隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

引き続きfra-foaよろしく。

続き。

国語の授業。

はいはいみなさん今日は抜き打ちテストです。はいはいお静かに。ちゃんと授業に参加していた人には簡単な問題だから心配しないで管さい。そこで私語ぶっこいてる下田！殺すわよ～♪鞭で死ぬまで打ってね。･･･なんで嬉しそうな顔すんのよ。まったく最近の糞餓鬼はどーにかしてるわ。

でね、ホントは２０問くらい出題したかったんだけど、先生、優しいから、１０問で我慢しました。おい、そこのD'z！教室に豚を持ってくるなって逝ってるでしょう？あとで第８監禁室にきなさいね。ほら、そこ、ウットリしない！

ち。テストかよ。題材は前回まで授業で扱っていた毒日記「諸悪の根源こぼれ話」から、「天国への階段」だ。ふん。楽勝だぜ。

１．「6808ee808d7b43b673349897f00f5e84」や「5cbd3f6c1e1b61a2e9089f6d7a3ffc36」などの記号はどこからコピペしたものか、答えよ。

２．「天国への階段」という題名をつけるきっかけになった掲示板のレスを答えよ。

３．文中の「俺」は誰か答えよ。ヒント：「不落老人」じゃないよね

４．「メール送信ボタン」を押したのは誰か答えよ。

５．「コラール」は誰が作曲した何という曲か答えよ。

６．「100人のうち～」の出典を答えよ。

７．「愛しい～」の一文、およびショパンの段落にこめられた作者の思いを答えよ。

８．「せめて～」の一文は何に影響されて書かれたものか、答えよ。

９．ショパンの曲名が、一部故意に誤変換して記述されている。てきとーに答えよ。

１０．このテストに答えてください。

裏山から轟音が響いてくる。今日も爆撃は続く。過去最大規模。きっと明日も最大規模なんだろう。ちょっとずつ痛さを増していくなんて、なんて悪趣味な連中だろう。まあ、あの女教師みたいに、いきなり八つ裂きってのも困るけどな。それようの牛を飼い慣らしてるらしいからな。牛解体業の娘だけある。

毎日、牛が機械的に殺され皮を剥がれ脊髄を抜かれ真っ二つに割られ加工されていく様を見てると、人間が一人死んだ百人死んだとかいうことが、どうでもよく感じたりするのかな。牛解体なんて残酷の極みじゃないか。人間が人間を殺すなんて他愛も無いこと。

はいはい時間ですよ。えんぴつをおいてください。一番後ろの人集めてきてねえ。答え合わせは明後日やる予定だから、自信が無かった人は覚悟してきてくださいね。

今日の給食はみんなの大好きな猫です。目玉まで残さず食べましょうね。ふふふ。どうしたのコザル君。青い顔して。もし残したら、わかってるでしょう？ふふふ。

そうそう、私ね、パイプラインで895点出しちゃったの。すごいでしょ～。900点まで逝ったら神よね。3点差で1位を逃したの。1位、誰かしら。見つけたら凌遅刑にしてやるわ。

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清の時代まで行われていた凌遅刑の写真がジャケットだった、John Zornのアルバム、いつの間にか無くなってた。誰か買ったんだな。ついついあの店にいくたんびに見てしまった、あのCD。売れたんだ。ちょっと残念。

続く。