テニスとゴルフの日記

2001年10月31日(水) 体は重いが・・・

ショットの完成度は上がってきたようだ。
フォアハンドの感覚は最初の玉出しで、きっちりセンターでとらえられること、そしてそのボールを狙ったところに配球できることがバロメーターになっていて、これが昨日は無意識の中で出来ていた。

兄貴との乱打では本来のグリップが持つ欠点である、遅く高くはねるボールに対してコンパクトにフラットでとらえる、というショットが全く打てない。
このボールが打てるか否かが今後はテーマになってくる。
このボールを打つためには確実にベストポジションをキープしなければならない。
それにグリップが薄く、押し込みなどによってごまかしは利かないのだ。
正確に打つボールの軌跡を判断しポジショニングし打点までしっかり呼び込みそこから打ちに行かなければならない。総合的なストロークのポイントがこの手のショットに凝縮されているのだ。

普通のストロークでは、低いボールへの姿勢のキープ、打点の引き込みはまとまってきたように感じる。しかしランニングショットになったときやバックからの振り返しになったときには、打点が近くなったり、オープンスタンスになったり、体が開きすぎてしまったり、リストでごまかしに行くなどの問題点は依然として残っており、これらの問題点を解決するにはミスしても良いから極力フラットで打つことを強く認識した上で練習しなくてはならない。
長くテニスをやっているとどこかに「ごまかしてでもなんとか返そう」という思いが出てくることがあって、これは試合が始まってしまえばいいのだが練習の時にはこういった妥協をしては、いざ試合の時には更にその上の妥協をしてしまうためやったことのないプレーを始めてしまう可能性がある。
やはりオフシーズンの練習ではショットに妥協してはならないと思う。

バックハンドのスライスの上達を妨げているのが、重量オーバーによる体の切れのなさから来ていることは明かで、フォアに比べ上体のひねりを必要とするバックハンドでは特に腰回りの贅肉は全く意味がない・・・・。
下半身の踏み込みが甘く、戻りを意識しすぎて完全に体重を乗せてスライスを打ちに行っていないのも大きな原因だが、サーブアンドボレーヤーに回帰するためにはウエイトの軽さと、軽やかなフットワークが必要条件になってくるだろう。
でも、最近、何食べてもおいしーんだよなーーー、だれか助けてーーー俺の食欲を止めてくれー。


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ビンセント