Espressoを飲みながら

2002年08月29日(木) プ−さん です。

 台風15号の影響か、風が強い。
ここは山手の風致地区なので、余計にそうだ。

吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ

昔習った百人一首とか思い出したりする。

 
 9月から再びプ−さんになる。
別に6月から8月までム−ミンをしていたわけではないけど、
それでもプーさんになってしまう。
6月から8月まで私が何をしていたか知りたい方は、過去の日記を参照。

プ−さんと言えば、私の大学で一番授業の面白かった丹生谷 貴志教授の
「家事と城砦」と言う本を買った。教授はいつも、腰にクマのプーさんの
マスコットを付けて、大学までハーレーダビッドソン(!)で通っていた。

久しぶりに彼の文章が読みたくなり、ジュンク堂でとりあえず置いてあった
著書を購入した。名著「死体は窓から投げ捨てよ」は置いてなかったが、
「家事と城砦」はそれより新しい本。文章にはところどころ難解に感じ
られるかも知れない部分もあるが、慣れると決して読みにくくはない。
第一章は、「雲の肯定」というテーマで、ジル ドゥルーズの哲学が
称揚しようとする「雲の全面的肯定」について書かれている。

まだ読んでる途中ということもあり、論評は差し置き、「雲」について
簡潔に記述された同書のp7の一行目より引用することにする。

---陳腐な例だが、雲が或る形象に見える時、その形象と雲を形成している
水滴群のランダムな運動−衝突−変動性という事実は対立矛盾する訳ではない。−−−





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空遊 [MAIL]

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