ようやく練習できました。
さすがに球感は全くなくテニスさせられている感じ。 しかし、去年オフからの休みに加えて今回の約一月の休みは手首や腰などへの負担がさらに取れたという感じだった。 昼休みにリーダー繁とボレーボレーをしていても明らかに手首の痛みが無く、バックボレーを打つ際のロックが驚くほどしっかりしてきているよう。 これが昨日の練習でもスライスの安定感やバックボレーの自信につながっていた。
最初は例によって乱打から始めた。 当然のごとくフォームに安定感はないが、癖がかなり抜けているようで、高い打点のフラットストロークが綺麗に振り抜けていた。 しかし、確信が無くこの辺はやはり練習不足を痛感した。 もう少し練習時間が増えてくればリストロックのタイミングやコンパクトなフラットストロークが身に付いてくると思う。 バックハンドスライスはリストロックが安定している分球質は良いのだがやはり上から下へのイメージが強い。したがって不必要なアンダースピンがかかっている。もう少し回転量を減らさなければ繋ぎ専門のスライスになってしまうから注意しよう。走り込みで下半身は安定してきてはいるが、低い姿勢になってボールを打つ感覚がないのが原因だろう。 さらに原因を突き詰めると自分の姿勢が高いので腰の回転を使えていない。だからラケットを振り出すスペースが斜め前にしか見いだせていないのだろう。 これはやはり遅いペースでしっかりフォームでボールを飛ばす感覚を思い出す必要がある。 時々ドライブも打ってみたが、下半身が突っ張っていて腕打ちになっている。 しかし手首でこねるような打ち方にはなっていないのでスイングした方向にボールは飛んでいるよう。でも調子に乗って打ちに行くとやはり腕打ちになる。 とにかく腰を思い切って正しく使えるようなフォームを思い出す必要がある。 それとボールの高さに合わせるのはラケットではなく膝によって高低を合わせるべきなのだ。
これに対して、休んでいて手首肩肘等の小さい間接は痛みや疲れが落ちているため基本的には非常に良いイメージでショット出来ている。
少しだけ乱打をした後でうめさん竹ちゃんの2名が合流したのでゲームを始める。 最近はすっかりゲームに対する嫌な感じが失せていてゲームを楽しめるような精神状態が戻りつつある。 まぁ久しぶりだしイメージ通りにプレーできないことは分かってはいるが、半面で乱打を続けるよりは癖がつかないと判断したので自らゲームを希望した。 関係ないが半面で乱打するならバックサイドじゃないとひたすら体が開き続けるので俺には良く無いな。それにいったん状態を捻り込む動きがデュースコートではうまく行えないのだ俺は。
で、ゲーム開始。 正直言って最初はスピード感に全くついていけなかった。 しかし徐々に慣れ始めたが今度は集中力が持たなくなってきた。 集中力の欠如は気付いてはいたが集中しようとしても出来なかった。 やはりこの辺も練習不足が大きい。 しかし、スマッシュや、流れの中で上がってくるどチャンスボールなどのミスを無しにして、竹ちゃんのうまさも考慮に入れても十二分にプレーできていたと思う。 特に今回のゲームはシングルスではなくダブルスなので竹ちゃんの良いプレーの後にごっつぁんショットが決められる状況が多かったのはありがたかった。
ひどかったのはリターンでことごとくバックのクロスがネットを越えなかった。 うめさんのスピンサーブが程良いスピードで跳ねてくるのでどうしても体がリターンダッシュに反応してしまう。 スライスストロークが安定していればことごとく決められるタイミングでは反応しているのだが、最初のバックスライスが入らない以上その先はない。 途中でリターンに対してしっかりテイクバックをしていないことに気付き何度か修正してはみたがやはり集中力が持たなかった。 さらに途中であまりにもリターンが入らないのでステイバックしてみたが今度はしっかり自分のフォームにボールを呼び込むことが出来ずにろくにショット出来ない羽目に・・・。 フォアハンドはごまかしながらはリターンしてはいたが、丁寧に打とうとするときやいける!と思ったときに限ってひどいミスになるあたりイメージとはほど遠い状態であることが分かった。
今後のチェックポイントとしてはとにかくしっかりテイクバックしゆっくり大きなフォームでボールを力み無く飛ばすことを中心にしていこうと思う。 最初の乱打で深く高いボールに対してのカウンターを打つ際にしっかり溜めてコンパクトに振り抜くショットを何球か打ったが、上体のひねりが甘いのと打点が近すぎるので前に振り出すスペースがなかったので浅いカウンターにしかならなかった。 基本的には下がりながらのカウンターは通常より打点が近くなるのは仕方がないが、通常のストロークで正しい打点が取れていないのでより近い打点で捕らえに行ってしまう。 やはりダイナミックな大きなフォームを思い出す必要が一番の目標になる。 結果を追い求めるとフォームが崩れる。 基本はやはり自分のテニスを貫くこと、これにつきる。 そのためには普段の練習でより深い満足感を得て、自分自身を信じられるようになる必要があると思う。
最後に今まではあまりに腰への負担を考えて意識的に腰を使うことを制限してきていたが、少しずつでも使っていかないと結果腰以外の部位に痛みが出てきてしまう。 急激に使うのは止めた方がいいが少しずつ丁寧に使い方を思い出していこう。 もう十分に休ませたと思うし、対策も進みつつあるのだから。 怖がらずに腰の回転を使うことへの意識を強めていこうと思う。
最後に備忘録!
フォアハンドでは肘よりラケットヘッドが先行してしまう癖がついているが、これは肩自体の柔軟性の低下が原因なのだが、これを改善するためにはスイングの始動からインパクトに掛けて肘を自分の体に近づけていくような動きを意識して行うべき。 イージーな練習方法としては左手で右手上腕部を押さえてスイングすることを以前にスクールのコーチに教わった。 これを実行するにはしっかりした上体のひねりと横向きの姿勢が必要になってくるので今の俺にはより効果が高いと思われるので、フォアハンドで肘が残ってエッジが先に走り出したらこの練習方法で修正すること。
バックサイドでのクロスリターンでは、腕を伸ばすイメージが出来ていないし、正確なテイクバックが出来ていないのが全ての原因だが、前足になる右足にしっかり体重を乗せることが出来ていない。 従ってインパクト前に体重が後ろ方向に逃げていってしまっている。 通常のスライスストロークでもしっかり前足に体重を乗せてスイングすることを心がけること。これが出来なければどんなショットも入りはしない。 この時の前足のフットワークはどかっと踏み込むのではなく、膝から上体を絞り込むように柔らかく着地し、着地と同時に左手でしっかりテイクバックし上体のひねりを完成させるような運動連鎖をイメージすること。 どちらか片方だけ出来ていても、連鎖していなければ良いショットには結びつかないことを肝に銘じること。
サーブはトスをしっかり高く上げること。 上体のひねりを作ること。 インパクトでしっかりリストワークを行うこと、でも力んで上体が突っ込まない用に心がけること。 トータルバランスでしっかり背筋を伸ばしてより高い打点でボールを捕らえること。 より高い打点で捕らえようと意識しすぎるとスイング起動時点での下半身の為がおろそかになるのでこれは最大限注意すること。 良いサーブは強い足腰から生まれるということを忘れない、これを怠ると腰への負担が倍増するし、再発の原因は下半身を使わないで上体だけで力んで打つサーブが一番悪いと言うことは決して忘れないこと。
やはり、サーブは少しばかり集中して練習する必要があるかも知れないな。
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