フォーリアの日記
目次過去の日記未来の日記


2008年12月29日(月) 北京旅行3日目

大変天気が良かったのですが、風があって気温が低く、大変寒いのです。

朝、まず天安門広場へ行ったのですが、来賓が来ていたらしく、中へ入ることができませんでした。
来賓が見えたので外から見物。

それから世界遺産「故宮」の見学です。
天安門広場の正面にある門が(もちろん天安門ですが)故宮へ入るにはまずここから入ります。
中は大きく2つに分かれていて、南側は朝と言って行政を行うところ、北側は廷と言って皇帝の居住区となっています。
二つ合わせて朝廷だそうです。

中はとにかく広く、建物も壮大です。
建物の朱がみごとです。
写真をたくさん撮りましたが、
あまりにも広大な建造物を想像できるような写真がなかなか撮れません。

門はそれぞれの役割を持つ広場の各区画ごとにあるのですが、
それらが皆南北一直線上に建てられているので、北風がビル風のように吹き抜け
ただでさえ冷たい北京の空気を容赦なく浴びせられて寒いの何の。
毛皮の縁どりのあるのフードをエスキモーのごとく被りっぱなしですが、
そんな格好の人は大勢いて目立ちもしません。
夫の温度計はまた凍っていました。

午前中は「朝」の方だけ見て出て、一旦出て昼食に行き、
午後に「廷」の方を見ました。
こちらは大勢の居所なのでひとつひとつの区画は壮大というものではありませんが、
このなかに皇太后、皇后を始め、大勢の妃たちがそれぞれ住んでいたというのがすごいことです。
それぞれがそれなりの広さを占めていたのだから、敷地は広大です。

中にある時計博物館や、宝物館も見ました。
古代の遺跡と違って比較的新しい物なので、宝物も綺麗で現代人の間隔にも通じるものがあります。

そこを出てから、翡翠の宝石店へ連れて行かれましたが、申し訳ないけれど何も買いませんでした。

そのあと輪タクに乗って胡同という庶民の町を見学、
路の脇の湖は凍っていてスケートをしていました。
そこで何かの撮影をしていたため、ちょっと輪タクを止められました。
鼓楼に登ってちょうど太鼓を鳴らす時刻になったので太鼓も聞いてきました。(3分ぐらい)
鼓楼、鐘楼というのは故宮の真北にあって、鼓楼には太鼓があって、鐘楼には鐘があり、
昔は朝の5時には太鼓を、夕方3時(だったか?)には鐘を鳴らしたそうです。

その後は早めに夕食。
北京料理ということですが、ガイドの許さんも初めての所なので何が出るか知らないそうです。
外観は北京料理と言うには少しモダンな感じで、中はかなり落ち着いた雰囲気で照明は暗めです。
出てきた料理はかなりアレンジされたものだと思います。
落花生を日本の煮豆のように煮た物や、ビーフシチューのようなもの、
ふかひれスープもかなり洋風の変わった味です。
ただでさえ食べ過ぎ気味で、美味しい物でもいろいろ残しているのに
最後にラーメンが出てきたのですが、これが美味しくて全部食べてしまいました。

そのあと王府井という繁華街に連れて行ってもらって、そこでガイドの許さんと分かれました。
寒くて寒くて歩くのもやっとなので、そのへんのみやげ物店に入り込んで、お土産を買ってしまいました。

ホテルまでは20分ぐらい歩いて帰りました。
かなりの官庁街なので途中、北京市人民政府とか、人民解放軍(?)などあり
北京市人民政府の入り口の写真はとりましたが、
人民解放軍の入り口の写真を撮ろうとしたら止められました。


フォーリア |HomePage