テニスとゴルフの日記

2002年05月02日(木) 下克上か・・・

昨日リーダー繁と練習した。
このところ最初から飛ばし気味に来るので最後まで持つのかなぁーなんてのんきに構えながらいつものように乱打形式のファニピー練習始まる。

俺の方は少しずつたばこを減らし、走り込みも順調に消化しつつある日々。
この日も走り込みを済ませ、減煙の効果をひしひしと感じつつも下半身の強化にいそしみ練習に望んだ。

去年と比較にならないくらいにバックハンドに向上が見られることは昨日も書いたがそれに伴い何が何でもフォアで打たなくてはならない、などの気負いから解放された上逆にバックハンドの安定感が増したため気負いが一気に自身へと昇華したようで片っ端から押されまくった・・・。
俺は現段階ではとにかく無理をして打ち返すよりも正しいフォームと球質にこだわってラリーしているのだが、それにしても押され過ぎです。
それだけリーダーの仕上がりと上達ぶりには再度驚かされた、ということになるな。スコアにすれば2−6で負け、そんなところです。

去年と比較して大きな違いは試合に間に合わせなければならない!といった気負いが無く、次にあるシングルス戦にまでも間に合わなければそれで構わないという余裕というかあきらめがあるために「良いショットを打たなくてはならない」というプレッシャーから無縁なこと。
従ってリーダーに押されても冷静に分析できている。ま、冷静に分析している場合では無いかもしれないのだが。

昨日の練習から分析すると、第一にリーダーのフォアストロークの方が当たりがしっかりしていてボールに伸びもあるし深さも十分、おまけに当人がしっかりコントロールして打っているのだからまぐれ当たりではない上に確信を持って打っているのでフォームからコースなどを読むのは容易ではない。
これに対し、足を止めずに正確なポジショニングを心がけ、カウンターを打ちたいところだが実際のところはポジショニングだけで精一杯である。
本来ならばポジショニングと持球体制とテイクバックを同時に行えればいいのだが残念ながらそんな余裕はない。
これでリーダーのボールが去年並ならば余裕があるのかも知れないが今年は全くそんな余裕は与えてくれない、つらいところだが俺の下半身が仕上がりがよく判断できるいい材料だとは言える、逆にさぼるとそれも見えてしまうが。

残念ながら前日に比較して進歩はほとんどなかったと言える。
いらいらしながらの練習ではないので自分自身を見直す上では非常に良い練習をしているとは思う。
とにかく当初の修正ポイントは未だ改善されず、どうしてもフォアハンドはフォロースルーを上に抜いてしまう癖が抜けない。コントロール性は高いが威力・切れともに凡人レベルである。これでは完成にほど遠い。
とにかくフォアに関してはアウトを怖がらずにきれいにフラットで降り抜くこと、上体をきっちり締めてヘッドスピードを上げること、バックスライスはリストロックをゆるめないこと、きっちり体重を乗せて良いショットを打つことにまず集中すること。
正直バックハンドへの自信はリーダーの方が俺より遙かに持っているだろうと思われる。現にバックコートラリーで守りから攻めに転ずるときにミスをしていたのは俺の方だった。低い姿勢でボールに入り、その姿勢を保ったままショット出来るようになること、ユニットターンが正確に出来ていないと腕だけによるショットになるので安定もしないし満足できるショットをコンスタントに打つことは出来ない。
まだまだ自分自身に対する見直しはたくさんある。
妥協すべき点ではないのでしっかり作っていこうと思う。

・・・先は長いわ・・・


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ビンセント