武ニュースDiary


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2015年07月07日(火) 「GQ台湾」6月号・3●新予告編

また少しずつ。


まず自分が納得しないと

技者として、金城武はまず自分できちんと納得しようとする。
役に説得力が感じられないと彼はやらない。
ピーター・チャン監督は「武侠(捜査官X)」のプロモーションでインタビューを受けたとき、
出演させるのが一番難しい俳優は金城武だと言ったことがある。
いつも脚本を読んではまず断る。
出演をOKした後も、一連の「なぜこの役が必要なのか、
削ってしまったほうがもっと良くなるのではないか」といった考証過程が続く。

「そうなんです、ぼくは監督にずっとこう聞いていたんですよ、
ねえ、監督、どうして僕のこの役がなくちゃいけないんですか? 
削ってしまえば、脚本はもうそれで完全に成立するでしょう、って」
その後、監督と少しずつ話をし、次第に徐百九という役をより理にかなったものにしていった。

撮影に入ってからも、彼はまだ自分がちゃんと演じられていないと感じて、
行き詰まっていた。現場のスタッフの四川訛りを聞くまでは。
「それがどこの訛りかはわからなかったけれど、とてもいい感じだと思ったので、
徐百九に四川訛りを喋らせることにしたんです。監督もいいと思ってくれて」
こうして我々が「武侠」で見た方言丸出しの金城武が生まれたのである。
「現場ではでたらめに喋っていたから、後でアフレコするとき苦労しました。
分かる人は滑稽だと思うでしょうね、でたらめだから」

ぜアクション映画にあまり出ないのか質問したときも、
自分が納得できないとやらないという考え方は同じだった。
「昔はやりましたよ。でも、後になって自分が中途半端な演技だなって感じたんです。
武術を習ったことがあるのとないのとの差は大きい。
本当はアクション映画は好きなんです。
でも、その動きやってみろと言われたら、動けないなと感じる。
観客が気にするかですって? わからないけれど、自分が観客なら気になります」
(続く)



新予告編   17:20

2つ目は澤坤と雅子特集だったので、番外として、
全員が出てくる正式な予告編がYouTubeにアップされました。
これはちょっと期待してしまう仕上がりですね。
字幕が繁体字です。

   

武のいた永遠さんが、綺麗な映像を紹介してくださっています。
全画面で見ると迫力あります。→こちら


   BBS   ネタバレDiary 12:30


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