テニスとゴルフの日記

2002年05月23日(木) なかなか良い練習になった

昨日兄貴との火曜日の練習が雨になったので次の日に順延し練習をする。
まぁ、心の底から納得はしていないようだが例によって「やるよ」とのこと。
で、なかなか良かったですよ。過去最高かな?
あれくらいの集中力を持って練習していればそのまま試合にも入ることが出来るし、練習以下になる要因は少なくなる。
それでも「本番はどうなるかは分からない」、と言っていたのでやはり本来の考え方やテニスに対するスタンスには違和感があるのだろう。
いずれにせよ、この考え方で練習して勝てなかった時点で互いに今後を考えるべきだろう。少なくとも俺は過去最高に練習になった。
本人は自覚がないのかあっても楽しくないのか分からないが前のないミスがあまりなかった。まぁ体はきついのかも知れないが楽をして勝とうとか、今のままでも勝てる、と思っているのならば同じように考えられる人とペアを組めばいい。
昨日のような気合いと集中力を持って練習してくれれば自ずからとミスの原因も特定できるし、速いペースにも逃げることなく打ち返せる自信がついてくる。それくらいのことが当たり前に出来なければ自分よりペースの速い相手には逃げることしか選択肢はないし、おまけになめられる。
彼がなめられるのはいっこうに構わないが俺までなめられるのはごめん被りたい。
第一やろう!と思えば昨日のように出来るのだからやらないのは自分の問題だ。
それで楽しくないと思うのならば練習は構わないが試合で組むのは無しだな。

さて自分の話に戻すけれど、正直コンディションは思ったよりも良くなかった。
少し動きは改善されてきているがどうにも疲れがとれていない。
テニス以外の要因かから来るものだが、試合まで二週間を切った今ちょいと一考しなければならない。

まず第一の要因はガットテンションが低いと感じること。
これが原因で不必要なスイングコントロールを強いられる事が多い。
とりあえず今日張りに出しに行くつもりだ。少し固いかも知れないが57位が良いだろう。

昨日は兄貴が気合い入っているおかげでボールに延びがあった。
それになぜだか分からないがすぐにバックにボールを配給してくれるおかげでいきなりランニングショットになる。まぁややむかつくが、もうしばらくしてコンディションが上がればなんて事はなくなるからいいか。
それと想像以上に体が重く、今ひとつ良いリズムでストロークが打てていなかった。まぁ走り込みの段階で切れのなさを自覚してはいたが少々自分にむかついた。よってさらに強化を誓い今日から禁煙モードにはいることにした。

技術的にはコートカバーリングのスピードが相対的に上がっているおかげで、遅れ気味のボールにも届くようにはなってきた。しかし中途半端に追いつくことと、技術が安定方向にあるおかげでまたしても手首のロックを怠り腕で打つスイングに終始してしまったのがバックハンドで多く見られた。
これはドライブでリストを解放しすぎることが起因しているのか、ロックが意識してもオープンになってしまう事が見受けられた、これもまた自分にむかついた。
どうもカバーリングにのみ集中しすぎるからショットにまで気持ちが回らないのだが、こんなものはただの体力不足である。少し自分に甘いことに気が付いた。
書きながらむかついているが、想像以上にアスリートとしての能力が低いことを再確認せねばならない。ここで一踏ん張りしなければマジでおっさんテニスに突入する羽目になる。過去の地図はどうでも良い。未来に向けて頑張らねばならない。

フォアハンドはらしいボールが数球と相変わらず打点に寄りすぎて上にしか振り出すスペースがないスイングになることが多い、動くスピードは出てきているのだが細かい打点の調整に使う小刻みなフットワークがまだ出来上がっていない証拠だ。
自分に対するむかつきは自分で何とかするしかない。
ここまでは順調に仕上がってきてはいるがここからは過去の悪い時の自分と良いときの自分でせめぎ合いが続く。とにかく練習の段階で妥協してはならない。
妥協すべきなのは試合の中だけだ。練習中に妥協してショットが決まってもそんなものは試合では100%決まらない。
もっと厳しく自分を追い込まなくてはならない。

ボレーは序盤いい加減な腕打ちスイングでスライスを打っていたおかげでアプローチから流すローボレーを打ったときに球質に妥協した。おかげでトップスピンロブを食らった。ボレーが一番典型だが球質に妥協するとボールが伸びない。
従ってイージーにショットさせてしまう。とにかく綺麗にコントロールしコースを付くよりも球質に妥協しないようにすべきだ。
ちなみにあのトップスピンロブは良いロブだったから打った自分に誇るのは構わないが俺と組んでいればあのボールは兄貴は取れないだろう。(別に誇ってはいなかったが)

最後に大問題のサーブである。
これは懸念の腰痛もあることで全く練習していないがそれにしても全くセンターで捕らえられない。書く価値もないので書かないが、昼休みに素振りをすることにした。だめだこりゃ。このまま試合に望む羽目になったら、あえて球速を落とし、打たせて取るしかない。全くサーブは使えるレベルにはない。
昨日も最後にシングルスをやったが良いコースにサーブが入ったのだが、振り遅れのリターンがストレートに抜けていった。
まぁ兄貴はリターンは下手くそだが、それにしても振り遅れのリターンが綺麗にストレートに抜けていくということは切れも伸びもスピードもないことを示している。昨日少し打っただけでやや腰に負担がかかっているが、正しいフォームで打てていないことが原因だろう。今更腰のせいにしてびびる気はない。
極端な話、今回の試合は腰がぶっこわれてもいいから負けたくない。まぁ壊すほどサーブにこだわらなくても良いが、ペースが取れるくらいのセカンドサーブだけは仕上げるつもりだ。
兄貴に聞いたがとにかく上体がかぶりすぎるようだ。
元々の悪い癖だが下からの運動連鎖がうまくいってないことと同じくらい、上体から肩、そして腕までの運動連鎖もスムーズに行えていない。
全く確信が持てない状態だ。
従ってサーブに集中力を取られてしまうのでボレーに対する準備が遅い。
その割にはボールに触れているので動きは去年よりも良いことだけは分かっている。後はこのサーブだけを整えれば気合いさえ入れれば負けることはないだろう。
少し気合いを入れていくことにする。
こんなんじゃだめだ俺。マジでやるわ。


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ビンセント