テニスとゴルフの日記

2001年05月31日(木) 少しずつ上がってきたな、調子

今年の目標はまず試合に耐えられる体を作ること、が最初のテーマ。
愛犬の散歩をかねて走り込みを密かに行っているが実感めいたものは感じられないまま本番を迎える羽目になったなーと先週あたりは思っていたし、実際ちょうどスランプに陥っていたストロークの調子が戻りかけてきたと感じ始めたのも同じ時期。
ダブルスの難しいところはやはりペアがいること。
いくら僕が戻りかけたストロークの練習を中心にしたいと思ってもペアは試合に備えてゲームをしたがる、そういう行き違いみたいなものがあって先週にやった練習試合はさんざん、もーテニス辞めようかと思っちゃいましたねー。
 まーそれぞれ試合に対して考え方は違うわけで、彼はもう小一時間の練習では何も変わらないタイプだし、元々ダブルス中心のショットや考え方を持っているので多少の調子の善し悪しは無視してゲームができるタイプ。
僕は正反対にある程度自分の納得できるレベルまでできていなければ何もできないし、はっきり言ってフレームに当てようが引っかけようがポイントとれればOKじゃん、と考えられるタイプではない。
 よってこんな状態で試合に出るなら勝てる気しないし、まずもって自分がいやになるのは目に見えている状態での練習試合敢行だったため気持ちも乗らないし、最初から勝つつもりで望んでないからいいプレーも出ないから、やっぱり終わった後イヤになっちゃった。
 とりあえず、今年の最初のテーマである体を作ることが予想以上に進まなかったので普段の練習でもどこかフルショットしないようにセーブしているところがあってそのまま試合のシーズンが来たので仕方なく無理矢理仕上げに入っているという日々を過ごしているなー、このごろは。

こういったことがあって学んだことがいくつかあったので忘れない内に記載。
一つがやっぱりやりたくないものはやるべきではないこと。
ペアだろうが何だろうがやなもんはイヤ、というべきだな。
要は試合に対して何を一番重要視するかというのはそれぞれ考え方が違うはず。
それを曲げてまで(まーこだわりの深さによるけどね)合わせてもろくなことないわな。第一プロじゃないんだから出たくなければ出なくてもいいはずだ。
それにダブルスは嫌いだ、ダブルスが嫌いでわざわざシングルスのある硬式に転向したのになぜダブルスばかりやらなくてはならないのか、と言うものが僕の根底には常にあって、これはなかなか変わらないだろうと思う。
 練習はあくまでも練習だから(練習試合は別)テニスには違いないが、今までダブルスはやったことがないし、わざわざクロスコート限定でボレーストロークの練習をしても単純に技術は上がるかもしれないけどそれはあくまでもダブルスの練習にすぎないと思う。シングルスでのサーブアンドボレーでは基本的にオープンコートに球足の長いボレーを流す、という技術が必要になってくるが、これはダブルスでは必要ないし、流してもそこに前衛がいるから流したらだめだろう。
だから、ダブルスでサーブアンドボレーをすると常に「なぜ人のいるところにボレー打たなければならないのか?」という違和感が常につきまとっている。
これはリターンするときも同じ。今までずーとオープンコートをねらい、人より早いボールを打つことに生き甲斐(言い過ぎ)を求めてきたのに、ダブルスではそれを否定される(ペアにだが)。これはもはや見過ごせない領域にまで進出されてきている、なぜならショットそのものがコンパクトになってきて、正確度は増すが威力、スピードは落ちるからだ。自分のテニスが変わるのは許せないな。
次の試合が終わったら本気で考える必要があるとマジで思う。
あくまでシングルスが好きで、ダブルスはどーでもいいのだ。両方勝てるに越したことないのだろうが、そんな器用な真似はできん。勝つことよりも自分のしたいやりたいテニスをするべきだと再確認した。まーペアには悪いが家族の「どっかつれてって」攻撃も鋭くなってきたし、正直少しテニスから離れる(試合のために練習する)時間も必要な気がするな。たまには休むのも一つの手だろう。


 < 過去  INDEX  未来 >


ビンセント