予選リーグ0勝3負、予選落ち。 でも充実した試合だったと思う。 総体的にミスする必要のないところでミスをしてしまうため楽しくなってきたところで試合が終わる、という感じだった。 もっとミスを減らせばより充実した気持ちが味わえるのであろう。
第一試合 0−6
この試合がひどかった。まぁ練習不足が一番の理由だが、単純に技術の高い低いだけではなく、集中力が全くと言っていいほど高まらなかった。 たまたま前回の試合で当たって勝っている人がペアの片割れだったのでさらにだれてしまった。それに今回は米ちゃんがペアなのでまぁ最初から気張らなくても良いだろう、という安心があったので全くダメでした。何も語るべき所はないな。たださほど気合いを入れないで普通にリターンが入れば何とかなるべーと思ってたことは間違いだろうとおぼろげに思っていた。
第2試合 3−6
元都市対抗選手らしい。自分が想定していた人とは違ったがまぁこの試合は第一試合の反省も含め、米ちゃんとも少し話して「どーせ急造ペアだからお互い自由に行こう」と言うことになっていたし、俺もたらたら打ちたくてA級に来ているのではない。今回は勝つための準備はしていなかったから優勝までは考えていなかったのだが第一試合のていたらくで完全に目が覚めた。 この相手ペアは確かにゲーム運びはうまい。フォアフォアとサーブを入れておいてここと言うところでバックに入れてきたりする。ただし、圧倒的なスピード感はなく、やりやすい相手ではあった。しかし、そのはぐらかし具合がやはりベテランと言うところで、B級レベルほど遅くはないし、ここというときにはある程度のスピードは出してくる。B級もA級もチェンジオブペースがあるが、スピードレンジが確かに違う。平均して質が高い。やはり信頼できる相手とする試合は楽しい。 中盤で3−3まで追いついたがそこから微妙なジャッジなどで取れそうで取れないゲームを落としそのまま3−6で負ける。 B級と違うのはやはり球速・精度が高いために技術がなければポイントは取れない。取るべきパターンでとれるが、そうでなければ簡単には取れない。 決めにいくのとは違いポイントを取るべくしてとる、といった感覚をうけた。 まぁ俺も肝心なところでのバックボレーミスやスマッシュミスなどがあり、試合終了時点で思ったのは単純に練習不足と自分の技術に対する自信の不足、これにつきる。実力通りのモノが出たな、と思った。 この試合は俺がバックサイドをやった。やはりバックサイドがいいようだ。
第三試合 4−6
相手はちよちよ君とべっちペア。楽しかった試合だった。 4−4から俺のサーブが不安定になりブレークされてそのまま終了。4−4の時点で「勝てるかも」と思ったが勝てるかもではなく「勝つ」と思えなかったので勝てなかったと思う。まぁ「勝つ」と思えるためには勢いだけではなく、それを支える論理的な技術の証明がいると思っているので、その点では「勝つ!」と思えなかったのには明確な理由があるのだからやはり現状を正確に表していたと思う。 この試合もやりたりなかった、もう一セットくらいはプレーしたい気分だった。 負けているとも思わないし、勝てないとも思わない。ただし現状ではショット、プレー共に精度が低いので取れないときは取れない。 しかし取れるときには取れる。自分で行ける!と思ったときにはほぼ確実に取れているので俺の攻撃は確かに通じる。後はその精度を上げることだ。
まぁ、今回の試合は確認作業みたいなモノだった。 今までもA級の連中に勝てない、と思ったことはないがあまりにたらたらテニス人生を送っていたので、プレーヤーとしての質が落ちていた。 モチュベーションも下がりっぱなしだったので、ちとどう転ぶか分からなかったが良いきっかけになっただろう。 一本仕掛けても、返球されたときの戻りが遅く、決めきれなくミスになることもあったし、一本目で良いリズムを作りかけて二本目で集中できずにミスが出る様では動き、技術共にまだまだ完調にはほど遠い。 でもそれらは改善の見込みがある。 帰り際、狼軍団の一人と話して、二年前の俺を期待してますよ、なんて言われた。 まぁそうなるべく努力しよう。
でも今週は試験勉強しよう。
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