないときと届くときの違いはそのまま打点に現れます。 ぎりぎりの時には腕を伸ばして前打点になります。そして予想打点と肩を結んだ直線で一番近いルートで打点に入っていきます。おそらくこの打点への入り方はどんなときでも変わらないのですが、フットワークが良く余裕があるときには最後に回り込むような動きをしながら可能な限り横打点までボールを引き込もうとします。結果、しっかり引き込めたときには高い確率で返球が可能になる上、腕の使い方をかなり押さえることが出来るのでコントロールできる確率が高くなります。 昨日はこの感覚を良くつかむことが出来たので、アプローチを打った際に自分が低い姿勢で入らなかったため、結果ラケット面を上向きにセットしなければならず、腕のコントロールを要求されてしまうことが何度かあり結果ミスになる時の原因も自分で正確に分析できるのでより精度の高いショットを目指せる様になっていくと思います。
先日の日記にも書いた、フォアハンドの体全体でのスイングですが昨日の練習ではまだ違和感を残しながらもかなりの確率で返球できるようになってきました。 昨日の練習はマックスと兄貴の三人での練習でしたが、兄貴がフォアでマックスがバックサイドにいたため、兄貴のスピンボールをストレートに流すショットが多く要求されましたが無難にこなせたと思います。 失敗が多かったときは決まってテイクバックを怠っているときと、右足を決めすぎて左足が踏み込めなかったときで、この点の修正はまだしばらくかかりそうです。 今までセミウエスタンでフォアを打っていたときもそうだったと思うのですが、オープンスタンスで構えたときにも上体の捻りは真横よりも深くはなかったと思います。従って、腰の回転をうまく使えているときは捻りが小さくとも良いボールが打てていても、少しのバランスの欠如と体調の悪さがショットの切れを左右していたのだと思います。 あくまで基本は体調にあるのですが、体調が悪い日が続くと腰の使い方すら甘くなり結果筋力の低下に繋がり、理由が分からないうちにどんどん腕打ちになっていくという状態だったと思います。 やはりテニスは運動連鎖が重要であり、それを支えるためのフィジカルは不可欠であると認識しました。
トータル的にはオープンスタンスの癖が抜けきっていないので、どうしてもボールに近づく癖がまだあり、ここを修正していくつもりです。この問題は精神的なものが大きいと思います。 それに腰の使い方です。 あまりに意識しすぎるとかえってスムーズな動きを妨げるので意識レベルでは必ずボールに対して横向きで打点に入っていくことに集中しようと思います。 昨日の練習でフォアハンドが当たっているのにバックハンドが全く当たっていないときにチェックしてみると、肩は入れているのですが体が横向きになっていない事に気が付き修正しました。 すると今まで前打点で捕らえインパクト後にリストワークを使わなければスピードが出なかったのにアウトになるくらいの勢いでボールが飛んでいくことが分かり、つくづくストロークとは腰の回転が重要なのだと思い知りました。 しかしこの日は納得のいくドライブは打てませんでした。 バックハンドで横向きを作るには意識レベルで右腰を相手に向けること(これはイメージ済み)さらには背中からボールに入っていく感じでもいいかもしれません。それをスムーズに行うには後ろの左足を柔らかく使って後ろにかけた体重をスムーズに前足に移行する動きが必要になると思っています。 スライスはフォワードスイングで跳ね上げるような動きが無くなっておかげで、やや違和感ありオフセンターで捕らえることがまだありますが、ぐっと引きつけながら一気に解放する捻り戻しの動きがシャープに出来ることが多くなってきました。 昨日も容赦ないスライスを何球かマックスに浴びせてしまいました、ごめん。 しかしこのことで気が付いたことは、相手に打ちやすいボールを打つためにはスライスよりもドライブで支えた方がいいこと、すなわちある程度スピードの乗ったボールを打ちやすいボールに変化させるためには腰の開きを一気に要求されるスライスではなく、ドライブで打った方がいいことが分かりました。 火曜の練習の時にマックスのバックハンドドライブ(バックはドライブしかない)を見て梅さんが「絶対スライスが打てないスイングだ」と言った理由には「溜がない」事をあげていました。ドライブは溜めなくても前打点で押すことにより飛ばせるが、スライスは溜め込んだ力を解放することで飛ばす、つまり溜がなければスライスは打てない、と言うことだと新たに理解しました。 スライスで打ちやすい返球をするには回転量を多くするように打つしかないのでしょう。おそらく俺はそれがイヤだし、回転量の多い球速の遅いスライスを相手に打たせるよりもドライブの方が癖が無く打ちやすいボールになることを知っていてかつ実行できるフットワークとフィジカルを持っていたのだと認識しました。 なんとか今シーズン中にあきやマックスと打ったときに、こういったコントロールが出来るようなレベルまで到達したいと思います。
ボレーは今期最高のできでした。 まずストロークが良いために相手のボールが浅くなることが多いので自然とダッシュする機会が多くなりました。 それにストロークがボレーと同じフィーリングを感じやすいので、ほぼ同じ感覚で打つことが出来るのもうまくできた理由の一つでしょう。 実際、フォアハンドストロークでもスライスがきれいな横回転無しの縦回転で深く打てていたのがその証明だと思います、まぁおっかなびっくり打ってしまいましたが。 後はとにかくネットでの動きがすべてですね。 昨日はとにかく軽く動けたし、きっちり下半身主導で動けたのでかなりの広い範囲をめちゃくちゃに打ち分けられながらもボレーし続けることが出来ました。 やはりボレーが打てると気持ちがいいですね。 しかし未だ集中力が欠けると情けないボレーをすることも少なくないので未だ注意は必要です。でも、ボレーはバランスと反応が良ければ持っているものが自然と出てくると思っています。後はしっかり横向きで捕らえていけるかどうかです、軽いフットワークと上体のターンが命です。 とりあえずこのまま可能な限り状態を落とさず、より高いレベルでのテニスのイメージを高めていこうと思います、まだまだ おっかなびっくりで打つショットが多すぎますねぇ。
後は常に低い姿勢でのプレーを意識することです。 おそらくこれは下半身の柔らかい使い方がポイントで、ショットに繋がるひくい姿勢とはフォアサイドならば右足の決めと膝の前方への入れ込みでしょう、バックならば左足ですね。これが出来ると自然と腰が回り、前過重になるので前足を出さざる終えないことになり良いフォームに安定してくると思います。 両膝をしっかり内側に折って低い姿勢でのプレーを目指しましょう。
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