テニスとゴルフの日記

2002年08月02日(金) まぁまぁだね。

昨日兄貴とリーダー繁と1時間半コースで練習をしました。
まぁまぁといったところ。

三人で練習をする以上三人用のスペシャルメニューを当然のごとく実行。
結果は如何に・・・

最初は兄貴と乱打。リーダー繁が遅れてきたので梅さんから借りていたがっさんのラケットを使用して始める。
梅さんは「止めた方がいい」と言っていたが、なぁにそう悪く無いじゃないー。
結構気に入りました。

5分位した後でリーダー繁が到着。メニューを始める。
最初は僕が一人。
ランニングショットを含めフォアハンドは悪くない。
やはりしっかり走ることさえ出来ればボールを懐に呼び込むことは可能。
最初はずるずるとオープンスタンスでボールを呼び込んでいたため今ひとつしっくりこなかった感があるが、余裕があるならばしっかり踏む込むべき事に気付き、その後はめきめきと安定感を増していった。
思い出した感覚があって、やはり大きいテイクバックを取ることは良いのだが、その後にしっかり脇を絞めて振り出していき、インパクト前後からしっかりラケットを握ってフォロースルーをする感覚だ。
今まではテイクバックが小さい上に準備が遅いから、インパクト前後でもスイングスピードを上げようと試みていた為にインパクトでの力の収束がうまくいっていなかったはず。
これが昨日は出来た。
理由は言うまでもなくしっかり打球に入れていたことである。
かつ、走ることに精一杯になっていてはスイングを起動し始める段階でほとんど余裕が無くなる、という事が少なくなる。
やはりテニスは走るスポーツに他ならないのだ。
ショットに安定感と威力を両立させるためにはより早くより正確に持球体制にはいることが重要なのだ。

しかし、上記はフォアハンドに限って言えることでバックハンドはいまいち。
やはりテイクバックが甘い上、若干グリップが薄いのかどうも握りが甘い。
前足に体重が乗っていないだろう事は予測していたがもう少し良い当たりでスライスが打てるものだと思っていたのだが、やはりスライス過多で、切れがない。
上体が開きすぎているようでもあるし、上から下へのスイングも直っていない。
とにかくクロスコートですらしっかりした感覚がつかめずにヘッドスピードも乗ってこない。
これはラケットの問題ではなく明らかにフォームの問題だろう。
時々打つドライブは後ろ足の送り込みがうまく行えていない割にはコンスタントに良い当たりは出来ているし、ネットを越えないことはそうはない。
しかしこれに対してスライスでは丁寧さを心がけてもネットを越えないショットが出てきてしまう。
昨日のチェックポイントの他にしっかり横向きの姿勢が出来ていないことや、上体と肩のひねりをより意識してフォームを改善していかなくてはならないだろう。

ボレーはまぁこんなものかという感じ。
良い当たりは出来ているようだが、ガットも悪いのでいいフィーリングがなかなかつかめない。
まぁ俺のボレーは腕で打つタイプのものではないので、体全体の軽い動きと素早い反応、それに体軸を如何に崩さないでボールを捕らえるかということをミックスして仕上げていけば良いだろう。まぁまぁだ。

昨日一番良かったのがサーブ。
当初下半身主体でのスイングを意識していたが、途中で体軸の調整を意識し、次にヘッドの抜けなどを重視して打ち始めた。
するとこの日はなぜか集中力が煮えがちだったので気合いが入り始め、しっかりセンターで捕らえることに燃え始めた。
そのためには・・・と考えたときインパクトの瞬間でしっかりボールを見ているのか?俺は。と言う疑問が頭に浮かんだ。
実際最近の試合でも自分の動きが落ちていることを自認していたのでサーブはそこそこに、相手のリターンのコースを少しでも早く予測するために目が離れていたのではないのだろうか?と思った。
事実最近の試合でセカンドサーブになったとき意識したことが、より高しトスを上げしっかり高い打点で打つことを意識した結果ダブルフォールトはない上に切れは十分あったと感じた。
ただしこの試合の後でサーブに重要なポイントは上体がかぶって傘にならないことだと考えていた。
しかし究極の所低すぎるトスは論外として、インパクトの瞬間までボールを見ていれば上体はかぶらないのだ、と言うことが分かった。
昔は意識せずに出来ていたことでも一度歯車が狂い始めればいとも簡単に忘れるものだと痛感させられた。
しかし、これを思いだした結果、昔通りとまではいかないもののイメージ通りのバランスでサーブを打ち、ダッシュし、ボレーするという流れを体感できた。
最後のボレーでは切れのある良いボレーは打てなかったが、一番の懸案であったサーブに光を見た気がする。
あまりに良い感覚を味わったのでおかしくなる前にやめておいた。
少しずつ体に染み込ませていこうと思う。
急に打ちまくったからといって体が痛む可能性が増えるだけだ。
「これだ!」という感覚さえ覚えてしまえば、それ以外はNO!だからあわてる必要はない。出来ないときには無理をする必要はない。

しかし昨日の乱打の最中に唯一違和感が感じた部位があった。
肘である。
これはストロークの最中に感じたのだが、スライスが悪いのかドライブが悪いのかは分からないが、やはりセンターで捕らえられる確立が低いとプロスタッフで練習するのは体へのリスクが高いことが分かった。
今後も走り込みは継続し続けるつもりだが、諸事情で数日出来なくなる可能性も否定できない。
こういうときに練習して、センターで捕らえられないときには潔く飛びの良いラケットに変えるべきだろう。

それとやはりタバコはまずいな。
最初のメニューで肺が苦しかった。
俺の考えるテニスを行うためには体力と動きは不可欠だ。
どのタイミングで止めるかが勝負だ。
タバコが止められなければ100%試合で良い結果は望めない。
俺にはそれなりのテニスで勝つというプランは組み立てられない。
完全に勝つ事、以外は計算できない負けに等しい結果なのだ。一切の評価に値しないのだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


ビンセント