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2002年08月26日(月)
 貧血。


夕方のことです。
買い物の帰り家路を急いでいると、
車道を挟んだ向かいの歩道に不審な男性が居ました。
ブツブツブツブツ独り言を言いながら、こちらを見てはニヤニヤしているのです。
目を合わせるのが怖かったので、気にせず家路を急ぎました。


車の行き来が途絶えた時のことでした。
その男性が両手を振り上げてこちらに走って来たのです。
そして、ワタシを追って来るのです。
うわぁーうわぁーと叫び声を上げながら。


運悪く、人通りも途絶えています。
ワタシは怖くて逃げました。
両手両肩に1週間分の食料を抱えながら、一心不乱に逃げました。
声はどんどん近づいて来ます。


なんとかマンションの敷地内に入り
鍵を開け、エントランスの中に入りました。
自動ドアに映ったワタシの顔は蒼白でした。
エレベーターの中で、ワタシの身体は震えていました。
体が凍えていました。


なんとか家に着き、
玄関の鍵をかけたところでワタシの意識はなくなりました。




















気が付くとワタシは玄関に倒れていました。
体中から脂汗が出ていました。
そして、買ったはずの4個で100円のタマネギが、
2個しかなくなっていました。















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