| 2002年07月20日(土) |
御影から姫路まで往復サイクリング |
朝起きる。通学しようとした。 よく調べてみると、というか考えれば分かることだが、 今日は祝日なので休みだった(笑)。
今日一日どう過ごそうかと、、、。 金回りの良い時には美味しいレストランに行ったり、 遠くに出掛けたり、ショッピングしてたりもするのだが、 生憎そんなに手持ちの残っていない今日この頃。
しかも、水曜日に期待して行った梅田阪急ダイニングステージ 4階のポンテベッキオがまさかのおおはずれだったので 新しい店に食べに行くのに積極的になれない現在である。 私は飲食店についていい加減なことは書きたくないので、 何がどう自分の好みに合わなかったかは、具体的に書いておく。
1.ウェイターの姿勢・態度が良くない。 言葉の発音も不明瞭で聞いているのが分かり辛かった。 その上耳も遠いのか、「パンを持って来て」と言うと ウェイターは「取り皿ですね」と答えた(爆)。 なぜわざわざ「パンを持って来て」と言ったかというと、 パスタの前に持って来るべきパンをパスタを出した後も忘れていたから で、しかも何度も頼んでもなかなか持ってこなかった。
2.パスタの茹で具合。 なぜか分からないがふにゃふにゃの茹で過ぎだった。 まるでカップラーメンのように柔らかかった。 テレビ等では、「パスタにはこだわっています」と宣伝されていたので 正直ショックであった。
3.料理を持ってくるタイミング。 テレビ(ちちんぷいぷい)では、客をさばくために工夫がなされている 様子が放映されていた。場所柄もあり、短時間にたくさんの客をさばき たいようであった。そのせいだろうか、一つの料理を食べ終わる前に 次の料理を持って来たりする。例えば、パスタを食べ終わる前に、 メインディッシュを持ってくる。その結果として、折角のメインディッシュ は冷めてしまう。客がその料理本来の美味しさを味わえないような料理の 運び方をどうしてするのか?
4.メニューの左側に記載されているワインのチョイスには疑問。 試しにフランス製白ワインのミニボトルを注文してみたが、 はっきり言って安ワイン丸出しの味。安くて美味しいワインがたくさん あるのに、安くて不味いワインをメニューに載せている。
まとめ:何よりもサービスの悪さが目立った。いくら安くした分手を抜かざる を得ないところがあると言っても、サービスでここまで客の神経を逆撫で してはどうしようもない。この店の本店はかなり高価な料理を出すそうだが ランチで2000円というのは常識的に見て決して安くはない。それなりに 美味しく食べられればいいなら、800円や1000円でいくらでも美味しい店が ころがっている。2000円をランチに払わせるのなら、サービスもそれに 相応しいものにするべきである。何も一流ホテルのホテルマンのような サービスを要求しているわけではない。注文をちゃんと聞いて、適切な タイミングで運ぶという全くの基本。それが出来ていなかった。 ちなみにこの後新しく出来たスタバに行ったが、とてもしっかりした接客 だった。丁寧で、親切だった。
なお、散々だったこの店も、食後のエスプレッソについては流石と 思えるほど美味しかった。デミダスカップもデザインのいいセンスのある ものを使っていた。デザートにも問題は無かった。 メインディッシュのローストビーフについては、おいしかったが、 若干胡椒その他の調味量がかかり過ぎている感があった。
話を元に戻す。 今日一日をどう過ごすか?。
結局サイクリングに行くことにした。 あれこれコースを考えたり、地図を見たりするのも面倒なので、 とりあえず須磨・舞子方面を海沿いに走ることにした。 晴れた日のこのあたりの景色は素晴らしい。
御影から西へ、西へとどんどん進む。県庁前までは通勤ルートだったので 至って慣れたコース。途中県庁前でチェーンが外れて、直していると 神戸栄光教会(キリスト教)の中から出て来た御婦人が 「どうぞお使いください」と真っ白な雑巾を渡してくれた。 「後は捨てておいて構いませんから」と言い残して去っていかれた。 手を汚さなくても済むようにとの暖かい心使い。 どうもありがとうございました。あなたに主の御加護のあらんことを。 なおこの雑巾はその後もチェーンが外れる度に役立つのであった。
その後も、何度も通ったことのある道を進み、 須磨浦公園までは楽勝。舞子のあたりで景色をみながらくつろぐ。
しばらくしてふと考えた。「これからどうしよっか?」 以前に明石の魚住までは自転車で行ったことがある。 今日はまだ時間も早いし、、、、、、、。
「姫路まで行ってしまえ!」(爆)。 私の内なる声はそう告げるのであった。
知らない道で迷うのは嫌なので、国道2号線をひたすら進む。 神戸市内とは違って、信号も交通量も比較的少なく、快適速度で 巡行できる。実は今週の木曜日に三宮の東急ハンズでProfileの Boxerというバーエンドバーを購入したところだったので、 その効果を試すと言う目的もあった。実際使ってみたところ、 なかなか握りやすく、サイクリングが随分楽になった。 気分はブルホーンハンドルである。
しかしさすがに姫路は近くはない。遠いと言う程ではないが、 近くもない。神戸市→明石市→加古川市→高砂市→姫路市という 順番であるが、それぞれ東西に長い(高砂はそんなに長くないかな)。
姫路市は、神戸市、西宮市、尼崎市と並ぶ兵庫県内の政令指定都市で あるが、市の周辺部の田舎っぽさは群を抜いている。 良く言えば、市の周りに自然が残っている。
目的の姫路市に近付けば近付く程、田舎っぽくなっていくので 道を間違えているのでは無いかとちょっと不安になった(笑)。 道案内を信頼して進んだら無事着いたので問題なかったけど。
姫路城を少し見て、Uターン。
街を観光するとかよりも、走ること自体が目的って感じだったので。 帰りはさすがにほんの少しペースダウン。でも太陽が下がって来たので 暑さも減少。のんびりとした良いサイクリングだ。 行きはスピードを落とすと暑くなるので、極力ハイスピードで進むように していたのだ。
家に帰ると、日焼けに改めて気付く。ぬるま湯のお風呂に浸かる。 その後スペイン風に、オリーブオイルを塗ってケア。 (スペインでは蜂に刺されてもオリーブオイルを塗る習慣があるくらい)
帰宅後、Yahooの路線情報で調べると、御影-姫路間で片道62.8kmも距離があることが 判明。これは鉄道の距離。鉄道は、特権的と言っても良い程に最短距離を 走っているものなので、実際には片道70?、往復にして140?くらい 走ったのだろう。
日々のコンピューターストレスは綺麗にリセットされた(笑)。 明日からまた学校だ。
|