フォーリアの日記
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今日の北京の朝は曇っていて昨日よりかなり冷え込んでいます。 私の腕時計は、昨日手動で北京時間に合わせたのに 今朝見たら日本時間になっていました。 電波受信ONにしたままなので、日本の電波を受けてるようです?
朝8時半に万里の長城に向けて出発予定ですが、 少し早くロビーへ下りたらもうガイドの許さんが来ていて、 近くの郵便局の隣の電話局で携帯のSIMカードが買えるかもしれないと、連れて行ってくれました。 しかし電話局は9時にならないと開かないので諦めてホテルへ戻る途中のスーパーに寄ったら そのスーパーの携帯コーナーに売っていて、売り場の担当者がいなかったのですが、 5分ぐらい待っていたら担当者が来て買うことができました。 その場でメールを送って帰ってきたメールに返信すると6ヶ月に延長できるというのですが 普段使わないGSM携帯での操作が上手くできずに手間取り、売り場の人の携帯で操作してもらいました。
さて、ホテルに戻ったらすぐに出発です。 万里の長城(八達嶺)まで高速も使って車で1時間半ぐらい? 車を下りてからロープウェイで北八楼の手前まで上がって、 そこから北八楼までかなり急な勾配を登りました。 登るのも怖いくらい急なのですが、下りるのは更に怖い。 手すりが有るのでつかまりながら下りました。 気温はかなり低く、観光客は皆かなり重装備で寒さに備えてきています。 夫が持っていた「水に浮いている方位磁石」の水が凍りました。
そのあと、反対側の楼まで続く路を途中まで行って戻りました。 かなり一生懸命歩いているのに、手はかじかみます。
長城とそれが築かれている山々はさすがに壮大です。 しかし、雪が舞い始め、遠くはかすみ、あまり見通しはよくありません。 帰りは下界まで歩くという選択肢も有りましたが、急な方へ登ることを選択したので時間がないので ロープウェイでおりました。
車で少し戻ったところにあった関所の遺跡を撮影して、 またずっと北京市内に戻って昼食を食べました。
その後行ったのが明の十三陵です。 全体で80平方キロメートルもあり、明の永楽帝以後13代の皇帝皇后の陵墓となっています。 初めにこの地を定めた時にすでにこれだけの敷地を確保したのだそうです。 長陵(世祖永楽帝)、定陵(十四代神宗万暦帝)、総神道(長陵の神道)を見学しました。 長陵の宮殿には定陵から発掘された副葬品が展示されています。 定陵は発掘されていて地下宮殿も見学できます。 偶然にも地下宮殿入り口の位置を記した石版が発見されたことから発掘することができたそうです。 総神道は長陵の神道なのですが、全体の神道でもあるので総神道と呼ばれるそうです。 両脇に6種類の動物(霊獣)が左右一対と更に立像と伏臥像があり全部で四体ずつあります。 左右2対で番をしているのですが、ずっと立っていると疲れるので交代するのだそうです。
それからオリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」が見えるところを通ったのでちょっと止まって撮影。 市内の中国茶の店で中国茶を飲んで、お茶も買いました。
夕食は北海公園内にある彷膳飯店(←彷ではなく本当はにんべん)で宮廷料理。 そのあと湖廣会館で京劇を見ました。
ホテルに戻ってちょっと外出して、夜の前門や天安門などのライトアップを遠目にながめてきました。
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