NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ 気狂いピエロ@超ぶっちゃけ ■


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貝殻をひろった

貝殻がきれいだったから


それをもって帰って机の上に飾った

貝殻はずっとそこにあって

やがて私に忘れられた


そのように人をひろってきても

人はずっとそこにいないから

なかなか忘れられない


時には大いに被害をこうむったりする


泣かされない恋なら覚悟もできない

覚悟のない恋はガラスのない窓だ


Natsuwo.G

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私の職場に遊びに来るようになったコウタと、

また連絡を取るようになった。

私は、彼氏がいるコトを伝えた。

初めて職場に来た時、コウタは彼女と一緒だった。

彼女は遠くから私たちが話しているのを見ていて、

私のコトを"怖い"と言ったらしい。

何度か言われてるから慣れてるけど。

私たちが一緒に遊んでいた時から、

ずっと付き合っている彼女だと聞かされた。




あの頃、コウタに彼女がいるコトは知ってた。

でも、知らないフリをしてた。

知らないフリをして、コウタに告白したコトがある。

私と自分の友達との仲を取り持とうとしていたコウタにできる、

唯一の足掻きだった。

その後、コウタたちとは連絡を絶った。

友達はマリファナに逃げたとかなんとか聞いたような。

関わらなくて良かったと、心から思った。(酷)




地元に帰って来たばかりで仕事に就いていなかったコウタと、

休みの日に遊ぶようになった。

大学を卒業してからずっとバイト生活をしていた大仏と、

私の為に、ちゃんと仕事に就くと言ってくれたコウタを比べ始めてた。

よく職場に遊びに来ていたコウタは、

用事がなければ顔を出さない大仏よりも、

職場の仲間に知られていた。

職場の友達と話をしているうちに、

大仏に感じていた不安は、迷いに変わった。

今まで自分に言い聞かせていたコトを忘れて、

周りを見始めたのは、この時。




コウタだけじゃなかった。

入社してきた日に仲良くなったナオさん。

ナオさんが入ってから最初の呑み会に、

『まだ仲がいい人が居ないから出ない』と言ったのを、

強引に誘ったのは私だった。

別に狙ってたワケじゃなくて、

一緒に呑めば、少しでも早く会社に馴染めるかと思ったからなんだけど。

ちょっとでも席を離れると、

『いなくならないでよ。』と、

トイレにまでついて来るナオさんは可愛くて、

意識して距離を置くようにしてた。




友達に、「ナオさんとはどうなの?」そう聞かれて、

「最近話してないや。避けられてるかも。」と口走ると、

「ナオさんも同じコト言ってたよ。」って言われて、

ソコにタイミング良くナオさんが現れた。

「観音もあんたと同じコト言ってるよ。あんたっち、中学生みたいだね。」

そう言って友達はサッサと仕事に戻ってしまって、

この状態で置いてかないでくれと

泣きそうなくらい恥ずかしい気持ちになった。




自分の気持ちが、まるで見えなくなって、

初めて、どうしていいか分からなくて友達に相談した。

『少し離れて考えてみたら?』

当たり前のような結論を出して、

私は、大仏と別れるコトにした。

伝えた時、涙が止まらなかった。

好きな気持ちが無くなったわけじゃない。

でも、こんな気持ちのままで付き合っているコトが、

私自身、許せなかった。




と思ってたけど、

本当は遊びたかったのかもしれないね。



2002年11月11日(月)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。