テニスとゴルフの日記

2001年10月26日(金) ワングリップスタイル2

昨日で4日目の試運転。
大分様になってきたとは思うが、如何せん長いことオープンスタンスで打っていたのでクローズスタンスの窮屈さに慣れきらない。
仕上がりとしては4割程度だろうか。

やはり利点はアプローチからのネットプレーへの移行が実にスムーズでバランスが崩れないところ。ゆっくりボレーを打てるイメージが強い。
今までは第一にいいアプローチを打たなくてはならない!と思っていたのでその点ではプレッシャーが少ない。
フォアにしてもバックにしてもそれぞれフラット、スライスのアプローチショットになるためにドライブ系統のアプローチよりボールが浮かない。
そのため非常にパスを見やすい、相手は打ちにくいだろうことが予測される。
隠れた利点だがかなり深いところまでコントロールできるのでこの点も今までよりもネットプレーには有利である。
だたしアプローチが浅くなったり、センターでとらえられなかったときには最悪でこのときは伸びない上に遅いのでネットポジションすらキープすることが難しい。
アプローチのコースと深さ、これにボレーを組み合わせて初めて効果が出てくるスタイルであることを再認識した。

バックハンドのスライスはやはり今まっでの悪い癖というか厚めのグリップでインパクト後にリストを積極的に使ってトップスピンを打つスタイルだったのでどうにもインパクトの瞬間でのロックが甘い上に面がきっちり立っていないことが未だ多いため若干横にスライドする。ボールをしっかり見ていないことと姿勢が完全に低く保たれていないことと合わせて納得する出来にはほど遠い出来であると思う。

フォアハンドはある程度のラリーにはついていけるようになってきた。
しかし、スタンスの問題のさることながら体が速く開いたり、リストを使ってしまう癖が未だ抜けないため情けないショットも多い。
最終的に理想型に近づいてもグリップからくる打ちにくさは残るがそれにしても未だオフセンターでのショットが多いのは情けない。

ボディーバランスは少し良くなってきたがどうしても力みが出てしまうことがありこれはあきらめと慣れが必要だ。
今まではよりいいボールを常に求めていたが、このスタイルでは相手のパーフェクトなボールには如何にして丁寧にかわすかが勝負所で、ここで今までのように無理してカウンターを狙ったりするのは不可能であることを自分の中に浸透させなくてはならない。

まだまだ我慢のテニスは続くな。


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ビンセント