| 2003年03月06日(木) |
ちょっと間隔空きましたけれど |
テニスは週一回しておりました。 状態としてはおやつの食べ過ぎで増量中。 そして雪山運動もさほどしていない上、連日の深夜映画鑑賞にて体調不良の参加となりました、昨日の練習は。
30分ほど遅れてコートに到着したんですがいつもと比較してひとが少ない。 じゃいあんに聞いてみると「コーチ発熱のためお休み」とのこと。 まぁそれと参加者が少ないのは関係ないか。 とりあえず暇そうに素振りしているサブを捕まえて乱打を始める。 実はこの日はいつものリストバンドを忘れていた。 それがどう影響したのか分からないけれどスムーズにリストが使えていたような気がする。フォアハンドの当たりが実にスムーズで十分にヘッドスピードが出せていた。 それに相手がサブなので彼が打ちやすいようなスピードと深さで打たなくてはならないのだが、しっかりとしたストロークが打てていた。 バックハンドはやはり今ひとつだが、注意して丁寧に打てた時には今まで欠けていたモノが判った。 やはり上体の捻りが想像以上に欠けていたようだった。さらには上体だけでなく肩の捻りも全くなかったようで、特に今のようにしっかりしたフットワークがない時にはベストポジションがとれるわけがない。 だから肩の捻りのみで打たざるおえない状況が多い。にもかかわらず肩の捻りが欠如していれば腕だけでコントロールするしかない。これではイメージ通りのショットが打てるわけはない。 この日はしっかり打点に入れることがあったので捻りをチェックし、肩や上体が開いていくプロセスがよく分かった。 この日サブと打っていたのが得意なアドコート側だったので、まだまだ完成にはほど遠いとはいえイメージは戻りつつあることを確認できた。
フォアハンドだが、リストワークとより正確なテクバックとインパクトを重視してプレーした。 正直良い当たりが多かったためこれで良いと思いたかったのだが、ボールを見ないでの良い当たりの連発だったから自分の実力が上がったわけではない。 サブの球質がフラット系なのでバウンドしてからの変化が少なからより自分のフィーリングにマッチしたのだと思う。 従って調子がよいことに甘えず、その後よりボールを見つめることに集中した。 フォアは全体的に技術がかなり上がってきたと言えるが、これは基本がフラットであることを強く意識した結果だと思う。やはりネットよりも高く打ち込めると思ったボールにスピンをかけるショットは俺には必要ない。 逆にスピンをかけようと意識すれば上体が開いてしまう。確かにそれで良いスピンは打てるがフラットが崩れてしまうのだ。 やはりここ一番の勝負で使うのはフラットなのだからベースは大事にすべきだ。
最近のフォアハンドの進歩は徹底したフラットストロークにあるが、この感覚は去年の後半には全くなくなっていたモノで、このおかげでコンチネンタルスタイルを復活させる羽目になったのだが、じゃいあんとのスパルタ乱打から急速に戻りつつある。 やはりラケットを上に跳ね上げてしまうことで脇が空き上体が開いてしまうことでボールにパンチを与えられないフォームになっていたことが最近になってよく分かる。今はフォロースルーは体に近づいてくる感覚ではなく、極端に言うと離れていく感覚になってきている。この感覚を掴むためには上体は可能な限りクローズでキープすることが重要だ。クローズをキープできない時には上体の捻りを大きくして壁を意識し打点を引き込み事によってショットにパンチを与える必要がある。 サブとの乱打でもボールを引き込む感じが何度か体験できた。 こういった感覚を少しずつ大切に育てていくことを重視しよう。
まずいところは、高い打点のボールに対してや正確な打点に入れない時に打点が前になってしまうことだ。結果的に経験で打ててしまうが、こういった時にはインパクト後からラケットヘッドと肘の位置が逆転してしまう。つまりはスピンを打つフォームになるのだ。これが基本を崩す原因になる。 こういったショットを気が付かずうち続けると強く打つためにスイングスピードを上げ始め、手首肘肩の角度かバラバラになってしまう。 フラットストロークの基本はスイングスピードではなくボールへのパンチ力にある。キープすべき角度が崩れるとヘッドスピードは上がってもインパクトでパワーを収束させることが崩れ始めるのだ。 打点だけは必ず守るべきだ。 うまく入れなかった時にはスイングをコンパクトにしてボールの深さやコントロールを重視して返球すべきだ。
その他分かってきたことは、スイングが安定してくればくるほど下半身の柔らかさと安定感が重要になってくることも見えてきた。
正確な打点をつかむ>打点に入る>球種スピードに合わせたスイングをイメージする>打つ という流れが基本だが、初中級ではスイング自体が固まっていないため正確な打点に入れても手元でミスをする確率が上がる。そこから上を目指すためには正確なスイングを身につけた上で打点への素早く正確な移動、そしてイメージしたとおりにショットするべきなのだ。しかしショットの精度を上げるためにはスイングが正確にコントロールできることが最低限の事項であり、実戦またはそれに準じた練習でランニングショットを打つ場合には可能な限りその場限りの腕でのコントロールを減らすことが重要なのだろう。 なおフットワークに自信が無くとも相手のショットに対する反応と弾道の予測が正確に行えれば最初の一歩が早くなる。 これは相手のショットへの集中力が必要だ。 のんきに相手のボールを眺めて足を止めているようでは反応は遅れる。 当初この練習に参加し始めた頃は皆の動きがあまり見えなかったが、最近は見えることが多くなってきた。これは自分のショットへの自身が相手を見る余裕に繋がってきているのだと思う。これは非常におもしろい発見だ。この調子で上達するとは限らないが少なくとも昨日の段階では動きを見れなかったプレーヤーはじゃいあんのみだった。自分自身のスピード感も上がってくるに従ってじゃいあんの動きも見えてくると思う。まぁサーブは無理だろうけれど。 後三回しか無いが何とか見えるレベルまで戻したいモノだ。 全ては己の自信が確信へと変わってくれば分かることだ。 真摯な姿勢で今後も練習しよう。 慢心している暇があるならば己自身をより厳しく見直すべきなのだ。
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