テニスとゴルフの日記

2003年05月02日(金) 外練習5回目

昨日は副住職から久しぶりに会ったので一緒にテニスすることになった。
後から遅れて兄貴と梅さんが来たが、互いにクロスコート半面で最後まで乱打する形でした。

始める前に副住職が「俺かなりうまくなったよー」と言っていたのでどのくらいうまくなったのかなーと思っていたら、想像以上にストロークが安定していました。
俺もフォアハンドに限ってはかなり感覚が戻ってきていたし、この日もいつものように走り込みしている中で、トップスピードでの走りを二度ほど試し、スピード感が戻りつつあるのを確認していたので非常に良い練習になりました。
副住職は自身の発言通りにストロークが安定していて、俺の振り遅れだが伸びのあるフォアハンドに対してもオープンスタンスでバックのドライブとスライスをしっかり使い分けて返球してくる。特にバックのスライスはフォームがコンパクトでインパクトがしっかりしていて、フォロースルーも非常にきれい。完全にバックのスライスは副住職の方が習熟度、安定感で勝っていた。おかげで視覚的に良いフォームが見れたので俺にとってはプラスで、練習前の段階でもバックは気合い入れて強化することを決めていた為良い見本になったと思う。
さらに元々フォアハンドは良い物を持っている副住職だが、クローズドスタンスにこだわらずにオープンスタンスで後ろ足のけりを使った新時代の打ち方が合っているらしく(新時代と書く当たり俺は古いわ、おまけに真似できん・・・)コンパクトに引き、後ろ足で蹴って押し出してくるのでいい感じで回転がかかっている。ボールが止まることもなくしっかり伸びてくるので昨日のような風の強い日でも負けることなく良いショットになっていたのはすごかった。

ということで副住職が想像以上に実力を付けていたし、本来遅いボールよりも速いボールの方が合うプレーヤーであることを知っていたので、何球か序盤でフルショットを試し、ことごとく返ってきたので遠慮無く俺もうち続けた。
向上が見られたのはやはり動きの面である。自覚症状はややあったが、遠目のアウトボールに対しても足が止まらずに何とかショットに追いつくことが出来るようになってきた。未だうまく前に荷重はかけられないが、後ろに体重がかかることだけは回避できるようになってきた。後は最後の一歩が前に出てくるように最後の後ろ足のセットを工夫して腰を送り込み前足に抜けていくようなフットワークが出来るようになればランニングショットも改善出来るだろう。
ただし、相変わらずテイクバックをノーリズムで半端に行ったり、ポジショニングを正確に行わないでリストに頼って打ってしまうことも少なくなく、このあたりはスプリットステップを怠らないことと、常に自分のベストのボールを丁寧なフォームから打つことを心がけなければならない。出来上がりつつある時期だけにより徹底してフォームを体に覚え込ませなければならない。
さらに欲を言えばもう少し低い体勢で走ることを意識すべきだ。これはフォアだけではなく、全てのショットにも言えることだけどねー。

バックハンドは予定通りに甘えないで打つことを心がけた。
序盤でスライスがあまりに打てなかったのはやはりテイクバックの甘さと、前足の踏み込みを怠るためにより必要な捻りを作れなかったことにある。
従って後半からはボールに遠いポイントからポジションに寄っていき、右足を踏み込みながら、インパクトにパワーが収束できるように気を付けた。
何度か良いショットは打てたが、インパクトの瞬間を見た記憶がないのはやはりヘッドが動きすぎている事と、考えている以上に横向きの姿勢が出来ていないからだと思う。コート正面から目を離すのは今は怖いが、本来コートは目で感じるモノではなく、背中で感じるモノなのでしっかりと横向きの姿勢を作ってインパクトの瞬間に頭を残して打てるようになろう。
 ドライブは大きな発見があった。
今までは打点が近いため、当たりが薄くなるのを嫌がりより体を開くフォームになっていた。自分ではスピンをかけようと意識しすぎてそうなっていると思っていたが、考えているポイントが少し違ったようだ。確かにスピンを多くかけようとするとインパクトから巻き込む感覚になるのだが、それも度を過ぎると打点が近くなってしまう。打点が近くなれば腕を伸ばすスペースが無くなるために体を開いて押し出すスペースを作ってしまう。しかもより多くのスピンをかけるためにはインパクト直前に肘やリストに緩みを作っておくことが必要なため、だんだんと打点が近くなっていったのだと思う。昨日はとにかくしっかりと構え前に大きく降り出すことを発見した。この時のインパクトの腕の形はしっかりと伸びきっている状態になっている。しかもスイング軌道はより前に振り切ろうという意識が働いてはいるが下から上への要素はまだ残っているため、程良いスピンがかかっていた。本来はもっとフラット系等のボールを打ちたいのだが、今の段階ではしっかり前に振り切ることでフォームのバランスを整えてから、下から上への動きを制限してよりフラットで捕らえられるように修正していこうと思う。

ボレーは最初の方は全くダメで、どうしようかと思ったがまず中盤でグリップがフォア寄りになりすぎていることを発見し修正。バックボレーは引きが無くやはり横向きで捕らえられていないことで振り出すスペースがないことを再確認したがこれはバックのスライスとの連携の絡みで、しっかり捻ってポイントまで呼び込みコンパクトにミートする感覚を掴まなければしっかりしたボレーは打てないと思うのでバックハンドスライスの習熟と共にフィーリングもフォームも固まってくると思うのでバックボレーの練習をするくらいならばバックハンドスライスの練習をすべきだと思う。

最初から最後まで副住職と打ったが、最後の方で体力が切れかかり集中力を失い、スプリットステップも怠るようになりショットに正確性と切れを無くした。やはり想像以上に体力の低下は大きい。
勝つために最低限必要なのモノは、1.練習で集中力を失わない為の体力、2.ボールに追いつけるだけの脚力と細かいフットワーク、この二つをしっかり身につけていこう。
そして可能な限りスピードを落とさないで普段の練習に取り組もうと思う。
今年頑張らなければ来年はもっと頑張れないだろう。
自分を追い込めるところまで追い込んで持っているポテンシャルを出し切れるようにトレーニングしていこうと思う。

しっかしマジで体力落ちているわ・・・はぁ・・・でもがんばろー!!!地道にかつ妥協せずに内容のある練習をしていこうと思う。


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ビンセント