昨日は定時練習日の日だったが、兄貴が「DVD関連の知識を深めたい!」というので当初はみわっちが出掛けている間に作業を進めている間に授業とテストを並行して行う予定だったがインフル疑惑があり、タミフルを服用しているリーダー繁から「テニスしたい」というアホアホなメールが入ったので再度予定を変更し(ちゅうか元通り・・・)テニスをすることに変更。 でも本当はDVDいじるよりも上がってきたテニスをしたかった気持ちもあったため結果オーライなのだ・・・と言うことでテニスバカが三人でテニスをすることになったとさ。
例によって1対2の乱打から始めた。 フォアハンドの当たりは未だ維持されている様子。 バックハンドは打点が近いことを実感したのでより大きいスイング軌道をイメージしスイングの開始を早めに意識しやや数球良い当たりを体感。 スライスも右足へのしっかりした踏み込みと後ろ足をしっかり前足の高さに合わせる事を意識して数球良いボールを打った。体を送り込むとか体重をかけるとかよりもとにかく低い姿勢で走り、前足と後ろ足の高さを同じにすることを意識すれば自然と体重も乗りスイングも安定するようだ。少し光が見えてきたかも。
一巡しシングル戦を控えた二人にボレーをさせてから1ゲーム交代でのゲームを始める。兄貴のサーブで俺がリターンの王様スタート。内容はともかく無敗だったことは褒めてあげよう。 兄貴のサーブは本来の切れがない上回転の掛かりもしっくり行っていないようでジャッジしにくい所にサーブが飛んでくる。 例によって全てインにしたが、こういった時のリターンが集中できないのが分かった。 ここ数年弱気なプレーを続けていたことにより「相手のミスを期待する」事に慣れてしまっているのだろう、これはまずい。 俺は相手がどんなサーブを入れてこようが自分が打てると思ったボールは全て打ち返すことで自信を深めてきたプレーヤーなので、相手のミスを計算に入れるようなプレーをすると攻めの気持ちや集中力が無くなってしまう。 今後は多少のフォールトでもしっかり良いリターンを入れ、その上で相手がフォールトかどうか疑問を感じた時にレットなりにすればよい。きわどい相手のショットが入るか否かなどに集中力を裂くべきではない、1、2球のフォールトなど完全にコースを予測し最後までしっかりボールを見つめて良いリターンを打った時くらいしか正確に判断できるわけはないのだ。 しかしとにかく躍起になってボールに食らいついていた段階と比較すると明らかに状態は上がっている証拠であると思う、フォアハンドに関してはしっかり良いスイングが出来れば打てるという自信が戻ってきているおかげで精神的なプレッシャーは少ない。だからこそボールを判断しようとする余裕も生まれてきているのだ。ここでもう一段上に行くために、しっかりとボールを見つめ低い姿勢で多少のフォールトに対しても足を動かしナイスリターンを打つことを徹底しよう。 兄貴との試合では前回に引き続きバックスライスからバックパスという流れで良いポイントがとれた。今回は前回よりもパス自体の精度は低く、コードに当たってはいるという結果になったが、これはリターンからボレーのコースを予測し、パスのコースの決定までが早く行えたために逆にショットへの集中力が低下し悪いプレッシャーから逃れられた変わりに良いプレッシャーを保つことも出来なかったという結果だ。 おそらく今後はこのあたりの悪いプレッシャーと良いプレッシャーの行き来が激しくなるだろうと思う。 ショットが安定すれば「良いボールが打てるだろうか?」というプレッシャーから逃れられる変わりに「正確に打とう!」という気持ちも同時に薄れ、打てるはずが凡ミスになってしまう可能性が出てくる。 このあたりのメンタルコントロールと集中力のかけ方や抜き場所を間違わないようにしよう。 昨日はサーブが良かったのでサーブアンドボレーも何度か試したが、やはり問題はサーブへの自信とファーストボレーへの執着心が足りないことだ。 あまりにイメージが異なるサーブになってしまった時でもあきらめずにしっかりボレーポジションに入ることを怠ってはいけない。 正直がっかりする気持ちが大きいし、サーブアンドボレーで一番重要なのはサーブコントロールなのだが、今の俺は良いサーブが入った時でもボレーに対する集中力、というかネットプレーでは守る気持ちではポイントはとれないので常にボレーを相手コートに返してやるという気持ちが必要なのだ。 あまりにイメージとかけ離れすぎているために凹む気持ちも分かるがここはしばらく我慢のしどころだと思う。とにかく慣れも必要なプレーであることも事実なのだから。 しかしサーブの他にも問題はあって、やはり待ってボレーしてしまう状態になることが多い。これは判断の遅さと動きの遅さの二つに、少しでも前で取ると言う気持ちが無いために前に踏み込みながらボレーできていないと言う現実がある。 パスに対するボレーもベースラインプレーヤーのように真横に動いてしまうため、届いてもドロップボレーしか選択肢がない場合に陥ることがある。ドロップボレーやアングルボレーを打ってしまう時は自分のネットでの動きが遅い時になりがちになっている事を肝に銘じておこう。ネットプレーは素早さが命だ。
リーダー繁とは今期始めての外テニスになる。 昨日はインフル上がりで体力が無かった割にはショットは良かったと思う。 特にフォアはしっかり前に押せていたので伸びのあるボール飛んできていた。 バックは自身の判断通りに後ろが小さく、力むと空スピンのボールになっていたが、プレースメントが出来ているためにネットは確実に超えていた。数ヶ月前にみた時と比較すると、バックハンドよりもフォアハンドベースのテニスをしていた。 病み上がりにしては上々なテニスだった。 まぁ最も良かったのは病み上がりなのにもかかわらず「テニスをしたい」という気持ちがあったことだろう・・・でも、テニスには良くとも体には悪いだろうが・・・ 兄貴リーダー共にシングルス頑張ってください! 俺は6月のシングルスをターゲットに頑張ります。
最後にチェックポイント。
1.フォアの当たりが良くなってきた分、テイクバックや踏み込みを省略したり、下から上のスイングになる傾向が顔を出しやすいのであくまでも基本のフォームを大事にプレーすること。特に立ち上がりではしっかり意識してフォームを作ること。 2.バックハンドが顕著だが、とにかく低い姿勢を維持することがショットの正否に大きく影響する。バックスライスは後ろ足を前足同様に低くはいることを徹底しなければ、タダでさえ上から下に振りやすいのに、その傾向が強くなってしまうし、体が前傾しているのに後ろから前を意識すればスイング自体もおかしくなる。 とにかくバックは低い姿勢を意識すること。 3.バックスライスでは面を立てること。昔の兄貴のバックをみて「ずいぶんオープンだな」と思った記憶がある。俺は本来かなり面を立ててスライスを打っていたのだと推測される。スライスの回転量ではなく、厚い当たりで捕らえられるような面の角度を意識しよう。その面の角度でスライスを打つにはボールの高さに体を合わせることが最重要だと予測している、少し試してみましょう。 4.とにかく持球体制で、スプリットステップを止めないこと。動きを止めれば初動も遅くなるぞ。
追加 ネットプレーでバックボレーが遅れるのは判断した瞬間での引きが遅れていることだ。とにかくラケットの引きは怠るな。
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